夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ふたつの俳句より、人生を教示させられた時 《初出2008.1.31.》

2008-06-05 14:12:43 | 読書、小説・随筆
私は俳句を詠(よ)めない拙(つたな)い身であるが、
ひとさまの詠まれた句を読み、感じるひとときが好きである。

読売新聞に於いて、月刊として【文化 こころのページ】の中で、
角川春樹氏の選評による『魂の一行詩』がある。

1月29日に掲載された俳句の中で、
『特選』として三句を角川春樹氏は選定されて折、
私はこの中の2つの句に頭(こうべ)をたれていた・・。


歳晩や 過ぎゆくものの みなやさし

          作者・鈴木涼水

《講評》
「永遠の今」を命を乗せて詠うことが「魂の一行詩」である。
この句は、正にそうだ。
中七下五の措辞(そじ)は、作者の今の感懐。



枯野より 声あり生きる とは何か

           作者・越前春生

《講評》
文芸の根本は「エロス」と「タナトス(死の本能)」を詠むこと。
魂の共振れする一行詩。


私は前の句を読み、ひとつの人生の人生を奥深く学ばさせて頂き、
そして角川春樹氏の《講評》に真の優しさを感じたりしていた。

こうした作者とであったならば、
弐合徳利を目の前に置き、言葉少なく、
互いに呑みあえる数少ない人、と私は確信できる。

残りの句を詠まれた人は、人生の動静の中、
どなたでも感じ、迷いを的確に表現され、優れた才能のあるお方、と直感している。


私はこのように感じ、そして思いながら一時間ばかり、
このふたつの俳句より、人生を学んでいる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボケ(木瓜)の花咲く頃の想いで・・♪  《初出2008.1.31.》

2008-06-05 13:59:55 | 幼年・少年時代の想いで
私は昭和19年に東京の郊外で、農家の三男坊として生を受けた。

幼年期のこの時節は、村道に面した門を入り、
雑木林の囲まれた玄関先までの小道の片側には、
サザンカのピンク、純白の花が新年より満開となり、
奥まった雑木の中で、ひときわ大きな紅色の藪椿(ヤブツバキ)が咲いてたりしていた。

節分が過ぎ、2月の中旬には、
宅地の外れの畑との境界線に10数本の白梅が咲きはじめ、
子供心に早春の陽射しを受けた白い花は、まばゆく感じたりしていた。

この時節になると、玄関先に近くなった陽当り良い所に、
3本の朱紅色の咲き始めたボケの樹木があった。

私はサザンカは可愛らしく、梅の花はまばゆく、
そしてボケの朱紅色は春到来、と何かしら華やかさを感じていたのである。

白梅より大きな朱紅色の花は、早春の陽射しの中で凛と咲き、
小枝には棘(トゲ)があったので、私はただ眺めているだけで満足していた。

やがて花が終りを告げると、10幾つかの小さな実となり、
そして初夏の頃には黄色い果実となっていた。

この果実は漬物の樽に入れた後、食べたと思われるが、
今の私は思い出さないでいる。

このようなことを想い浮かべていたら、
華やかな朱紅色のボケは、綺麗なものにはトゲがある、と古人から伝えられているので、
若き20代の女性かしら、と思ったりしている。

そして、サザンカは10代の清純な乙女で、
藪椿の美しさは、やはり40代以上の中年女性の妖艶なしぐさかしら、
と余計なことを考えたりしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の愛用しているボール・ペン・・♪   《初出2008.1.31.》

2008-06-05 13:57:59 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であるが、
日常ささいなことでもメモを取ったりしている。

過日、『石川さゆり 35周年ライブ』がテレビで放映された折、
彼女自身のメッセージに中で、
『・・日本の各地の歌を唄ってきましたが・・
ただ言葉のぬくもりを伝えたくて・・』
と云ったりしていた時、
私は瞬時に好感し、メモ書きに書き込んだりしている。

或いは、ときたま日本の各地に旅行などで訪ねた時は、
私はA4の厚いカバーのノートを持ち歩いて、
心に思ったことは記入しているのである。

この時は、殆どデジカメを首からかけて、魅了されそうな情景を数多く撮っているが、
残念ながら、この時の思いは写真に反映されることがないので、
ノートに書き込んでいる。

