夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

わが市も、過日(3/27)不発弾が発見され!! 《初出2008.4.8.》

2008-06-09 15:13:47 | 時事【社会】
東京郊外の調布市に住む私は、
過日の3月27日の夕方、60数年前の戦時中に落下した不発弾が発見された、
と知り、驚いていた・・。
そして、自衛隊の隊員の迅速な安全処置で、
爆発の危険は防止され、市民のひとりの私も安堵したのである。

後日、わが市から【ちょうふ】市報の『防災臨時号』が各戸に配布され、
詳細を知ったのである。

京王線立体化事業の事前調査に於いて、
近隣の方の証言や文献などに基づいて、
磁気探査で発見された、と報じられている・・。

昭和20年4月7日のB29の空中爆発の際、落下したものと推定され、
長さ約180cm、直径約60cmの米国製1トン爆弾、
と不発弾の概要が掲載されている。

そして自衛隊が安全処置を施したので、
強い衝撃を与えない限り爆発の危険はなく、
後日、不発弾の撤去を実施するが、
この間は調布市不発弾処置対策本部として保安要員を配置される、
と具体的に明示されて折、市民のひとりとして安心したのである。


私が住む調布市も、戦時中、軍事工場あり、隣接した市に戦闘機製造の工場もあったので、
米軍からの爆弾攻撃を受けた、と親戚の年配者から、
私は聞いていた・・。

私は昭和19年9月に生を受けた身であり、
ほぼ敗戦時の一年前であったので、戦争中のことは知らなかったのである。


『小父さん・・爆弾といっても・・どの位の大きさなの・・?』
と私は20歳を過ぎた頃、小父さんに訊ねたのである。

『そうだなぁ・・プロパンガスの大きなボンベあるだろう・・
あれ位のが、B29の大きな爆撃機がパラパラと落としていくんだょ・・』
と小父さんは私に云った。


この頃、ベトナム戦争が行われていた時代であり、
アメリカのB52超大型爆撃機が北ベトナムの上空から、
一機あたりが五百発の爆弾を落とし、繰り返し攻撃し、
絨毯爆撃攻撃している。
と後日私は新聞で読み、身震いをしたのである。

私はこの時頃から、戦争とは過酷で悲惨で、
勝者、敗者もなく、人々の『平和』から最も遠いこと、と知ったのある。



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『天上天下唯独尊』の言葉の前で・・♪  《初出2008.4.8.》

2008-06-09 15:11:34 | 定年後の思い
本日は『花祭り』と称して、
仏教の創始者のお釈迦さまの誕生日であり、
私は無知なのでお釈迦さまのことを少し調べたのである。


『天上天下唯独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん』と掲(かか)げられ、
宇宙の中で、私より尊いものはいない、
と云ったかのような伝説はあるが、
私は孫弟子の人たちが、釈迦の教えを広く普及させるために、
権威をもたらすためにつくられた言葉と解釈している。


このようなことを考えていたら、日本の史上に於いて、
『唯独尊』のような振る舞いをされた人物はどのお方であったろうか、
と余計なことを思案したのである。

鎌倉幕府の創設者の源 頼朝、室町幕府の足利尊氏、
織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康かしら、と思ったりしたが、
案外、地方の一国一城の大名である殿様の方が『唯独尊』が可能であった、
とも思えたのである。

全国規模の統一者は、調和させながら統治する責務と権力があり、
地方の有力大名の方が、幾分楽でわがままを振舞えた、
と思ったのである。


私は雨の降りしきる主庭の樹木を眺めながら、
拙(つたな)いよしなごとを思い浮かべたりしている。



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春の村雨(むらさめ)・・!?  《初出2008.4.8.》

2008-06-09 15:09:36 | 小庭の情景を眺めながら
激しい雨脚で私は4時に目覚めた・・。

東京郊外の調布市に住む私は、
昨日の午後の3時過ぎから雨が降ったり、止んだりし、
しばらくすると激しい雨が降り、深夜となった。

今朝、屋根に激しい雨脚の音で目覚め、
この時節にどうしたのかしら、と起床したのである。

玄関庭の軒下に出ると、大粒の雨が地面を叩きつけるように水しぶきとなっている。
そして風は吹いているが、それ程強くないのが、せめての助かりである・・。

私はネットで天気予報を検索したら、
午前中まで強雨、午後より雨の1日となっている。

雨は穀物を育(はぐく)み、樹木、草花に恵みとなるが、
このような激しい雨は困るのが、本音である。

そして、桜の染井吉野(ソメイヨシノ)は散り終っているが、
山桜(ヤマザクラ)の咲きはじめて折、花びらは大丈夫かしら、
と思ったりしている。

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『ピカピカの一年生』朗報を視聴して・・♪  《初出2008.4.7.》

