夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者の私たち夫婦、春めく中、ときには小庭の手入れに奮戦して・・。

2015-03-12 15:27:15 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
昨日の朝食時に、私は家内に、
『明日・・庭の樹・・少し剪定するよ・・』
と私は家内に言ったりした。

『そうねぇ・・玄関の庭の方だけでも、早めに手入れをしないと・・私も手伝うから・・』
と家内は微笑みながら言ったりした。

我が家の敷地は変形5角形で、家屋を建つと、玄関庭と主庭となり、
原則として小庭の手入れは私の責務の範疇であるが、蚊(か)の出る5月下旬頃から10月頃までを除き、
体力の衰えた私を見かねて、家内の支援を受けることが多くなっている。

我が家の小庭の樹の剪定は、ご近所のお宅の殆どは植木屋さんに年に数回依頼しているが、
我が家は私たち夫婦が自己流でしているのが、私の定年後のここ10年の実態となっている。
                 
                  
私が2004年(平成16年)の秋に定年退職した以前は、
5年ごとに植木屋さんに依頼するたびに50万円前後を要してきたが、
この間は私が物真似て剪定してきた。

そして私が定年後まもなくして、ご近所より少し広い我が家は、
植木屋さんに年に数回依頼すれば、数10万円と教えられたりした。

こうした時、家内は3泊4日ぐらいの私たちの旅行ができるわ、と言い、
小庭の手入れは私の責務の範疇であったが、年に数回は家内の手助けを借りている。
                                

今朝、私たち夫婦は6時に起きて、着替えたりした後は朝食を頂いたりした中、
地元の天気情報を視聴したりした。

朝の6時は0度、昼下がりは13度前後、夕方の6時は9度前後、
朝方は弥生寒気で平年より寒く、ときおり吹く風も冷たく感じますが、日中は快晴に恵まれます、
このようなことを天気情報を担当している麗(うるわ)しきが明言されたりしていた。

私は若い女性なのに、弥生寒気と称した季節感あふれる言葉に、好感したりした。


やがて私は8時過ぎに、玄関庭に下り立った・・。

こうした時の私の容姿は、ストレッチパンズの長ズボン、着古した冬用のジャンパー、スポーツシャツ、
ウォーキング・シューズ、帽子、滑り止めの軍手をしたりしている。
そして剪定鋏(ハサミ)を腰の周りにしている。

まもなく家内も出てきて、冬用のトレーナー姿にエプロンした容姿でタオルを姉さん被(かぶ)り、
ウォーキング・シューズの万全な容姿で、滑り止めの軍手をしている。

そして私は昨年の初夏の頃に買い求めた切れ味抜群の鋸(のこぎり)を右手に持ちながら、
適度な台に乗り、枝葉を切り落としはじめた。

家内も剪定用の鋸(のこぎり)を右手に持ちながら、小枝を切り落としたり、
或いは剪定鋏(ハサミ)を使ったりしていた。
       

私は何にかと暑さに苦手であるが、春到来を予感される晴れ間の10度近い暖かさであったが、
ときおり強く吹く風は、頬(ほお)に冷たく感じて、私は微苦笑したりした・・。

やがて我が家の歩道に面した垣根のカイズカイブキ、アカネモチ、ツバキなどを剪定したりした。
              

私は若き40代の頃は、数多い雑木は樹高10メートル前後にしていたが、
齢を重ねた60代の頃から、樹高3メートル前後ぐらいにしなければ、
手入れが困難になる、と家内の助言に基づいて、小ぶりに剪定したりしてきた。

そして2時間近く私たちは奮戦した後、やがて枝葉を散乱したので、
市の指定された『燃えるゴミ袋』のLLサイズ(45リットル入り、有料・10袋入り、840円)に、
袋に破れないように入れる為、枝葉を適度に剪定鋏(ハサミ)で切ったりした。

こうした中で樹の直径15センチ前後の枝も切り落としたので、
『燃えるゴミ袋』に入れる長さに切ったりした。
その後、散乱した枝葉を掃き清めたりした。

こうした中で、私は玄関の前の石畳に簡易椅子を持ちこんで、
ほぼ30分ごとに5分休憩し、煎茶を飲んだりした。
       

家内は昨年の12月下旬の誕生日を迎えて65歳となっているが、何かしら心身溌剌としている。
私は昨年の9月下旬の誕生日で古稀と称される70歳と昇進したが、
定年退職後は現役時代の緊張感が失くしたせいか、65歳の頃から体力の衰えも実感したりしてきた。

そして私の心情としては、私の母、そして家内の母も更年期が過ぎてから、
新たに甦〈よみがえ〉る程に元気になっていた60代の時期もあったりしてきたので、
女は良〈い〉いよなぁ、と私は家内を見つめたりしていた。

この後、『XXちゃんさぁ・・今日は玄関庭が終わったし、主庭は僕がそのうちするから、
本日はやめない?』
と私の方から家内に提案したりした。


そして風呂を沸いた頃、家内に先に入ってもらい、
私は居間の前にある主庭に移動して、片隅にあるテラスに簡易椅子に座り、陽射しを受けながら煎茶を飲んだりした。

そして静寂の中、満開となった白梅と紅梅に見惚(みと)れたりした・・。
          

私は若き40代の頃は、こうした時はお寿司屋さんから頂いた大きな湯呑茶碗で、
冷酒を二杯ぐらいは呑んで待機していたが、
その後の50代の時は、殆どビールを呑んだりしていたが、
今や煎茶を飲む身となり、やはり齢かしらと苦笑したりした・・。

やがて家内から、お風呂を上がったわ、と12時半過ぎに私は聞いたりした後、
市が指定された我が家の門扉の内側に、『燃えるゴミ袋』のLLサイズが10袋あり、
私は微苦笑しながら、お風呂場に向かったりした。


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