夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『コレステロール値が高いほど長生きする?』と教示され、高齢者の私は戸惑い・・。

2015-03-08 12:22:31 | ささやかな古稀からの思い
東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は民間会社の中小業のある会社に35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
多々の理由で年金生活を始めたひとりである。

やがて2010年(平成22年)の秋に、私は健康診断の結果、糖尿病と診断され、
内科の医師の指導、家内は野菜を多くした料理、そして私はウォーキングをほぼ毎日したりした。

そして翌年の2011年(平成23年)の3月の初旬、
最寄の内科に4週間毎に定期健診を受けて、糖尿病の範囲の対象から克服でき、
悪玉コレステロールは基準値の90%、これ以外はすべて優等生となった。

この後は、4週間毎に定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、
血糖値を下げる薬、そしてコレステロールを下げる薬を頂き、 日々朝食後に飲んでいるが、
これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
        

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わない。
私自身の糖尿病の再発防止もさることながら、何よりも怖いのは認知症である。

こうした根底があり、自宅の周辺3キロぐらいの中の住宅街の道、遊歩道、小公園などを
ひたすら歩いたりする中で、 季節のうつろいを享受している。
       



こうした中で、本日の午前中のひととき、小雨が降ったりしていたので、
平素の買物と散策も取りやめて、ネットでビジネス総合情報誌として名高い『プレジデント』の配信して下さった記事を
読んだりしていた。

やがて『 コレステロール値が高いほど長生きする?』と題された見出しを見て、
どういうことなのょ、とクリックして記事を精読してしまった・・。

この記事は医学博士・イシハラクリニック院長の石原結實さんが、
『なぜ、おなかをすかせると病気にならないのか』(プレジデント社)から上梓されたご著書で、
この一部を編集部が抜粋して公開された連載のひとつ解り、
読み終わった後、私は戸惑いながら、多々教示された。

無断ながら転載させて頂く。
《・・コレステロール値は下げればいいというものではない

西洋医学では、血液中のコレステロールの正常値を130~219㎎/dlと決め、
少しでも多いと抗コレステロール剤を処方する傾向がある。
コレステロールを動脈硬化、ひいては心筋梗塞、脳梗塞の元凶と考えているからだ。

しかし、コレステロールは、人間を形作っている60兆個の細胞の膜の成分であるし、
胆汁や男性ホルモン、女性ホルモン、さらにはストレスに耐える副腎皮質ホルモンの原料でもある。

だから、「コレステロールを無理に薬で下げたら、ストレスに弱くなり、種々の病気にかかりやすくなる」と指摘する医師もいる。
最近では「コレステロール値が高い人ほど長生きする」というデータも数多く発表されている。
             

フィンランドのヘルシンキ大学で、高脂血症1200人を対象にした調査が実施され、次のような結果が得られた。
高脂血症を食事療法と薬で下げたグループAと、下げる手段を何も講じなかったグループBを比べたところ、
10~15年後の心筋梗塞の発症率、死亡率ともに、Aグループのほうが高かった。

日本でも、1980年、厚生(現・厚生労働)省国民栄養調査対象者1万人に対する14年間の追跡調査で、
「240~259㎎/dl」が「健康長寿」にもっともよいコレステロール値であることが判明している。

また、茨城県で40~79歳の男女10万人を5年間調査したところ
「コレステロール値が低いほど、全死亡率、特にガンの死亡率が高かった」
「240㎎/dl位上の全死亡率が一番低かった」ことが明らかになっている。

抗コレステロール剤である「スタチン剤」は、毎年400万人に処方されている。
しかし、その副作用として、横紋筋融解症(筋肉が溶ける。その前に患者さんは筋肉痛を訴える)、
肝機能障害、血小板減少(出血)などが現れることがある。

コレステロールに対して、過剰な「敵意」をもつことは、むしろ危険なのである。・・》
       
       

私は抗コレステロール剤である「スタチン剤」系の「サワイ」を毎朝食後に、
一錠を服用しているが、幸いには何かと鈍(に)ぶ児の私は、悪しき副作用はなく、現状に至っている。

もとより完全健康体であれば、薬は不要であり、
やはり薬はその人なりに悪しき副作用が発生する、と多く医学の専門賢人から明言されている。

今回、この記事を読み終わった後、日頃の歩き方が少なく、もっと早く多く歩きなさい、
と叱咤激励を受けたように、私は受け止めたりしている。

    
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コメント (6)
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