夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者の『優しい現代史の大学講座』・・♪   《初出2007.11.23.》

2008-06-02 13:43:12 | 読書、小説・随筆
私は民間のサラリーマンを卒業した63歳の身であるが、
小説、随筆、歴史書、現代史を読むのが、何よりの趣味としている。

昨日、本屋に寄り、新刊本コーナーを見ていたが、私の心の誘う本はなく、
やむえず文庫新書のコーナーで一冊を本に目が止まった。

姜 尚中、小森陽一の共著の『戦後日本は戦争をしてきた』(角川oneテーマ21)である。

本の帯には、

誰も語らなかった日本の戦争史
本当の「戦後」は 朝鮮戦争の終結からはじまる!!

と明示されている。

そして私は、目次を開き、

第一章 「テロ」と「戦争」の21世紀
       ~暴力が弱者に向かう時代~

第二章 「平和国家」の幻影
       ~「戦後日本」の戦争史~

第三章 「虚」から「実」の時代へ
       ~本当の「平和国家」に向けて~

第四章 「戦後日本」の戦争を終わらせるために
      ~この国への提言~

と明示されていた折、
政治学者の姜 尚中と文学者の小森陽一に寄る対談集であるが、
つたない私は余りにも知らない事が多いと思われ、購入した次第である。

姜 尚中は1950年生まれで、
東大の大学院で情報学環の教授をされている方であり、
小森陽一は1953年生まれで、
やはり東大の大学院で総合文化研究科の教授をされている。

昨今、一般人を対象とした夏季、冬季講座が大学のセミナーとして行われているので、
この本からは、高齢者の為の優しい現代史の講座として、
受け止めている。

私は1944年生まれで齢だけは上であるが、
有数な学者のお2人から、私なりの現代史のほころびを補いながら、
素直に学ぶ生徒のひとりと思っている。


尚、新刊の案内書には、

日本は一度として「平和国家」だったことはない!
誰も語らなかった「日本の戦争」が、いまここに明かされる。
知恵と情熱が交錯する白熱の対談!

と明示されている。


私は早朝の3時過ぎから5時頃まで、読みはじめたが、
想像以上に学ぶことが多く、720円の授業料は廉過ぎる、
と生徒のひとりは確信している。



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東京の郊外も、錦繍につつまれて・・♪   《初出2007.11.22.》

2008-06-02 13:40:42 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴であるが、12月中旬のような寒さである。

私は駅前で歯科医院で治療を受ける為、
10時半過ぎに川沿いの遊歩道を歩いた。

平日の午前のひとときなので人影も少なく、
落葉樹は朱色、黄色に染められ、おだやかな陽射しを受けている。

ときおり微風が吹くと、枝から数枚の葉が舞い上がり、空中にさまよい、
そして音もなく地上に落下していく・・。

遊歩道、その周辺は、朱色、黄色、薄茶色した様々な落葉が、
積み重なり絨毯のように色鮮やかである。

こうした情景を見つめていると、
現役時代は数多くの人々と同様に多忙な身であったので、
ゆったりと時の過ぎ行くまま送れるとなった今、夢のように感じられ、
こうした贅沢なひとときを過ごしてよいのかしら、
とさえ思い、現(うつつ)と夢幻の世界をゆききしていると感じたりした・・。

私は見惚れながら、やがて陽射しを受けているベンチに座り、
煙草を喫いながら、こうした光景は、
旅先でも観たりしたことを想いだしたりした。

東北、北海道のそれぞれの訪れた先で、
突然に錦繍の世界が目の前に現れ、戸惑いながら見惚れたりしていたは、
少なくとも10数度は心に残っている。


私は東京の郊外の調布市で生を受け、
結婚前後の5年を除き、63歳の今まで、暮らしてきた。
晩秋の時節になると、樹木の葉は染まりだすと、
現役時代の休日は、周辺を散策し、季節のうつろいを享受していたので、
私の住む地域なりの光景は知っているつもりである。