私はこうした書き込んだ雑記帳などで、
このサイトに投稿する際の下地にすることもある。

私はパソコンに向かい、瞬時に文章を紡(つむ)いでいるが、
中々つたない脳裏から文章を紡ぎだせない時、
こうしたメモ書きが役に立っている。

私は自宅の机にメモ帳に記入する時は、原則としてボール・ペーンを愛用し、
旅先などはノック式のボール・ペンを使用している。

私は字が下手な癖に、色々と書きやすいボール・ペンを試してきたが、
ここ数年私なりに魅了され、愛用してのはパイロットの製品である。

自宅などでは、通常のボール・ペンの形で、
SUPER-GPの商品名で細字の0.7ミリの黒、青、赤色を使い分けている。

旅先などの場合は、ノック式のボール・ペンで、
G-knockの商品名で太字の1.0ミリの青字を使っているが、
何かしら流れるように書き込めるのである。

いずれのボール・ペンは税込み105円であるが、
私なりの何かしらこだわっている。

古人の人々からも、・・筆を選ばず、と名言されている折、
私はこうしたことを聞くたびに微苦笑したりしている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の陽気で、梅の莟(つぼみ)もふっくらと・・♪ 《初出2008.1.30.》

2008-06-05 13:55:23 | 定年後の思い
私は10時半過ぎに駅に向かって、
旧街道を歩きはじめた。

3月の陽気と気象庁は報じて折、風もなくほのぼのとした暖かさである。

梅の開花、落葉樹の芽吹きなどを期待したが、
東京の郊外は平年より幾分寒い日が続いたので、
もうしばらく待ってね、という状況である。

帰宅後、買物に出かけた時、
ご近所のお宅の梅の莟がふっくらとして折、
節分の日の前後には開花と思われる。

我家の白梅も少しふくらみを増し、
紫木蓮(シモクレン)の莟は1週間前頃から、ふくらみを増していたが、
小鳥達の飛来で少し啄(つい)ばまれている。

毎年、この餌の少ない時節、白梅、紫木蓮の莟の多くが、
小鳥達の食事代わりとなっている。

私は、花の咲く時までは半分程残してね、
と嘆願することが多く、
ときおりハラハラして定期便の小鳥達を見つめている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の陽気に誘われ、『早春賦』を唄い・・♪ 《初出2008.1.30.》

2008-06-05 13:53:35 | 音 楽
東京の郊外は、昨夜のひととき小雨が降ったが、
今朝は雲ひとつなく青空となっている。

庭先に下り立つと、何となく暖かく感じるのである。


♪春は名のみの 風の寒さや
 谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど

【 『早春賦(そうしゅんふ)』 作詞・吉丸一昌 】


私は陽射しの射しこむ庭を眺めながら、口ずさんでいた・・。

風もなく、梅の枝、莟(つぼみ)は朝の陽射しを受けたりし、
地面も黒土も清々しい、私の心を高揚させてくれる。

日中のひととき、3月のような陽気と予測されているので、
私は街中、旧街道、遊歩道などを散策し、早春の樹木、花を眺めたりしょう、
と思い立ったりしている。


♪春と聞かねば 知らでありしを
 聞けば急かるる 胸の思(おもい)を

【 『早春賦(そうしゅんふ)』 作詞・吉丸一昌 】


私は鼻歌を唄いながら、居間に戻った。


にほんブログ村 音楽ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

礼節を忘れた人々・・!?   《初出2008.1.29.》

2008-06-05 13:47:52 | 時事【社会】
東京の郊外は、どんよりとした曇り空で、1時わずかにポッリと小雨が降った、
日中であった。

私は昼食後、寝室で横たわって、
中西輝政・著の『なぜ国家は衰亡するのか』(PHP新書)を読んだりしていた。

著作者に導かれて、氏の明示されるアメリカ、中国は『更地(さらち)文明』、
日本とイギリスは『降り積もりことを重視する・・』
という章を読み終えて、
庭先に下り立ち、煙草を喫いながら、
各国の歴史に思いを馳(はせ)せたりしていた。


