夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

いつの日にか私が亡くなった時、家内が5つの最優先手続きをすることを学びながら・・。

2014-11-26 11:57:57 | ささやかな古稀からの思い
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、一代限りの身の為か、
私は家内には、俺が死んだ時は家族葬で、
花と音楽に包まれて、出来うる限り質素にして貰いたい、
とここ10数年言ったりしている。

そしてお墓は要らず、死者は土に還る、という強い思いがあるので、
樹木葬のある墓地の里山に埋めて頂きたい、と私は独断と偏見である。

その後、四十九日の納骨が終われば、
何らかの雑木の下で永久に安らかに眠る、という考えの持ち主である。

そして残された人は、旅行か何かの機会に時、気が向いたとき、お墓参りをしてくれれば良い。
数年に一回でも良いし、或いはそのままお墓参りなどしなくて、
ご自分の余生を楽しんだ方が良い、と私たちは話し合ったりしてきた。
       

私の生家は長兄が実家として継いで、確か18代目となって、
祖先代々からの位牌などのある仏壇を守り、
お墓は実家から徒歩で20分ばかり小田急線の『狛江』駅から数分歩いた所の寺院の広い墓地の一角にある。

私たち夫婦も、母の命日、春のお彼岸、夏のお盆、秋のお彼岸に、
長兄宅に寄って仏壇にお線香を捧げた後、長兄夫婦、来宅している叔母、親戚の方たちと談笑したりした後、
お墓参りに行ったりしている。

私は農家の三男坊として生を受け、分家のような形で実家の近くに住んでいるが、
実家のお墓の近くに墓地を買い求めるに、たまたま子供に恵まれなかったので、
一代限りとなるので、私たち夫婦が亡くなった後は、長兄の子供たちにご迷惑を配慮し、
躊躇(ためら)ってきた・・。

そして結果としては、樹木葬への思いを深めている・・。
                    

私は漠然としながらも、家内より先にあの世に行くと思っているので、
ときおり私の葬儀、お墓、そして家内の独りの老後で程ほどに生活できそうな状況のことも、
話し合ったりしている。

私は2004年(平成16年)秋に定年退職し、多々の理由で年金生活を始めた直後、
私たち夫婦はふたりで銀行、信託銀行、郵便局などで、個人年金、定期貯金、国債などの通帳を確認したりしてきた。

こうしたことは、どちらかが少しボケた時、或いはどちらかが亡くなった時を配慮して、
お互いに心身明確な時に、確認し合ってきた。

そして私は家内を誘い、公正証書の作成できる処に出向き、
遺(のこ)された家内が老後の生活が困窮しないように、私の遺言書を作成したりした。

しかしながら、こうしたことは天上の神々の采配に寄るものであり、
家内に先立たれることもあり、私が独りぽっちとなることも、一年に数回ぐらいは、
おひとりさまの生活を思いめぐらすこともある。
       

昨夜、私はネットでニュースを読みながら彷徨(さまよ)っている中、
《夫が突然死んだ場合にすぐにでも行うべき5つの重要な手続き》
と見出しを見て、どういうことなょ、と思いながらクリックした。

やがて女性週刊誌ひとつの『女性セブン』2014年11月27日号の記事ひとつで、
『産経デジタル』に於いて、2014年11月27日に配信された記事と解り、
無断であるが転載させて頂く。

《・・夫が突然死んだ場合にすぐにでも行うべき5つの重要な手続き

夫が突然死んだ場合、葬儀のことをまずは考えなくてはいけないが、
葬儀のあとは、法要を進めながら、亡き夫の身の回りの整理をしていくことに。
とりわけ夫が死んだあと、すぐにでも行うべき重要な手続きは、この5点だ。
       

1.世帯主変更届
   住民登録をしている市区町村役場に届け出る。
   14日以内の届け出が義務。本人確認書類・印鑑を持参すること。

2.公共料金などの名義・口座変更
   電気、ガス、水道、電話など各契約会社に提出。
   というのも、夫の口座は死後、凍結され、引き落としができなくなるから。

3.年金・保険金の届け出
   社会保険事務所、または自治体の国民年金課に届け出る。
   手続きをしないと遺族年金が受け取れない。

4.葬祭費の申請
   加入している健康保険の窓口に申請。
   3万~7万円程度給付。2年以内に請求しないと時効になる。

5.クレジットカードなどの解約
   カード会社に解約を申請する。
   そうしないと年・月会費がずっと引き落としになる。

ここで関係する書類が見つからない、契約先がわからないなどのトラブルが生じるケースも多い。
特に、遺族年金や保険の手続きは収入に直結するだけに、見つからない事態は避けたいもの。
       

ファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんは、
こうした手続きに必要な各種書類の所在を、生前に明確にしておくことが重要と話す。

「市販のエンディングノートなどを使い、引き継ぎノートをつくっておきましょう。
控えておくべき内容は、『所有している預貯金口座』
『各口座の自動引き落とし内容、およびその契約先』
『持っているクレジットカード』
『加入している保険』
『年金・健康保険の番号』など。

それぞれ収納場所も明記しておくことも忘れずに」(豊田さん)

各種名義変更などは、問い合わせ先やサポートセンターの一覧を引き継ぎノートにメモしておけば、
手の空いた時間に順にかけていくだけですむ。
ときどき見直し、追加・変更になったものは随時更新を。
       

他にも必要な手続きをあと3つ紹介する。
死亡届は死後7日以内に。
なお、このとき提出する死亡診断書(医師に書いてもらうもの)は、
保険などの請求に必要になることが多いので、1部はコピーをとって手元においておく。

もう一つは、免許証や保険証は該当機関に返却する。
そして治療費や入院費が多額(概ね8万円以上)だった場合は、
加入する健康保険の高額療養費制度を利用すれば、払いすぎた分を取り戻せる。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
       

私は読み終わった後、知らなかったことも多々あり、
その上、私の『エンディングノート』には、書き洩らしている項目があったなぁ、
と苦笑したり学んだりした。

そして私は本日の午前中のひととき、家内に《5つ手続き》を話題に、
私たちは共有したく、微苦笑しながら話し合ったりした。

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コメント (4)
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