こうして煙草を喫いながら、目の前の錦繍の世界を眺めていると、
人それぞれ齢を重ねた分だけ、その人なりの錦繍の思いで数はある、
と改めて了解したのである。



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東京の郊外は、初冬の陽気の朝を迎えて 《初出2007.11.22.》

2008-06-02 13:39:05 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、雲ひとつなく澄み切った青空となっているが、
ときおり吹く風は冷たく、日中も12月中旬のような陽気となる。

私は冬の時節、空気は澄み切って、風もない寒い数度の日中も、
幼年期よりの好きである。
何かしら心身が締まり、凛とした感じがするのである。

昨夜は8時半過ぎに、布団にもぐり、
日中の体力テストに疲れた為か、朝の7時過ぎまで寝てしまい、
久々の長い熟睡となり、少しぼんやりとしている。

日中は歯の治療を受ける為、駅前までの遊歩道を歩き、
初冬の情景の移ろいを眺める。
こうしたひとときは、私は長年夢に見たひとつでもある。

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アンパン、ひとつで体力テスト・・♪   《初出2007.11.21.》

2008-06-02 13:36:03 | 小庭の情景を眺めながら
今朝は二度寝をしてしまい、8時半過ぎに煎茶などを飲んでいたが、
私の予定表には『庭の手入れ』と記入されている。

私は家内が洗濯の合間、掃除をしているので、
アンパンをかじりながら朝刊を読んだりした。
この後、このサイトに投稿したりした後は、
予定通り、庭に飛び出た・・。

家内が、
『柚子・・全部・・捥(も)いで欲しいわ・・』
突然のリクエストがあり、
この作業をした。

晩秋の陽射しは、つるべ落としとなるので、
私なりに急いで行ったりした・・。

昼過ぎに、家内からの庭先で食べられる簡易な食事用意しますわ、
と云われたが、
私は断り、夕方の4時過ぎまで、手入れに専念した。

今、こうして綴っているが、多少なり空腹を感じている。

結果としては、アンパンひとつで体力テストを行ったようである。

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嵐山光三郎・著の『人妻魂』  《初出2007.11.21.》

2008-06-02 13:33:50 | 読書、小説・随筆
昨夜、11時半過ぎに寝付いたが、
何故かしら真夜中の2時に目覚めてしまった・・。

やむえず、布団に横に置いてある一冊の本を開いた。

過日、購入した嵐山光三郎・著の『人妻魂』(マガジンハウス)であるが、
ここ数日、読んでいるのである。

本の帯の解説には、

人妻->官能->嫉妬->不倫->離婚->再婚->流浪->
淫乱->堕落->覚醒->心中->自立->遊蕩->熟成->昼寝

人妻はやっぽりステキです。

漱石、鴎外、芥川の妻、そして白秋の3人の妻、
さらには与謝野昌子、平塚らいてう、林芙美子から幸田 文、武田百合子まで、
明治・大正・昭和を彩る53人が勢揃い。


このように明示されている。

人それぞれ一度しか人生は与えられていないので、
それぞれの生き様を著作者の視線に導かれて、
遅ればせながら63歳の私は学んでいる。


このように3人のお方の人生軌跡を学んだりしていると、
早朝の5時半過ぎとなり、あわてて目を閉じた。

目覚めれば、8時過ぎとなり、
『遅れをとった・・』
と私は家内に大声で云ったりしている。




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『腕は二流であるが、心の思いは一流である』 《初出2007.11.20.》

2008-06-02 13:30:52 | 定年後の思い
日中、駅前のDPE屋さんに寄り、写真の印刷を依頼した。

過日、家内の母と私達は3人で沖縄本島に8泊9日で訪れたが、
この時のカメラは、家内は簡易カメラの『写ルン』、
私は定年退職の記念として購入したデジカメで数多く撮った。