居間に戻り、ネットでニュースを検索していたら、
私は日本人の一部には、礼節を忘れた人達がいる、
と憂(うれ)いたりしているのである。

このニュースは毎日新聞の鈴木一生・記者による記事である。


《豆まき》中止 来場者殺到で警備限界 横浜・弘明寺


と見出しがされて、私は読んだのである。
無断であるが、記事を転記させて頂きます。


横浜市内では最古の名刹「弘明寺」で60年以上続けられてきた
節分の日の豆まきが今年から中止される。

狭い境内で警備員の指示に従わない来場者がおり、
転倒事故などの危険があるからだ。

継続を望む声が上がる中、
美松寛昭・住職(44歳)は、
「自分のことしか考えない人が多く、警備の限界を超えている。
子供たちに伝統行事を残せないのは悲しい」
と話している。

弘明寺では戦前から毎年2月3日に「節分法会」を実施。
応募した年男年女が寺の境内で福豆をまき、
鬼や天狗が周辺を練り歩いてきた。

豆まきは、約600平方メートルの境内に、毎年約1000人が集まり、
狭い境内で多くの人が福豆やお菓子を我先にと奪い合う。

実際に転んで軽いけがをする来場者もおり、
2005年から福豆を手渡しにした。

それでも危険な状態が続き、
2007年10月に行われた寺の役員会で中止を決めた。
来年以降も再開する予定はないという。


以上、転記させて頂きましたが、
記事はこの決定に対して、ご近所の主婦、商店街の落胆の談話が掲載されて折、
記事の最後に住職の言葉が私は深く残り、考えさせられたのである。

「何かあれば、主催者側の責任が問われる時代になった。
事故が起きてからでは、遅い」


私は毎年近くの寺院で行われる豆まきは、避けているひとりである。
ご家族の人で、お子様を連れている人に、
この日ぐらいはゆっくとと夢のひとときを感じて欲しい、と願っているからである。
これが私にできる無力な年金生活の義務のひとつと思い、
我家でささやかに節分の豆まきをしている。

私はこの記事を読み終わった後、
私は両親、子供の家族連れが想像でき、
親は子供に「頑張って・・負けないでとってこい・・」
と激励された子供は、
あたりかまわず福豆、お菓子を奪い合う状景が想像された。

いつの日から、日本はこのようになってしまったのかしら、
そして私は子供たちを押しのけて大人が奪い合う悪夢を想像したりしている。

心に節度と日本の古来から伝えられているが、
来場者だった人で、乱暴なふるまいを人たちは、猛省をして頂きたい。

『周囲のおとなしい人を押しのけてまでも・・そんなに福豆が欲しいの・・
福豆は素朴で堅実に生活をされている人しか、
良き味を感じることができない不思議な食べ物であることをご存知ですか・・』

そして一部の親御さんには、
『何より純な子供に・・薄汚いしつけをするな・・』


私はこのような想いで、憂い悲しみ、そして怒っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京の郊外も、『三寒四温』となり・・♪   《初出2008.1.29.》

2008-06-05 13:45:07 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、先週の月曜日に初雪の後は、
冬晴れの日が続いていたが、北風の吹く寒い日となっていた。

昨日は風もなく澄み切った快晴で暖かく、
夜のひととき、霙(みぞれ)が降ったりしていた。

今朝は雨が少し降った後、どんよりとした曇り空で迎えているが、
これから昼頃までは雨か雪、午後からは曇り、
明日は11度前後の陽気、と予測されている。

古人からは、冬の天気は3日間寒い日、そして4日間暖かい日もあり変化する、
と伝えられている。

七日周期となるので、週と同じ、或いは女性の心の日々のうつろいと同じかしら、
と私は微苦笑しているのである。

そして、午前中のひととき雪が舞い降りたら、
『なごり雪』を鼻歌を小声で唄い、
今年二度目の雪を誉(ほ)めようか、と空を見つめたりしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『お酒はぬるめの 燗がいい・・』・・♪   《初出2008.1.28.》