2008-06-09 15:07:26 | 時事【社会】
東京の公立小学校は、一斉に入学式が行われた、
とニュースで視聴し、私は微笑んだのである・・。

東京の数多くは染井吉野(ソメイヨシノ)は散り、
山桜(ヤマザクラ)が咲き始めているので、少しお気の毒と感じたのである。

染井吉野の淡いピンクの花びらの樹の下で、
明るい笑顔の入学生・・・
これ以上の微笑ましい光景はないので、
少し残念と思ったのである。

ニュースを視聴したりしていると、
幼稚園を卒園された幼き少年、少女たち、
新たな学びの小学校で、良き友達をたくさんつくってね、
と私は思わず声で支援したくなる。

私は齢を重ねた63歳の身であるので、
今の入学生は、平成の何年うまれかしら、
と思ったりした。

そしてお子様の育成された若きご両親に、
おめでとう、と呟(つぶや)きながら、
何かとご苦労様でした、
と私は感謝の言葉を重ねたい心情となったのである。


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『弘法寺の枝垂れ桜』の想いで・・♪  《初出2008.4.7.》

2008-06-09 15:04:59 | 現役サラリーマン時代の想いで
昨日の日中は庭の手入れに専念していたので、
夕方の6時過ぎに寝付き、深夜の一時過ぎに目覚めた・・。

少しぼんやりとして、読売新聞の朝刊を読み残した記事を読んだりした・・。

歌人・長谷川 櫂の【四季】の連載記事を読みながら、
私は微笑んだのである・・。



まさをなる空よりしだれざくらかな
          
           詠み人・富安風生


俳句を選定し、氏の解説に、


『南総里見八犬伝』の伏姫にちなんで伏姫桜。
千葉県市川市真間の弘法寺にみごとな枝垂れ桜がある。
この句、春爛漫の青空から滝しぶきのように枝垂れ落ちてくる薄紅の花また花。
樹齢四百年、江戸幕府が開かれたころからここにある。


と綴られて折、弘法寺にある満開に咲き乱れる写真が掲載されていた。


私は家内と結婚し、市川市真間山の最寄にある賃貸マンションを借りて、
新婚生活のスタートしたのは、昭和51年の春であった。

マンションの窓辺から、真間山にある弘法寺(ぐほうじ)が一望でき、
私はこの情景に魅せられて、借用したのである。

家内は中学生の頃から茶事を学んでいたので、
弘法寺の隅にある茶室も使わせて頂いた体験もあるので、
新婚旅行から帰宅した後、私達は休日にたびたび弘法寺を散策したりした・・。

ここで枝垂れ桜に出会ったのであるが、
私は呆然と立ちすくしたのである。

『XXちゃん・・見事な枝垂れ桜だよねぇ・・
まさに美の結晶だょ・・』
と私は新妻に云ったりした。


http://seaport.hp.infoseek.co.jp/guhoji.html

ネットで検索し、作者は不明ですが,
『真間山弘法寺の枝垂桜』と題されたのを無断であるが掲載させて頂きます。
《撮影日・平成17年4月》
注意・私が観た頃の時代は、このような華やかでなく、
もう少し静寂な情景でした。


私達夫婦は、この地に人生のあらゆる出発としたかったので、
この地に本籍を移した。

そして私達は弘法寺から里見公園の桜を誉(ほ)めたりして、
桜の時節を過ごした。


2年間ばかり真間山の付近の賃貸マンションで新婚生活を過ごした後、
私の実家の近くに一軒屋を構えた。

家内が『戸籍謄本』が必要となり、私は一人で市川市の市役所で受領した後で、
私は懐かしい弘法寺に立ち寄ったのは昭和54年の春であった。

小雨の降る中、枝垂れ桜は煙るような光景であり、
私は傘を差しながら、ため息をしたりし、長らく見つめていた。


このような情景を齢を重ねた63歳の私は思い返したりしている・・。



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ときには、庭の手入れ・・♪  《初出2008.4.7.》