旅行から帰宅後、家内の写真はサービス版とし、
この中から家内の母が見やすいように大判に拡大しょう、
と家内と話し合っていた。

私の方は、原則として風景写真しか撮らないが、
たまたま今回の場合は、家内の『写ルン』が撮り終えてしまい、
私が母と娘のスナップを撮ったりした。

私はデジカメの撮り終えた後、記憶媒体のCF(コンパクト・フラッシュ)からパソコンにコピーし、
旅行先名と日付でひとつのファイル名として管理している。

私はプリンターで印刷したこともなく、
今回に限って、CD-Rにコピーして、DPEに持ち込んだのである。

家内の撮った指定の2枚、私が撮ったスナップ2枚を大判に依頼したのである。


引渡しの一時間後まで、ドラック・ストアーで家内からの依頼品を購入した後、
コーヒー・ショップの『ドトール』で煙草を喫いながら、
コーヒーを飲んだりした。


この後、DPE屋さんに再び寄り、受付の20歳を過ぎたと思われる女性から、
大判の写真を受け取った。

『こちらで・・間違いはないと・・思いますが・・』
と若き女性は云った。

私はデジカメのスナップは初めてなので、多少の不安はあった・・。
事前にパソコンの画面で確認していても、印画紙の世界は別物である。

滞在したリゾートホテルの正面先の南国の花を背景にした一枚、
メイン・ロビーの中心に結婚式記念撮影などで使用されているホールの一枚、
いずれも母と娘の2人が微笑んでいる・・。

私は二枚のスナップを確認しながら、
『腕は二流であるが・・心の思いは一流です・・』
と私は笑いながら、若き女性に云ったりした。

『お客様・・その心持ちが・・写真では重要ですね・・』
と若き女性は微笑みながら云った・・。

私の何時もながらの悪い癖で、ひと言、ふた言が多いのである。


私達夫婦は、家内の母は77歳の高齢の身であるので、
元気なうちにと思い旅行などに誘っている・・。

身体が弱って外出などに不自由になった時、
されど当時の写真の数葉であっても、
のちの想い、としては欠かせない貴重な瞬間でもある。

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東京の郊外も、晩秋からゆるやかに初冬に向って 《初出2007.11.20.》

2008-06-02 13:27:03 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、例年は『勤労感謝の日』の23日が朱色、黄色の錦繍の最盛期を迎えている。

今年も例年通り、落葉樹は色合いを深めて折、
ときおり初冬のような寒い時もここ数日あったりした。

朝は5度前後、日中は12度から17度前後の晴れ時々曇りが、
最新1週間である。

昨夜は小雨が降り、今朝はしっとりと濡れた樹木の中で、
朝の陽射しが差し込んでいる。

このサイトで北海道、東北の一部にお住まいの方達が、
雪の便りを綴られて折、早くも冬の時節、
と旅行先で訪れた各地に思いを重ねたりしているのである。

そして私は、旅人のひとりとして訪れた身であり、
生活として毎日過ごされている住民の方の労苦を考えさせられたりしている。

朝のひととき、テレビで天気予報の全国の各地の状況をぼんやりと視聴する折、
初冬の地域、錦繍に彩られた晩秋の地域の情景が放映される時、
日本列島の広さを改めて教示してくれる・・。、


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今宵の鼻歌は、『まちぶせ』・・♪   《初出2007.11.19.》

2008-06-02 13:24:02 | 音 楽
東京の郊外も、夕暮れ時になると寒くなったので、
早目の入浴とした。

風呂に入っている時、


♪夕暮れの街角 のぞいた喫茶店
 微笑み見つめあう 見覚えある二人

【 『まちぶせ』 作詞・荒井由美 】


私は何気なしに、この歌を鼻歌で唄っていたのである。

先週の金曜日の夜、NHKの番組で、
徳永英明が『まちぶせ』、『恋におちて ~Fall in Love』を唄っていたので、
この影響かしら、と苦笑している。

この『まちぶせ』に関しては、昭和56年の頃だったと思うが、
可愛らしいアイドル歌手のひとり、石川ひとみが、
ユーミンの作詞、作曲された曲を唄っていたのを思い出したりしている。