2008-06-05 13:42:12 | 食べ物、お酒
私は落葉樹が葉を染め始める頃から、櫻が満開になる頃までは、
晩酌の日本酒は温めている・・。

弐合徳利とぐい呑みを選定し、
純米酒の辛口を注(そそ)いで、小鍋にお湯は入れて、
弐合徳利の七割方お湯にしたる程度にしている。

数分後でお燗(かん)は完了するのであるが、
呑兵衛の私は待ちきれず、ぐい呑みに冷酒を一杯呑んだりしているのである。

私は結婚して以来、ほぼこのようなことをして30数年過ぎている。

いつの日だったか、家内と結婚して3年は過ぎていたと思われるが、


♪お酒はぬるめの 燗がいい
 肴(さかな)はあぶった イカでいい

【『舟唄』 作詞・阿久 悠 】


と台所のラジオから流れてきた・・。

私はこの歌を書かれた方は、呑兵衛のひとり、
と直感したりした。


私は日本酒を呑む時は、殆ど手酌酒である。
宴会などで注(つ)がれたり、注いだりするのは苦手である。

3人前後で呑む時は、最初の一杯だけ互いに注いで、
後は勝手にそれぞれお燗された徳利を右側に置き、手酌で呑む、
というのが好みで、気心知れた友とは長年こうしている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

睦月(むつき)』から『如月(きさらぎ)』へ 《初出2008.1.28.》

2008-06-05 13:37:56 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の陽射しが射しこみ、風もなく清々しい朝を迎えている。

私は新聞を読んだ後、カレンダーを眺めたりしていた。

週の半(なか)ばで1月も終り、2月を迎えるのであるが、
この1月も過ぎるのは早かったというのが実感である。

年金生活で身勝手なことをしている毎日であるので、
とりたてて新年は、ということは余りないのである。

年末年始に家内の母に来宅して貰い、共に我家で過ごし、
私の母の命日の折、妹の2人とお墓参りをした程度である。

山川草木を心の主軸に、日常は買物、散策などで
冬木立、花などを誉めて、季節のうつろいを享受している。
自宅に於いては、読書を最優先とした上で、そしてこのサイトに綴ったり、
ときおり庭の手入れなどをしている。

2月になれば、私の好きな白梅、椿、そして日本水仙を眺め、
そして心を託(たく)したりすると思われる。

中旬に家内の母と私達夫婦は、
箱根の姥子に7泊8日で温泉滞在をするが、
この時節、3人で毎年の各地の温泉地の滞在をしているのが好例となっている。


私はカレンダーを眺め、1日1日を単に流されずに、
どれだけ深い思いで過ごせるか、
と改めて考えたりしている。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

齢を重ねた63歳の私、昨今の音楽は・・♪  《初出2008.1.27.》

2008-06-05 13:33:18 | 音 楽
私は年金生活の4年生の身であるが、
現役時代はレコード会社の管理畑で35年間勤めたことがある。

定年退職後は、日常は買物、散策などをし、
読書を第一趣味であり、文章を綴ることが好きなので、
このサイトにほぼ毎日投稿している。

ときおり音楽が聴きたい時は、CD、DVD、カセットの音楽棚から選定し、
CDラジカセで聴いたりしている。
或いはビデオテープ、DVDをテレビで視聴したりしている。

そして昨今、テレビの放送で、音楽番組が放映されているので、
興味のあるアーティストを録画したりしている。

流行の曲に関しては、音楽専門サイトの【オリコン】に於いて、

http://www.oricon.co.jp/

週間のランキング情報を見たりしている。

この中で興味を持ったアーティストに関しては、
この上記のサイトで試聴したりしている。

或いは【YAHOO! JAPAN】のトップ・ページから、
左サイドにある『お気に入り』の中の『動画』より、
『音楽』を指定し、アーティスト一覧から、それぞれのアーティストを指定し、
無料動画を試聴している。
数多くがプロモーション・ビデオのような構成になって折、
昨今のアーティストは殆ど無知なので、
アーティストの顔立ち、容姿、そして歌声を知ったりしている。


テレビで有数なアーティストの音楽番組が放映されたのは、
確か10年前頃からであった、と思ったりしている。

この頃は、CD・DVD販売店の店内で、何台かのテレビを設置し、
盛んにプロモーション・ビデオが映し出されたいた。

そしてアーティストによるが、このプロモーション・ビデオが再編集され、
アルバムのように集約したビデオ・テープ、DVDが販売されていた。
或いは、ライブの実況が数多く販売されたりしていた。


