夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

時代遅れの我が家、初めての携帯電話に家内は戸惑いながら、微苦笑を重ねて・・。

2015-03-13 15:06:41 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
我が家は私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭である。

そして私たち夫婦はインターネットに関して、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
据え置き型のパソコンを利用している。

私は平素に愛用しているパソコンは『ウィンドウズ7(セブン)』のディスクトップ型があり、
広い画面を見ながら、キーボードでブログの投稿文などを綴ったりしている。

そして『ウィンドウズ8。1』ノートパソコン型は予備機としてきた。
          
           ☆左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』、そして右側は予備機の『ウィンドウズ 8。1』☆

しかしながら私たち夫婦は、恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
そしスマホと省略されているスマートフォンも使えないのである。

その上にフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。

このように無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
                    

そして私たち夫婦は、携帯電話に興味がなく、今日まで至っているが、
6年前の頃から、私たち夫婦のどちらかが、ボケる前には携帯電話が必要と思ったりした。

過ぎし10日に最寄駅のスマホ・携帯電話の販売代理店で、
携帯電話の入門者に最適と思われる『らくらくホン』を一台ばかり買い求めた・・。
そして選択コースは毎月2200円の『かけ放題』とした。

『かけ放題』にした理由は、我が家は固定回線の光ファイバーの『ひかり電話』を愛用しているが、
家内が独り住まい家内の母宅に、毎晩夕食前のひととき30分前後電話をし、
健康の状況など尋ねたり、聞いたりしている。

こうした結果として、固定の廉(やす)いと思われる『ひかり電話』でも、
毎月利用料金として3000円前後となったりしてきた。

このような事情で、従来の『ひかり電話』をできる限りやめて、
これから携帯電話の『かけ放題』を活用すれば・・という思惑があったのである。
       

ここ数日、家内は初めて携帯電話に、ときおり触れている・・。
たとえば毎晩、家内の母宅に電話連絡する時は、携帯電話で通話し、
『かけ放題』だから・・いくら話しても同じ料金だから・・、
と家内は言ったりし、私は夕食の時間が遅れるょ、と心の中で思いながら苦笑したりしてきた。

或いは利用度の多い登録機能で、氏名と電話番号を入力したりしている。
殆ど居間の食卓テーブルで行っている。
『あらぁ・・おかしいわ』
と家内は幾たびか呟(つぶや)いたりしているのを、私は聴いたりしている。
       

現在、私が愛用しているパソコンは、ディスクトップの固定型であり、
キー・ボードでブログの投稿文、電子メール、ネット検索などの入力をしている。
          
私が初めてコンピュータのキー・ボードに触り、ディスク・トップの画面を見たのは、
1969年(昭和44年)の4月であった。

私は東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)の秋、大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をしていたが、やがて敗退し、
やむなく何とかして民間会社に中途入社したい為に、
コンピュータの専門学校のソフト科に1年間ばかり学び始めた時であった。

その後、1970年(昭和45年)の4月に、何とかこの当時の大手メーカーの民間会社に中途入社できた後、
やがて関連の中小業に移籍された中、情報畑の配属され、20数年ばかり奮戦した。

このような体験があったりしてきたので、私は入力に関しては、
日本の標準とされるJISキー・ボードしかできない身となっている。

            
この間、1995年〈平成7年〉の頃から、世の中は携帯電話が普及し始めた中、
電子メールを打ち込んでいる若き男女を見かけたりしてきた。
私はあのような小さく、わずかなキーを変換させて、よく入力できるなぁ、と感心したりした。

その後に、多くの50、60代の女性も、たどたどしい指先で、この携帯電話に
メールを打ち込んでいる情況を私は見かけたりすると、微苦笑を重ねてきた・・。
              

年金生活の今、我が家のパソコンは私が殆ど独占しているが、
ときおり家内も利用することがあるが、キー・ボードに入力することはできず、
幾たびか私がやさしく教えても、そのうちに覚えますから、と今日に至っている。

家内は検索して確認したい要素・・たとえば旅行の宿泊先、周囲の観光地などは、
私が必要項目を入力し、『お気に入り』に記憶させた後、
家内は長い時間くまなく見て、確認したりしてきたのが実態となっている。

こうした実情から、今回初めて携帯電話を購入した機会に、
家内に入力から初心者の利用できる範囲まで、習得して欲しく、私は願ったりしている。
       

こうした中、家内は添付されてきたマニアル本を横に置いて、
初めて携帯電話を触りながら、『あらぁ・・おかしいわ』
と家内は幾たびか呟(つぶや)いたりしている。

先ほど、家内はデジカメ機能をさわり、私を写したりして、
やがて携帯電話のディスプレー画面を私に見せて、
『ちゃんと・・あなたが表示されているでしょう・・』
と微笑みながら私に言ったりした。

『XXちゃんさぁ・・進歩しているょ』
と私は家内に言ったりしている。


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