2008-06-09 15:02:17 | 小庭の情景を眺めながら
昨日は朝の8時過ぎから庭の手入れをはじめた・・。

5月初旬のような陽気に恵まれ、樹木の剪定、草むしりをしたのである。

我家は原則として、庭の手入れは私の責務の範疇であるが、
年に数回ぐらい家内の支援がある。

私は剪定用の鋸(のこぎり)で樹木の枝葉、
家内は高枝鋏(たかえだばさみ)で枝葉を切り落としていた・・。

私は樹に登り枝葉を切り落としていたが、地上から、
『その枝も切り落として・・』
と家内の声がするのである・・。

私は太い枝は残すつもりであったが、家内の要望を聞き入れ、
剪定鋸をしいたのである。


私は年金生活の4年生で63歳の身であるので、
先々の体力の衰えを配慮し、樹高は数メートル程度にしょう、
と家内と私の定年退職時の2年前に話し合っていた。

この話し合いの直後、樹高は5メートルは遥かに超えていたので、
植木屋さんに依頼して剪定して貰ったのである。

我家の庭は、敷地の変形と家屋の関係で、主庭、玄関庭としたが、
当初、私は若き33歳の身でありローンの重みで、
やむえず雑木が主体とした。

かぼそく頼りない雑木も10年過ぎれば成長し、
私は勝手に枝葉を剪定していたのである。

植木さんに樹高を3メートル前後と依頼した結果、
雑木はまるで丸太棒のような樹形となり、
私達は驚いたが、翌年からはそれなりに芽吹き、美形と成し、
やはりその道のプロと植木屋さんを思い返していた。


家内と3時過ぎまで庭の手入れをし、家内が入浴している間、
私は庭の隅で、缶ビールを呑みながら、
煙草を喫い、それなりに短くした雑木を眺めたりした。

私は入浴後、お互いに疲れ切っていたので、
いつもの寿司屋さんに注文し、昼食兼夕食とした。

居間の庭の眺められるテーブルで、
私は純米酒を呑みながら、寿司を頂だいた。
夕陽の射しこむ主庭を眺め、家内と他愛ない話をしていると、
弐合徳利を呑み干してしまい、少し酔いを感じたのである。

『俺も・・弱くなったよ・・
早いけれど寝るよ・・』
と私は家内に云った。

私は夕方の6時過ぎであったが、寝室の布団にもぐり、
本を数ページ読んでいるうちに、眠りこんだのである。

私は目覚めた時は、深夜の1時過ぎで、
少しぼんやりとしている、



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花衣(はなごろも)に心を寄せて・・♪  《初出2008.4.5.》

2008-06-09 14:58:53 | 定年後の思い
東京郊外の調布市は染井吉野(ヨメイヨシノ)の桜が満開であり、
一部では散りはじめ、澄み切った青い空から舞い降りてくるようである。

山桜(ヤマザクラ)が咲きはじめ、日中は4月下旬のような陽気に恵まれ、
ご家族でお花見に最適と思ったりしている。

古来より、桜の散りはじめ、花びらが舞いながら散る情景を花衣(はなごろも)と称してきた・・。

私は3分咲きも好感しているが、やはり花びらが散りはじめ、
空中にゆったりと舞いながら散る光景に美を感じるのである。

このようなことを思い重ねていると、
千年前の人々も私のように感じる人が多いかしら、
と微笑している。

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会津藩の子弟の教育の基盤は・・♪  《初出2008.4.4.》

2008-06-09 14:52:48 | 定年後の思い
私はここ数日、会津藩が藩士の子弟に教育した『什(じゅう)の掟』について、
考えたりしている。

このような考えに至ったのは、私が最近は別サイトで、
会津若松市にお住まいの男性と心の交流をはじめ、
この『什の掟』と藩士子弟の教育場の日新館が書き込まれていたのである。

この男性の方は、私がお酒をお燗すると綴ったのを、読んでくださった上、
その後フキノトウ、会津特有の食べ物を互いに交流し、
お互いに心の交流を深めはじめいる。

http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/swanlake/

私より齢上のお方であるが、音楽も愛され、
私は好感し、交流を重ねているのである。


私が会津若松の付近にある芦の牧温泉に、
家内と2泊3日の旅をしたのは、15年前頃に冬の時節に訪れたのである。

この中で、雪が降った後、日新館も訪れ、
この中のひとつの道場で、私は和弓の手ほどきを受けたのであるが、
『什の掟』はこの時に学んだのであるが、1週間過ぎた頃、忘れてしまった・・。