昨年頃から、この『まちぶせ』等の女性が唄った名曲を徳永英明が、
カバーした三枚のアルバムが大ヒットしているのは、
ニュースなどで見ていた。

私はこの『まちぶせ』を男性歌手が唄ったので、
私の好きな歌のひとつであり、恐れ多くも私も鼻歌で・・
このような気持ちが心の底にあったと思われる。


♪好きだったのよあなた 胸の奥でずっと
 もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

【 『まちぶせ』 作詞・荒井由美 】


私は定年退職後の年金生活の4年生の身であるが、
その日に応じた鼻歌などを唄ったりしている。


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ときには、無料の音楽動画を視聴・・♪   《初出2007.11.19.》

2008-06-02 13:21:29 | 音 楽
今朝は庭の樹木の剪定後の枝葉を整理する予定であったが、
微風が吹いて、ときたま風が吹くので、中止とした。
やはり、この時節、木枯らしのせいか、と思われる。

予定した時間が空いたので、
家内と温泉滞在のこれからの予定を色々と思案したりしていた。
家内の母が独り住まいであるので、
家内の母を誘い、私達3人で年に数回は5泊6日前後の滞在旅行を
ここ数年実施しているのであった。

来年の2月頃に予定とし、色々と考えたりしたが、
候補としては1長1短であり、まだ時間が充分あるので、
また後日、検討しましょう、となった。

この後、何気なしに最近の音楽を視聴し、【YAHOO! JAPAN】の動画サイトで、
コブクロ、GLAY、徳永英明、セリーヌ・ディオン等の歌の数々を10数曲を視聴した・・。

無料でプロモーション・ビデオのような曲を視聴できるので、
びっくりするほど享受できるのである。

10数年前の頃であったならば、
音楽CD、DVD、ビデオ・テープの販売店で、
プロモーション・ビデオが店の一角で映し出されていたが、
現世は簡易にネットで自分の好みの曲を選定し、ある程度視聴できるので、
時代の流れにため息をしたりし、視聴していた。

2時間ばかり視聴したが、何かしら疲れ感じ、
齢のせいかしら、と微苦笑したりしている。

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樹木の剪定後、枝葉の整理には・・♪   《初出2007.11.19.》

2008-06-02 13:17:32 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外の調布市に住む私は、一昨日に我が家の庭の樹木の剪定をした。

枝葉などの燃える物は、庭の外れに備えた焼却炉で燃やしていた時もあったが、
地球温暖化の名目で、市の条例として20年前頃から禁止された。

その後、市の指定したビニール袋で、
道路端の指定された場所に置くと、市の契約して関連業者の方が、回収してくれた。

3年前の春からは、有料制度となり、
『燃えるゴミ』として4種類の大きさの袋を指定店から、
料金込み分の袋を購入して、それぞれの宅の道路に面した内側に置くこととなっている。

我が家は、道路に面した門扉の中の一角に、指定場所として置き、
市の回収を待っている方法としている。

私は市の指定した『燃えるゴミ』の一番大きなLLサイズの45リットルの袋に、
破れるのを防止する為に簡易なビニール袋を中に入れ、二重にしている。

こうした袋に、剪定後の枝葉、落ち葉、草取り後の草などを入れている。
ささやかな問題として、袋が破れないようにする為に、
枝葉を小さめにするのに、剪定鋏(ハサミ)で切ったりし、袋に入れたいる。

