夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ジャンボ宝くじ、当選したならばと長年妄想し、やがて微苦笑し・・。

2014-11-25 13:42:12 | ささやかな古稀からの思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年の古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、昨今、新聞の中の広告記事とか、家内がテレビを視聴していると、
何かしら『年末ジャンボ宝くじ』CMが映し出されている。

そして今年の1等前後賞合わせて7億円と知り、7億円を私が手にしたら人生観が変わるよなぁ、
と何かと単細胞の私は微苦笑したりした・・。
       

私は2004年(平成16年)秋に定年退職をする1年前の頃から、
宝くじの「ジャンボ」が発売される時だけ、確か一等は数億円と知り、
一枚300円の宝くじを10枚だけ、四季折々に発売されるたびに買い求めることが多かった・・。

私は中小業のある民間会社に35年近く奮戦してきたが、
サラリーマンの時代では、生涯の給与、ボーナス、退職金を合算しても税込2億5000万円であった。

そして最後の5年はリストラ烈風の中、あえなく出向となり、何とか年収1千万円台で卒業できたが、
大企業で栄進された方、或いは官公庁の上層部のように高額所得地位にも成れず、
程ほどの年収、退職金であり、金融資産も程ほどとなり、つたない私はもとより対象外となっている。

多くの方たちから人生の3大支出と称される教育資金、住宅資金、老後資金の中で、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、子供の教育資金は不要となり、程ほどの預貯金は出来たりしていた。

こうした中で、経済にも疎(うと)い私が、
信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の寄稿文を読み、
デフレ経済の蔓延している中、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
預貯金が3000万円あれば、少しづつ取り崩して生活すれば、少しはゆとりのある年金生活ができるかしら、
と学んだりした。

しかしながら定年後に多々理由で年金生活を始めた時、
築後26年の古ぼけた一軒屋を、新たに新築すれば少なく3000万円は資金を要すると思い、
老後の資金に余裕がなくなり、私たち夫婦の趣味の国内旅行費などに制約されると思い、断念した。

そして定年退職時の2年前に、少しリーフォームをして500万円前後で整備した程度となった。
       

このような思いを秘めてきた私は、一枚300円の宝くじを10枚だけ、
四季折々に「ジャンボ」が発売されるたびに、買い求めることが多かった・・。

そしていつの日にか、1億円ぐらい当選すれば、5000万円前後で新築し、
残りの5000万円は、国内旅行の滞在日数を今より増やしたい、と夢想したりしている。

しかしながら夢から覚めた現実としては、定年退職時の半年前に5万円当選し、
半年前に1万円当選したが、これまでは少なくとも年に12000円を買い求め、
10年過ぎた今は概算12万円は投じてきたので、もとより採算は合わないのである。

こうした中でも、今回の『年末ジャンボ宝くじ』も、買い求めなければ当選はしないで、
いつの日にか、と思いながら私は近日中に購入する予定である。

そして見果てぬ夢だよなぁ、と微苦笑する時もある。


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コメント (2)
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