このように音楽環境は激変し、隔世の感があると思い、戸惑いを覚えながら、
無料の音楽を試聴している。

尚、これ以上に魅せられたアーティストに関して、
ときおりCD・DVD販売店で購入したりしている。




にほんブログ村 音楽ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の陽射しの中で、莟(つぼみ)は揺れて 《初出2008.1.27.》

2008-06-05 13:30:55 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、陽射しが射し込んで、冬晴れの朝を迎えている。

私はいつものように足袋を穿(は)き、下駄で主庭に下り立った。
ここ数日、霜柱が見られて折、陽射しが射し込んできているので、
数時間で消えうせてしまうが、はかなさの美を感じたりしている。

このような中を歩きながら、藪椿(ヤブツバキ)の紅色の莟、
純白の莟の白玉椿(シラタマツバキ)を眺めたり、
白梅、紅梅の莟を眺めている。

この1週間、ときおり北風が吹き、寒気に身にしむ時もあり、
こうした折、莟は微かに揺れ、寒気の中で凛とした情景に、
私は秘かに敬意してしまうのである。

立春の時節を迎える頃には、花が咲き、
我家では早春となる。

日本水仙が霜柱に囲まれて折、淡黄色の莟がわずかに見られるが、
大半は日中の陽射しを待ち望んでいる。

東京の郊外は、日中も陽射しに恵まれているが、
ときおり北風が吹き日々が続き、
立春はいつの日か、と私は呟(つぶや)いたりしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コブクロ、今宵はBS2でスーパー・ライブ放映 《初出2008.1.26.》

2008-06-05 13:28:56 | 音 楽
今宵、NHKのBS2でPM11.00~AM0.30の90分間、
2007年7月5日『大阪城ホール』で行われたライブが放映される。

私は遅ればせながら昨年から彼等に魅了されたので、
齢を重ねた63歳の私でも深夜放送を視聴いるつもりである。

私は現役時代は、音楽関係の会社に勤めていたが、
こうした最も勢いのあるアーティストのライブで、
みじかにテレビで放映されるのは、
10年前の頃からである。

私はこれ以前は、好きなアーティストのビデオを5000円前後で購入していたので、
隔世の感である。

しかし、私は本日の午前中のひととき、
X JAPANの再結集に関する情報は、
【YAHOO!!JAPAN】で『動画の無料』音楽の中で、
視聴でき享受されるので、微苦笑したりしていた。

コブクロに興味のある方、
熱気にあふれるコブクロのライブで、ときには感動・・
と余計なことを思ったりしている。


にほんブログ村 音楽ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この時節、午後は読書となり・・♪ 《初出2008.1.26.》

2008-06-05 13:27:11 | 読書、小説・随筆
私は年金生活の4年生の身であるが、
この寒い時節は、午前中に買物、散策などをした後、
午後の時は読書などをして夕暮れまで過ごすことが多い。

私は小説、随筆に魅せられているが、
ときおり歴史書、現代史なども読み、数多くの思索の源にもなっている。

ここ一週間は、
榊原英資・著の『日本は没落する』(朝日新聞社)の新刊本を読んだりした後、
昨日からは古本屋で偶然に興味を覚えた本を読んでいる。

中西輝政・著の『なぜ国家は衰亡するのか』(PHP新書)であり、
1998年11月に発刊されたものである。

本の帯の内側に内容の紹介がされている。


【文明の衰亡は必然なのか?
衰退から逃れる道はないのか?

