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9月の読書

2010年10月06日 20時44分35秒 | ★★★毎月の読書まとめ
2010年9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4249ページ

■チェックメイト〈後編〉―ブラック・キャット〈4〉 (コバルト文庫 あ 2-17)
あ、そうか。こんな終わり方だったっけ!結局キャット以下主要登場人物はみんなかっこよくていい人。そんな中な山崎ひろふみ・・・。苦手なんです。この人。素子さんはお気に入りキャラみたいですがシリーズ中、許せない!って思うこと多々…。だけど太一郎さんの祖先ってことは伴侶がこれからできるんだよなあ、って思ったら、あ、そうですか。Uさんですか!ビックリするあたり私、本当にラストを覚えてなかったんだ。ちょっと満足しました。
読了日:09月29日 著者:新井 素子

■チェックメイト 前編 ブラック・キャット(4) (コバルト文庫)
前作キャスリングから実に9年。でも内容的には連続した1冊にまとまっててもOKなお話。タイトル通りチェックメイト。謎だった部分をはっきりさせてある意味千秋とひろふみがほんとにトラブルメーカーの実力発揮して…?後半に続きます。(オチを今の段階で思い出せない。。。あああトリ頭!!)
読了日:09月27日 著者:新井 素子

■キャスリング〈後編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫)
正直、あれ?こんなにあっさり終わったっけ???と思う私。。この時点で既にラストを見ていたのかもしれないですね。(でもこの後9年またないと完結編がでないんだけど/笑)「星へ行く船」番外編「αだより」も入っています。私の中ではこちらのほうが印象深いのです・・・。
読了日:09月27日 著者:新井 素子

■キャスリング〈前編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫))
あれ?もう秋野警部は同じ姓のもう1人の人物に複雑な思いはしないのか。。猫恐怖症はそのまんまなのかなあ?なんて、ちょっと「…絶句」を引きずる私。今回は本編よりもなぜかあとがきの「先が見えた!」の言葉にショックを受けてる。完結を分かってるくせに、、ね。
読了日:09月26日 著者:新井 素子

■ナイト・フォーク(ブラック・キャット2) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
折り鶴~。不定形でも折れる、片手でも折れるって言ってたよね。素子さん。なんだか読むと当時を思い出してしまいます。が。この頃のお話はほんとに元気だな。あとかぎ締めの日付にびっくり仰天いたしました。うーん。コバルト文庫だ!
読了日:09月26日 著者:新井 素子

■ブラック キャット 1 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
新装版「・・・絶句」を読了して。「グリフォ」の文字にどうしても読みたくなったのでありました。これは本当にスピードつけて一気に読むのがいつもの定番。中編(?)のため、その後についている掌編も、それぞれに大好きです。
読了日:09月23日 著者:新井 素子

■…絶句〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
読み終わった・・・。終わっちゃった・・・。このころのパワフルさが私を本の世界に引き入れたんだよなあ。ラストエピの懐かしさのあまり、この後「ブラックキャット」に突入。。(笑)
読了日:09月23日 著者:新井 素子

■…絶句〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
ああ。上巻が終わってしまった。圧倒的な懐かしさとそして切なさと~な、自分。しかし確かに元気だ!文章からあふれる情景のすべてが元気!新あとがきは当然として(笑)、まさかだんなの短編が更に追加されてると思わなかったからすごく嬉しい。そして。うん。この時点の皆はもう・・・。我慢できない!と思いながらも、拓ちゃんの健気さを認めるだんな。。好きです(こすもすぅ~!!)。元気だけど切ない下巻に入ります。
読了日:09月19日 著者:新井 素子

■図書室の海 (新潮文庫)
SF・ホラー・学園物・・・予告編が一気に読める本っていう印象は変わらず。理瀬シリーズの「睡蓮」はここに収録されてたんだ!忘れてました。先日来気になってたからラッキーでした。「図書室の海」は満足。お父さんのほうに手を伸ばすかな?そして、実際に長編になっていない作品が気になって。。特に「イサオ・オサリヴァンを捜して」グリーンスリーブスという長編、まだないですよね?気になる。予告のみでも非常に楽しめるんですが。。謎が謎のままなんだもの。だから予告なんだけど。。他は「春よ、こい」「オデュッセイア」にも惹かれます。
読了日:09月15日 著者:恩田 陸

■六番目の小夜子 (新潮文庫)
最初はNHKのドラマで。少年ドラマシリーズ再来だ!と思い原作は?と・・・。恩田陸という作家さんに出会う。何回読んでも懐かしい。何回読んでも秋がいい(狙い通り?/笑)。結局「サヨコ」とは何なのだろう。学校という特殊な空間の中でしか起こりえない続き得ないもの。今も続いているのだろうと。。信じたい気持ちがどこかにある。読了後、続けて「図書室の海」に入ってます。
読了日:09月13日 著者:恩田 陸

■ネバーランド (集英社文庫)
「蛇行~」を読んだ流れで。実は何回目の再読かわからない。私は「ネバーランド」のほうがやっぱり好きだ。高校の寮という特殊な場。冬休みを帰省せずに居残る3人+1人。それぞれの抱える重すぎる不安を特殊な環境のなかで4人で解決(?)していく。性別違うけど寮生活経験者には圧倒的な懐かしさがあり、読んでいるときはそのままあの頃に入り込める感覚、そして読み終わる度に確実に過ぎた時間を思い起こす。どうしようもなく現在と過去を同時に感じる不思議な物語。
読了日:09月10日 著者:恩田 陸

■蛇行する川のほとり (集英社文庫)
「真実とはあたしたちが見たいと思っているもののことなのですわ」果たしてどれが真実か。どれをとっても辛い真実に変わりはなく・・・。受け入れた途端に断ち切られた未来を、罪を負わせた大人はただ悲しんで逃げるだけ?一緒に寄り添った子ども達はこれからをどう生きるのだろう。何が真実か誰も確かめられはしないけれど。(かなり感傷的な読後感)再読しないと判らないことがありそうな作品。
読了日:09月07日 著者:恩田 陸

■三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
初読はたぶん、まだ恩田作品をほとんど知らない頃。そして今。改めて読み直すと全編に渡って「ここはあの物語」「この一部はもしかして?」と何気ない1行にシリーズ以外にも読んできた様々な恩田さんの作品を感じ、原点のように思い起こす。まるで恩田陸の世界の交差点に立っているように。同時に。「虹と雲と鳥と」がひどくショックだった。なまじ土地勘がある世界だったこともあるけれど、こんなお話だったっけ。。沢山のお話の輪郭がぼやけてまとまってまた分かれていく。
読了日:09月03日 著者:恩田 陸


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