この作業がある程度時間を要する上、
ある程度太い枝は、剪定ノコギリで長さ40cm以内にし、
袋に入れている。

東京の郊外の調布市では、このような少し面倒なことを市民は、
それぞれの宅で行っている。

地球温暖化、住宅の密集した地域であるので、
環境を配慮すれば、止む得ない時代となっている。

私は一昨日に玄関庭の枝葉を整理したLLサイズの10袋が門扉の内側に置いてあるが、
主庭の剪定後の切り落とした枝葉が庭の隅でうず高く積んでいるので、
日中のひととき、この作業を行う予定としている。

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晩秋の夜、月冴(さ)えて・・♪   《初出2007.11.18.》

2008-06-02 13:12:32 | 旅のあれこれ
東京の郊外も、晩秋の夜、寒空となって来ている。

先程、庭に降り立ち、月を眺めていたが、月は煌々(こうこう)と光を帯び、
寒い中、ひとつの美を感じたりした・・。

7年前の2月の中旬に、オホーック海に流氷を観に行った時、
残念ながら流氷は沖に遠さ下がって無念の思いがしたが、
夜空に満天の星、そして月が煌々と光、
マイナス15度前後であったが、寒さより確固たるまぎれもない美に見惚れていた。

このような旅先を想いでが、ごく自然と甦ってくる。

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コブクロの『赤い糸』、感銘を受けたひとりとして 《初出2007.11.18.》

2008-06-02 13:03:15 | 音 楽
私は定年退職後の年金生活の4年生の身であるが、
ときおり音楽を聴いたりするのが好きである。

私は現役時代は音楽関係の会社に勤めていたが、
制作畑でなく管理畑であったので、制作関連には全くの素人であり、
ただ私なりの感覚的好きな曲は数多くある。

私は齢を重ねたせいか、2000年以降からは、
正直な云えば素直に聴いて、感銘を受けた曲は少ないのである。
《小柳ゆき》には熱愛した時期、昨年は《絢香》の『三日月』には魅了されたりした。
《元 ちとせ》、《平原綾香》には感心はしたが、感銘まではしなかったのである。

退職後の音楽情報は、現役時代と同様にオリコン、日本レコード協会のサイトより、
最新のヒット状況は判っているつもりであるが、
実際、アーティストと歌が一致していなく、第一に歌声も聴いたりしていないことが多いのである。

一年に数度ぐらいは、テレビで放映される音楽の番組を視聴するが、
私の日常生活の音楽は、私の音楽棚からCD、DVDから取り出して視聴しているが、
圧倒的に2000年以前の作品である。

この程度の素人の身であるが、一昨日の夜に、
NHKでプレミアム10『恋うた2007 autumn&winter』という番組を視聴した。

ときには、最近の若い方たちが、どのような音楽に魅了されているか、
テレビ放映であるので具体性があり、視聴した次第である。


徳永英明》、《ユーミン》は、同時性で聴いていたので、論外であるが、
ただ《徳永英明》の『まちぶせ』、『恋におちて~Fall in Love』は、
彼の特有の声質で、女性歌手が唄われた過去の名作に改めて魅了された。

《中島美嘉》の『STARS』、『WILL』、『雪の華』、
《BoA》の『メリクリ』、
《大塚 愛》の『恋愛写真』、
これらは私の苦手であり、どうでもよい、と世代の差を感じるのである。

《Mr.Chidren》に関しては、
私の現役時代から音楽市場を制覇ひとりとして判っているが、
《レミオロメン》はデビュー当時の方が良かったかしら、
と感じたりしていたのであった。

《コブクロ》に関しては、
ミリオン・セラーを獲得している最近では数少ない人達であることは、
サイト等で知っていたが、歌そのものをじっくりと聴いたことがなかったのである。