本書ではローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国そして江戸時代の日本などを描き出し、
その「文明衰退の理(ことわり)」を歴史の教訓から導き出す。

史上、外敵の侵入で滅んだ国はない。
衰退はその国の「内なる原因」によってなされたと著者は論ずる。

世界史的・文明史視点から、
日本の衰退と再生を洞察する「衰退学」の集大成である。】


私は著作者の本に関して、少なくとも3冊を読んでいるが、
氏の専攻されている国際政治学、国際関係史、文明史の叡智に発想された論に、
これまで数多く教示を受けている。

まだ序章、第一章、第二章と読んだ途中であるが、
10年前に発刊されたことなど感じさせず、
まぎれなく数多くを学び、私のつたない知識のほころびをつくろっている。

このように教えられることが多く、午後の時間は読書する時間が、
特にこの寒い時節、家で読んだりしている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もてなしの心、白馬地方・・♪   《初出2008.1.26.》

2008-06-05 13:21:38 | 時事【社会】
6時半過ぎに目覚め、煎茶を呑みながら新聞を読んだりした後、
ぼんやりとテレビを視(み)たりしていた・・。

NHKの『おはよう日本』の番組の中で、
長野県の白馬村の情景が映し出されていたので私は見た・・。

私達夫婦は、一昨年(2006)の12月17日から3泊4日で、
この地域を訪れたことがあったので懐かしげに視聴したのである。

オーストラリアの方の経営するホテルに1週間前後宿泊し、
パウダー・スノーのスキー、スノー・ボートを楽しまれたり、
地元の洒落た風呂の施設で湯船に、
或いは背中を洗い流したりされるサービスなどが紹介されていた。

そして、夕食は街中の食事処までのマイクロバスの送迎、
たまたま寿司屋さんの情景が写し出されていた・・。

オーストラリアの方たちは、スキーなどをされる方は、
以前はカナダなどに訪れていた方が多かったが、
あるオーストラリアの方が白馬村の雪質のスノー・パウダーに魅せられて、
自国の方を積極的に勧誘されてきた結果、
ここ数年、数多くのオーストラリア人が訪れるようになった・・。

そして何より白馬村の人達が、オーストラリア人を心からもてない情景が好感した。

長野冬季オリンピック以降、停滞していたこの地方の活性、
そしてオーストラリア・ドルが強くなったので以前より半額程度で利用できる観光客、
私はこれこそが日豪の望ましい交流のひとつと思ったりしたのである。


尚、私達夫婦がこの白馬村に訪れた想いは、
このサイトでカテゴリーの【旅】に於いて、
信州・白馬滞在記【2006.12.17. ~ 12.20.】を投稿しているので、
お読み頂ければ幸いです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今宵のひとときは、『コブクロ』と共に・・♪  《初出2008.1.25.》

2008-06-05 13:10:34 | 音 楽
この二週間、NHK総合に於いて、
今最も勢いのあるディオのコブクロに関して、
1時間の番組を放映する、と予告が盛んに報じていた。

私は遅ればせながら、昨年にこのお2人のコブクロに魅せられて、
このサイトでも投稿している。

11月28日【コブクロの『赤い糸』に感銘を受けたひとりとして・・♪】

12月28日【コブクロの最新アルバムのタイトル名・・♪】

その後、年末に『レコード大賞』の栄誉を獲得され、
1月1日発売の浜崎あゆの発売のアルバムの連続首位の記録を、
彼等の新アルバムは2週間目の発売日に係(かか)わらず、
阻(はば)み、アルバムの連続首位の獲得している。

私の記憶に間違いがなければ、
浜崎あゆのオリジナル・アルバムに関しては、
少なくとも7年間に数多くのアルバムを発表されてきたが、すべて首位となってきたが、
いずれどのアーティストが連続首位獲得を阻(はば)むのか、
かと私なりに注視していたのである。


その後、高校野球の甲子園の行進曲に彼等の『蕾(つぼみ)』が採用される、
と報じ背られている。

今朝の朝刊のテレビ番組を見て、
今宵の10時から、『プレミアム10』の番組に於いて、

コブクロ180日の軌跡 初公開ライブ舞台裏

白熱選曲会議

故郷で亡き母に歌う

名曲熱唱、蕾、櫻

と明示されていた。

私は昼下りのひととき、彼等のオフィシャル・ホームページを検索した後、

http://www.kobukuro.com/

しばらく読み、彼等の夢の実現されるまでの軌跡に、
一時間ばかり改めて考えさせられ、
夢は見るものでなく獲得するものである、と思ったりしたのである。

私は彼等の無名期に路上でライブで唄いながら、
明日を信じて夢を獲得した彼等に賞賛し、
今宵のひととき、テレビを視聴しょう、と思ったりのである。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする