梨木 香歩 作・木内 達朗 絵
理論社
梨木さんの、絵本です。
帯に「・・・あなたがその恨みを手放さぬ限り・・・」と、ある通り、
これは、とうきちという百姓の若者の、前世からなる恨みと、その先の物語。。
ある、青白い月夜の夜。その一夜に起こる不思議なお話。
人を恨むこと。
人を許すこと。
人に報いること。
この3つが淡々と描かれる、暗いトーンの絵と文章。
梨木さんの長編ばかり読んできましたが、それがぎゅう~~~っとつまって、1つの絵本に出来上がっている。
すごく、単調で、ものすごく奥が深い作品でした。
久しぶりに、じっくりと、ゆっくりと、1つの物語を読み終えた気分。
穏やかにゆるやかに、この先のとうきちと名主親子は生きていくのでしょう。
土と共に。月と共に。
理論社
梨木さんの、絵本です。
帯に「・・・あなたがその恨みを手放さぬ限り・・・」と、ある通り、
これは、とうきちという百姓の若者の、前世からなる恨みと、その先の物語。。
ある、青白い月夜の夜。その一夜に起こる不思議なお話。
人を恨むこと。
人を許すこと。
人に報いること。
この3つが淡々と描かれる、暗いトーンの絵と文章。
梨木さんの長編ばかり読んできましたが、それがぎゅう~~~っとつまって、1つの絵本に出来上がっている。
すごく、単調で、ものすごく奥が深い作品でした。
久しぶりに、じっくりと、ゆっくりと、1つの物語を読み終えた気分。
穏やかにゆるやかに、この先のとうきちと名主親子は生きていくのでしょう。
土と共に。月と共に。