のんびりぽつぽつ

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下谷万年町物語

2012年01月19日 23時08分13秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
シアターコクーン 14:00開演 1F後方下手側。


観劇したらその舞台の感想を書くことを、
義務までいかないけど、自分の中でのノルマにしてます。
「ドリアン・グレイの肖像」で舞台の魅力に転がり落ちてから。


でも。
今回は。。。困った。


蜷川幸雄作品を今まで直接観たことがなく、
映像で観てみたときに良くわからない状態が多かったので
生で感じてみれば違うかな?と、目にしたこの作品を取ってみた私。

今日は昨年PTAで一緒に頑張ったメンバーでのおでかけだったのだけれど。。。


下調べを相変わらずしないで出たのもいけない?
だけど。
お話自体が良くわからないまま、3時間半の長丁場が終わってしまった。

物語の流れ、人と人とのかかわり。
部分的には判ったって思ったのに、次の場面で混乱して、
結局どこにいっちゃうの????

という状態。
これでは。

感想が書けませんーっ(涙)

莫迦でごめんなさい。
そして、結局。

私には蜷川作品はハードルが高すぎるんだな、
という落としどころを見つけてしまいました…。


それでも。

あの瓢箪池はすごかった。
1列目どころか、3列目くらいまで客席も水がざぶざぶかかっていたんじゃないかしら?
こんなの初めて!
舞台って、、こんなこともできちゃうんですね。
(ビニールシート必須なんて!!!)

そして、
宮沢りえさんはうまかった。
物凄く長いせりふも、聞いていて疲れない。
昨年12月に行った舞台でも長ぜりふがあったけど、、彼女とは全然違う。
その差に、「なるほど、こうしゃべるんだ」と変なところで納得。
藤原竜也さんは1年ぶりに舞台観たけど、
演出家が違うとまた違う姿を見られますね。
やっぱり彼は映像より舞台の方がいいな、と個人的に思いました。
で、カテコですっかり素のたっちゃんに戻ってて、
その雰囲気の落差にも笑うと同時にほっとして。

カテコはやっぱりこういう感じが好きだな、と思う。


平日の昼間。1回公演のみとはいえ、たくさんの立ち見まで出る盛況ぶり!
蜷川&唐十郎作品の人気ぶりにも驚きました。

この世界を理解できるようになったら、舞台も「通」なんでしょうか。
(かなり遠く険しい道のりだな。)


個人的には、、この舞台とセットで次の新宿の舞台に行った友人さんがうらやましかった~。
(あっちがとっても楽しかったみたいなので。)


まだまだ、初心者はこんな感想しか書けませんでした…とさっ。(凹)