のんびりぽつぽつ

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第40回『日展』

2008年11月27日 18時49分48秒 | ぽつぽつぽつ
勤労感謝の日。
上京してきた父と一緒に六本木。国立新美術館で開催中の「第40回日展」を観に行ってきました。
なんでも、父の知り合いの人が「書」で入選されたってことで。

実は、日展で「書」を観るのは今回が初めて。

そして、驚きました。
いろいろな表現方法があるんですねー。
もちろん、いかにも!って作品が沢山なんですが、そのほかにも、巻物あり、製本された作品あり、はたまた、童謡を書いていたり、一番驚いたのは新幹線の中に備え付けの雑誌から印象に残った部分を抜き出して一枚の書に仕上げていたり。

紙も様々。お友達の所で、千差万別、いろんな紙があるのは知ってたけれど、「まっかっか!」とか「まっきんきん(なんて表現あるか/爆)」とか、ほんと様々。
もしかして、自分のイメージにあわせて作ってもらってる?なんて感じちゃう、筆と紙の感じがピッタリなものもあるし・・・

そして篆刻もありました。

毎年4月頭にある子どもの展覧会にはいつも行っているけれど、そこは学生書道なので、読めます。素直にお手本を「書いて」いるのを感じます。
それに、何となくだけど、上手下手もわかります。
でも、こういう格式高い展覧会で「書」を観るっていうのは、ほんとうに経験がなく。
だから、タブン私が感想言っても良くわかっている人たちからしたら、見当違いもはなはだしいんだろうな、と思うのですが、
でも、なんとなく「ああ、この感じ、いいなあ。」って思うものがあったのが、自分で驚きました。

なんにせよ、芸術は奥が深いですね。
探求したら一生のもの。
その一端に触れる機会は、とても心の洗われる、気持ちのよい時間でした。

実は、上の子を誘っていた父。でも、彼女には「班活!」と振られてしまい、私と行くことになったのでした(笑)
父との二人のお出かけっていうのも記憶にないくらい昔以来。
それも、とっても楽しい一日にしてくれたのかな、と思います。

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2 コメント

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遅ればせながら (珊瑚)
2008-12-03 21:56:53
紙すきの工房に行ったことがあります。高名な書家の依頼の紙を漉いていました。
その先生のおメガネに叶うようにと真剣に紙を漉く(・・・この字かなー?)職人さんたちに感動しました。

どんな素晴らしい紙も書き手の腕次第。
紙に認められる腕を持つことも書家の大切な「素質」なのかもしれませんよ。

ちなみに私が今までに書いた最高値の紙は料紙で1枚7000円でしたが、ひと筆書いた瞬間に「ただのゴミ」になってしまいました。

・・・精進いたします
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珊瑚さん~ (ゆき@管理人)
2008-12-05 11:18:52
こんにちは。

珊瑚さんとこで、「極めるのは大変だよなあー」と思って、毎度尊敬してる私。。
大人(????/苦笑)の書道展って会場に入ったのは初めてで、印象は、文字っていうより絵画に近いなあ、、と、、、(そもそも、読めないし・・・・/爆)
紙によっても書の印象が変わるのは、子どもの字を見ていても思うけれど、本当に沢山の毎日の積み重ねの結果なんでしょうね。

しかし・・・・
一枚7000円ですか・・・・・ひょえ~~~

篆刻の所をみてね、「ああー、珊瑚さんだあー。日展出ないかな~~」なーんて、、思ったりしたりして来ましたよ~
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