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2024年9月の読書 矢崎存美さん祭に突入月

2024年10月14日 13時13分00秒 | ★★★毎月の読書まとめ

読んだ本の数:7
読んだページ数:1648
ナイス数:151

NNNからの使者 猫は後悔しない (ハルキ文庫)NNNからの使者 猫は後悔しない (ハルキ文庫)感想
再読)読むのをやめられずほぼ一気読み。そして終わった後しばらく自らを省みるというか考え込んでしまった。ラストがはっきりと見えているから辛くて切なくてけれども、彼女にとってはこういう「機会」を貰えたことは幸せでもあったのか、な。周りは最後まで振り回されているけれど、でも最期をこうして受け止められたのだから。最終章をミドリ視点で描かれていたのが沁みる。逝く人と残される人。どんな形であれ後悔は残る。
読了日:09月30日 著者:矢崎存美
NNNからの使者 毛皮を着替えて (ハルキ文庫 や 10-11)NNNからの使者 毛皮を着替えて (ハルキ文庫 や 10-11)感想
再読)副題の毛皮を着替えて。素敵なことばとともに、別れともう一度の出会い?を綴って。不思議はある、と結構信じてる私は色々引っかかる「人」の様子にもどかしさなぞ感じつつ、ミケさんの働きと人のこころの変化をハラハラドキドキしながら追いかけた。現代の人間社会の闇を盛り込みながら、絶対的に可愛い四つ足の生き物=猫さんたちが幸せになることから視点をずらさない幸せさ。独特な世界観のシリーズだけど私は好きだと改めて思う
読了日:09月29日 著者:矢崎存美
NNNからの使者 あなたの猫はどこから? (ハルキ文庫 や 10-10)NNNからの使者 あなたの猫はどこから? (ハルキ文庫 や 10-10)感想
再読)が初めてなのにびっくり。1巻はもう4回読んでるのにw 今回は人側がかなり苦しい状況なお話があり容赦ないな(流石です)と思いながら、でもちゃんとNNNネットワークで救われていく姿にほっとさせてもらって読む。ほぼ移動電車内で読み、危うく涙…なお話もあって、これだよなぁ、これが矢崎存美ワールド!と堪能。こころが軽くなる、というよりなんだろう。重さはそのまま、でも上手に片付けられた、ような感覚だった。
読了日:09月26日 著者:矢崎存美
NNNからの使者 猫だけが知っている (ハルキ文庫 や 10-9)NNNからの使者 猫だけが知っている (ハルキ文庫 や 10-9)感想
再読)ぶたぶたさんにちょっぴりひょっこり顔をだしたミケさんにちゃんと会いたくなってこちらにコース変更。といっても読んでいてリアルに苦しくなりつつほっとしてあったかい気持ちを貰えるのは一緒。厳しいことも描いていたりするのにこの2つのシリーズはいつも最後にあたたかさをもらえる。だから読みたくなるし読んで心にもらえるものが毎回ある。
読了日:09月23日 著者:矢崎存美
ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫 や 24-26)ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫 や 24-26)感想
再読)シェアハウスの住人たち。そしてシェアキッチンに集まる人々。住むことを選ぶ人、住まないことを選ぶ人。集うことが出来たことで変わっていく人。ぶたぶたさんの周りに集まるそんな人たちの今まで、今、そしてこれから。そこが気になる。そこに居る。変わらず居る。それがどれだけ大切なことなのかを考えながら。
読了日:09月20日 著者:矢崎存美
ぶたぶたのティータイム (光文社文庫 や 24-25)ぶたぶたのティータイム (光文社文庫 や 24-25)感想
再読)「心が渋滞したら、ぶたぶたさんに会いに行こう。」帯の言葉に惹かれて電車内の友に選んだ久しぶりのぶたぶたさん。自覚はなかったのになんだかとてもとてもホッとした読書になった。ガチガチだったみたいです。こころ。毎回かなり入れ込んで読むけれど、今回1番するりっと届いたのが最後のお話だった。これは…年齢のせいかなぁ😅疲れていた心をほぐされて読んでいる間とても気持ちが安定しています。ってことで次もぶたぶたさんリハビリしよう。
読了日:09月09日 著者:矢崎存美
真夜中のマリオネット (集英社文庫)真夜中のマリオネット (集英社文庫)感想
本屋さんでサイン本が置いてあってつい手にした一冊。知念さんらしいな、と感じつつ読み進める。サクサクいけて初心者さんにも手にしやすいお話、かな?あ、ちょっとグロ入ってるからそこはお気をつけて、ですが。個人的には定型でああやっぱり、なラストでしたがその行動の意味?を最後にはっきりと知れたことはよかった。そしてスケープゴートが実は…な点には驚かされました。ほだされた形かと思っていたから。彼も彼女たちも、、哀しい、ね
読了日:09月05日 著者:知念 実希人


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