一昨年の冬、家内と新潟県の日本海にある瀬波温泉を出かける時、
東京駅の本屋で藤原正彦・著の『国家の品格』(新潮新書)を購入したのである。

私は藤原正彦・氏の本は未知であったが、話題された本であったので、
たまたま購読し、2泊3日のひとときに読んだのである。

私は藤原正彦・氏の志(こころざし)を学び、魅了され、
その後は氏の発刊された本は、数学の専門随筆以外は、
殆ど読んだ愛読者のひとりとなったのである。

最初に読んだ『国家の品格』の中で、『什の掟』が綴られ、
私は旅の最中に、七ケ条を思い返していたのである。


①年長者の言うことに背いてはなりませぬ

②年長者にはお辞儀をしなけばなりませぬ

③虚言を言うことはなりませぬ

④卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ

⑤弱いものをいじめてはなりませぬ

⑥戸で食べてはなりませぬ

⑦戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

と七カ条が明記され、この頃の藩士の子息の教育基盤となっていたのである。


私は昨今の男の子の家庭教育はもとより、学校、世間で適用されれば、
私と違い、真のある若き青年に成長する、と思ったりしたのである。

私は昭和19年に農家の子として生を受け、
小学校二年に父親が死去されるまで、
スバルタ教育を受けたのである。
口ごたえ、いいわけなどをすると、蔵に叩き込まれひとりである。

但し、私は中学生になっても、戸外で、
ご婦人と話すことが好きで、お喋りであったので、
七カ条目は困る、というのが本音でもある。


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ときには、私のサイトを見直して・・♪ 《初出2008.4.4.》

2008-06-09 14:49:32 | 定年後の思い
昨日、私はいつも投稿している別サイト【OCN Cafe】を
『Google』、『YAHOO! JAPAN』を検索したら、
掲載さて折、少し見直そうなと思ったのである。


現在の私は、別サイト【OCN Cafe】にその時に思考したり、
感じたりしていることを心の発露として、
殆ど毎日投稿している。

内容といえば、その日の出来事、四季の移ろい、幼年期、青年期、現役時代の想い出、
音楽、ときには政治の風刺などを綴っているが、
何かしら《ごった煮》のように感じているのである。

当初、昨年の夏、【簡単gooホームページ】で長年綴ってきたが、
廃止に伴い、日記部分に相当するのが、
別サイト【OCN Cafe】に移行できる理由で、
私は入会させて頂いたのである。

そして、カテゴリー別の表現は、【ココログ】でと思い、入会したのである。

結果として、別サイト【OCN Cafe】は、
皆様に暖かく支えられ、居心地が良く、【ココログ】を放置していたのである。


私は単なるその日の出来事の日記形式にはしたくなく、
例え《かりそめ草紙》であっても、随筆形式として綴っているつもりである。

ここ1週間、我が身を振り返り、このサイトの私の《ごった煮》に関し、
少しむなしさを感じたりしていたのである・・。

私は昨日の午後、かって2年間ほど加入していた【gooブログ】を読み返し、
幼い綴りであったが、定年退職後の数年のそれなりの熱い思いが表示されていた。


このような思いとなり、やはり私は愛惜があり、
このサイト【gooブログ】にカテゴリー別に再設定をして、
幼年期などの想いで、音楽、政治・社会風刺を綴ろうか、
と考えていたのである。

今後、1週間で別サイト【OCN Cafe】、
そして【gooブログ】の2本立てする心の整理をする予定である。


尚、皆様の心の発露の日記を私は数多く拝読し、
励まされたり、日常の過ごした方、思いを教示させられたりしている。

ただ、ご自分の日記は投稿せず、
単なるコメントするコメンティターのような人の気持ちは理解出来ないのである。

少なくとも、月に数度程度の心の発露として、ご自分を表示され投稿しなければ、
単なる傍観者と思っているのである。



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我が家を空から眺めれば・・♪  《初出2008.4.3.》

2008-06-09 13:50:05 | 定年後の思い
私は午前のひととき、幼児のような戯(たわむ)れのひとときを過ごした・・。

『Google Earth』の無料ソフトで、

http://earth.google.com/intl/ja/tour/thanks-win-updater.html

我家とその周辺を見たりしていたのである。

私の住所を入力し、主軸とした上で、それぞれの高度で眺めたのである。

最も接近できるのは、39メートルの上空から我家が見えるのである。

私が主庭に下り立ち、樹木を眺めながら煙草を喫ったりしているので、
私は素足で下駄を履き、煙草の銘柄の『チェリー』が解かるかしら、
と期待したが、ここまでは『Google』でも色々と問題があるので、
確認できなかったのである。