『赤い糸』は初めて聴く歌であったが、
恋情を真摯に綴られた作詞で、何より独創性がありながら余情があり、
文学性にあふれ昇華された作品である。

遠い昔、シャンソンの分野では、
こうした作風は何気ない情景、情感があったような感じを思い出したりし、
現世の時代に独創ある上で発露させた彼等に私は絶賛する。

彼等のコメントに寄れば、
結成まもない9年前に路上、その後のライブで唄い、
好きな歌のひとつです、と語っていた。

作詞、作曲、そして歌声に久々に歌の世界から感銘を受けたのである。

そして、彼らが無名の時、自分達を信じて、夜の路上で唄った時の心情を思い、
私なりに胸が熱くなった・・。

『赤い糸』は、私なりに63歳の身でありながら、
残された歳月に数少ない心に沁みた名曲と確信したりしている。

尚、この後『蕾(つぼみ)』は、今年発表された曲であるが、
私の今年度の最も好きな曲である。

余談であるが、コブクロに関しては、
私が勤めていたレコード会社とは、残念ながら他社のアーティストである。


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晩秋の快晴に恵まれて・・♪   《初出2007.11.18.》

2008-06-02 13:01:15 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、朝の陽射しが眩(まぶ)しい程となっている。
日中は、19度前後の陽気となり、10月下旬のような暖かさかしら、
と思ったりしている。

昨日の日中は、庭の手入れを昼食抜きで専念し、
夕食を6時頃から頂き、疲れた為か、
布団にもぐったのは8時過ぎで、直ぐに寝付いた。

深夜に目覚めたのは、2時頃であり、パソコンの前に座ったりし、
このサイトで数多くのお方の『日記』欄を拝読したりした。

この後、布団に戻り、読み残した『中央公論』を読み、早朝の4時過ぎとなったので、
あわてて目を閉じた。

今、こうして主庭を眺めながら綴っているが、
剪定した樹木は短じかな樹形に陽射しが差し込み、
庭の外れに一角に切り落とした枝葉の未整理が、
うず高く積まれている微苦笑している。

本日は身体の休養日とし、明日の快晴の13度前後の陽気の中、
未整理分の枝葉、そして剪定の微調整を行う予定である。

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樹木の剪定のさなか・・♪   《初出2007.11.17.》

2008-06-02 12:58:40 | 小庭の情景を眺めながら
私は庭の手入れを朝の10時から4時過ぎまでしたが、
今回は家内の強力な支援があり、玄関庭、主庭の剪定は何とか終わった。
ただ、薄暗くなったので、主庭の切り落した枝葉の整理は順延とした。
従って、主庭の外れにうず高く積まれている。

この間はお互いに食事抜きで行ったが、
肝心の私の家庭用の剪定鋏(ハサミ)のバネが折れて、
7年前後愛用した鋏とお別れとなった。

家内の剪定鋏を借りたが、切れ味が物足らないので、
やむえず近所の金物屋さんに行き、新たな剪定鋏を選定した。
『XXさんでしたら・・これくらいの鋏をお使い下さいよ・・』
と奥さんから云われ、購入した。

帰宅後、早速切味で少しばかり伐(き)ったが、
以前の家庭用から比べると、抜群の切味である。
ケースには『忠助 剪定鋏』と明示され、
切味が伝統の匠、と書かれていた。

尚、家庭用の鋏より3倍以上の価格あったが、
切味には満足し、私の庭の友と思ったりしている。


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木枯らしの吹く前、庭の手入れ・・♪   《初出2007.11.17.》

2008-06-02 12:57:06 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、澄み切った晩秋の陽射しの朝を迎えている。

来週からは木枯らしが吹くと予測されているので、
その前に庭の樹木の剪定などの手入れを日中のひとときに最適かしら、
と庭に降り立ち煙草を喫いながら思ったりしている。

一昨年の今頃、樹木の剪定を終わる頃、風が吹いてきて、
枝葉の整理に戸惑い、枯れ葉などは吹き寄せなり、
手こずったりしたことがある。

風もなく快晴に恵まれ、14度前後の晩秋の陽気、
ときには健全な汗をかくのもよいかしら、と思ったりしている。


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