上空39メートルであると熱気球から地上を眺めた情景かしら、と思ったが、
樹木の金木犀、モミジなどは少しボケていたが、
全般として家屋、敷地は鮮明である。

上空100メートル前後にすると、
ヘリコプターに乗ったように、我家の周辺が眺められ、
1000メートルに合わせると、調布市全般の景観となる。

一万メートルを少し超えると、航空機からの窓から眺めたかのような情景となり、
東京湾、湘南海岸、三浦半島、房総半島が鮮明に映し出されるのである。

一番遠方にすると日本列島はもとより、周辺国々まで映し出され、
まるで人工衛星に乗り、地球を眺めたかのような錯覚を覚えるのである。

私は幼児の遊びかと感じていたが、まぎれなく大人の遊びと思ったのである。


30数年前、米ソが互いに核、大陸弾道弾などで軍事競争をしていた頃、
互いに軍事衛星から相手国を監視していた。

この頃、私は夢想したのであるが、
アメリカの軍事衛星は、敵対するソ蓮の軍事基地はもとより、
たとえば穀倉地帯のウクライナ地方の小麦畑・・
農民があくびをしながら、おしっこする情景を鮮明まで映し出されていたかしら、
と思ったりしていたのである。


私は年金生活の4年生の身であり、
ときたま戯(たわむ)れとして、ネット検索をしているが、
たまたま本日は『Google Earth』を相手に午前のひととき過ごしたりしたのである。



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風光る時を迎えて・・♪  《初出2008.4.3.》

2008-06-09 13:47:21 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、ここ数日、春のおだやかな陽射しにつつまれて、
朝を迎えている・・。

常緑樹は新芽を伸ばし、落葉樹は芽吹き、そして草花は花を咲かせている。

このような情景を朝のひととき、
玄関庭、主庭に下り立ったり、テラスで煙草を喫ったりして、
私はぼんやりと1時間前後見つめている・・。

日中、買物や散策をする時、陽春の陽射しにつつまれる中、
欅(けやき)などの大きな樹木が、芽吹き萌黄色に染まり、
ときおり微風が吹くと、陽射しが枝葉を通して揺らいでいる。

桜も1週間前頃から満開となり、青空に向かい白っぽい花びらが染めるを眺めたりしている。

そして帰宅した後、私は本などを開いたりしている。

このように春麗(うらら)かな日々を過ごしていることが多いので、
昨今の政局の混迷や社会の騒動も遠い世界の出来事に思える。

私は季節の移ろいを享受し過ごすのが、
何よりの優先課題として選択した年金生活の身であり、
現役時代の多忙期間の心身癒(いや)しているのかしら、
と時折微苦笑したりしている。

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齢を重ねた私が、『Web環境』を学ぶ時・・♪ 《初出2008.4.2.》

2008-06-09 13:45:20 | 読書、小説・随筆
私が自宅にインターネットを導入したのは、
定年退職の数ヶ月前であった。


私は1944年に1年間、コンピュータの専門学校でソフト学科を学んだ後、
企業に中途入社したのは25歳の時であった。

現場を一年配属された後、私は本社でコンピュータの専任者となり、
これ以降、20年近く情報部門に所属していたので、
ある程度コンピュータの先端ソフトなどを知っていた。

1990年前後に、私は他部門に異動する前までは、
IBMが開発したパソコンを広く技術公開をしたので、
数多くのパソコン・メーカーに共通のOSとして、
マイクロソフトがMS-DOSを発売し、パソコンの世界を一新させた。

これ以降、特にウィンドウズ95でインターネットが旋風したが、
私の情報部門の専門外であったので、素人なみの知識となった。


定年退職し、インターネットの検索、電子メールなどを盛んに利用していたが、
『ブログ』の世界を知り、私は衝撃を受けて、
『Web環境』を学びはじめた。

専門解説書はもとより、梅田望夫・著の『ウェプ進化論』(ちくま新書)、
佐々木俊尚・著の『次世代ウェブ』(光文社新書)など6冊を読んだりしていた。


今の私は、年齢を重ねた63歳で年金生活の4年生の身であり、
現役時代と違い緊張感を失くし、少しボケた心情であるが、
只今読書中なのは、森 健・著の『グーグル・アマゾン化する社会』(光文社新書)を読んでいる。


http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334033699


私が本屋の店頭で少し立ち読みし、購入したのは、

【・・商品の多様化で利益を得るロングテールは、
その裏返しとして、ヘッドという一極集中を招くのではないか・・】

と著作者の言葉に促(うなが)されて、購読したのである。

読みはじめ、どうしてなの、と私は独り言を云いながら、ボケた頭を振り、
読んでいるのである。

そして、Webの世界はどこまで進むの、
と技量もなく体力を衰えた私は、深くため息をしながら、読んでいる。

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昼下りの夢のひとときは・・♪  《初出2008.4.2.》

2008-06-09 13:05:32 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であり、
起床は日の出と共に起きるのを殆ど実践しているが、
ここ1週間の昼下りは読書をした後、昼寝を1時間前後する習慣が戻っている。

現役のサラリーマン時代は、数多くの人と同様に、
睡眠時間を削り精勤していたので、
せめて退職後は好きな時間に昼寝ができたら、
と長年念願していたのである。

私は昼下りの2時前後、寝室に行き、
障子越しの明るい中、布団にもぐり、
私の最も好きな読書をはじめるのである・。

『こうして・・本を読めるなんて・・夢のような時間だよ・・』
と私は家内に云ったりしている。

そして、私は本を開き、1時間前後読みながら眠りに付く・・。

目覚めると、玄関庭の軒下で、
夕陽を受けた樹木の芽吹きを眺め、煙草を喫ったりている。

ときには、午後に小用などで、読書と昼寝がままならない時があると、
何となくリズム感がおかしいと感じ、微苦笑したりしている。


尚、大熊照雄・医学博士の言葉によれば、
夜間に6時間以上の睡眠時間が望ましいが、
やむえず不足した場合は、居眠りは15分、昼寝は1時間半で補(おぎな)うのも、
ひとつの健康維持、と名言されていたのを
思い浮かべたりしている。


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春の陽射しの中、風は強く吹き・・♪   《初出2008.4.1.》

2008-06-09 13:02:49 | 定年後の思い
東京郊外の調布市に住む私は、
雲ひとつない青空が広がり、4月の中旬の陽気であったが、
ときおり強い風が吹き、我家の前に家にある大きな樹木が枝葉を揺らいでいた・・。

春風は風に運ばれて、と洒落てみたいが、烈風を眺めたりしていると、
甘い言葉など飛んで行ったしまう。

こうした中、私はいつものように2店ばかりのスーパーで買物をしたが、
店の前にある数多くの自転車が倒れて、整理係の男性が奮闘されていた・・。


年金生活の4年生の私は、日常の買物を担当しているが、
家内からスーパーのチラシに赤丸印に基づいて購入した後は、
私が店内で自在に買物をしたりしている。

我家では日常品はある程度多めに、家の中で数箇所に保管しているが、
私は在庫が少なくなると、そわそわすることがある。
特に浴用石鹸とトイレット・ペーパーであり、
自在にふんだんに使いたいからである。

家内はティシュ・ペーパーと洗剤関連などである。


たまたま本日は、トイレット・ペーパー、花王のハミング、ニュービーズなどを、
私が持ちきれる範囲で購入したのである。

我家は自動車は保有しない信条なので、
私は買物の引き車を引いたり、両手に提げてスーパーを往復するのが通例である。
我家から最寄の300メートル前後に、
スーパーが2店あるが、いつも愛用している店であり、
ときおり駅前のスーパーに行ったりしているのが実情である。

帰宅後、私は髪の毛が少し乱れたりしたが、
『XXちゃん・・予定どおり買えたょ・・』
と私は家内に云ったりしている。

『ご苦労さまでした・・
これだけ洗剤があれば・・安心して洗濯できるわ・・』
と家内は私に云いながら、微笑んだりしていた。



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新たなる清浄明潔の時を迎えて・・♪ 《初出2008.4.1.》

2008-06-09 13:00:30 | 定年後の思い
昨夜、3月のカレンダーにさよならすると、
新たな4月のカレンダーは、『清明(せいめい)』という言葉を目にした・・。

樹木は芽吹き、草花は花を咲かせ、
春の明るい陽射しの光につつまれて、
清らかに生きている万物に恵みの時、
と私は解釈している・・。

小学生の入学するピカピカの一年生・・
企業などに入社し、緊張感の中で迎えられる社会人・・

私は年金生活の4年生の身であるが、
私はこうした人々、そして人事異動で新たな職場に勤められる方などから、
特に新たなる心の活力を頂いている・・。

いずれにしても、老若男女の中で、
希望にあふれ目に輝きを持った人々に、
私はさりげなく心が共有できる人たち、と確信している。
そして私は何より嫌いなのは、
なげやりに生き、日常生活を粗末にしている人たちである。

このように少しボケてきた私さえ、
朝の陽射しを受けて思ったりしている・・。

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