私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
私としては、家内より先にあの世に行くと思っているので、
私の葬儀、お墓、そして家内の独りの老後で程ほどに生活できそうな状況のことも、
話し合ったりしている。
こうした思いのある私は、過ぎし年の2004年(平成16年)秋に定年退職後、
多々の理由で年金生活を始めて、まもなく公正証書の作成できる処に出向き、
残された家内の生活が困苦しないように、私の遺言書を作成したりした。
そして自宅を処分して、2DKのマンションを購入して、残された人生を過ごされれば、
と私は家内に言ったりしている。
しかしながら、こうしたことは天上の神々の采配に寄るものであり、
家内に先立たれることもあり、私が独りぽっちとなることも、一年に数回ぐらいは、
おひとりさまの生活を思いめぐらすこともある。

こうした心情を秘めている私は、ネットで愛読しているビジネス総合情報誌として名高い『プレジデント』の公式サイトを
読んでいる中、【平均年齢69.8歳、半数以上が独身! 「郊外型コミュニティ」の魅力】
と見出しを見て、どういうことなの、と思いながらクリックした。
そして『親も子も嬉しい「家の新常識」【3】高齢者住宅』の連載記事であり、
『プレジデント』誌に 2013年10月14日号に掲載された寄稿文と解った。
無断であるが、転載させて頂く。
《・・「老後」といえば、介護の不安が頭をよぎるが、実際に生活が困難になるのは、ずっと先の話だ。
生命保険文化センターのまとめによると「要支援・要介護」の認定者は、
75~79歳でも13.5%。80~84歳は28.4%、85歳以上では58.4%にまで高くなるが、
80歳未満では7割以上の人が元気に暮らしている。
それではリタイア後にどこで楽しく過ごせばいいか。
60代から老人ホームというわけにもいかない。特に独身や子なし世帯には切実な問題だ。
千葉県稲毛市にそんな「アクティブシニア」を集めた新しい形の住宅がある。
2010年に開所した「スマートコミュニティ稲毛」では現在約400人が暮らしている。
平均年齢は69.8歳。入居者の半数以上は単身者で、全体の男女比は4対6。
昨今入居ペースが上がっていて、2日に1人の割合で入居者が増えている。
運営するスマートコミュニティの宮本雅史会長は、
ゲームソフト『ファイナルファンタジー』を制作したスクウェア(現スクウェア・エニックス)の創業者で、
投資家としてこの事業を立ち上げた。
宮本会長は「高齢者の生活コストを半分に下げることが事業の出発点だった」と話す。
「『月20万円分の生活を10万円で提供する』というのがポリシーです。
厚生年金の受給額は平均で月16万円程度。将来の切り下げを見越せば、10万円程度に抑えたい。
さまざまなサービスを『共同購入』すればコストは下げられます。
稲毛では1000人規模とする予定です。
将来的にはこうした暮らし方を当たり前のものにして、高齢者の生活コストを引き下げ、
次世代の負担を減らしたいと思っています」

入居条件は50歳以上で、健康的に自立した生活が送れ、コミュニティに参加する意欲があること。
住居は分譲形式をとっており、単身者向けの33平方メートルの1Kは1360万円から、
2人向けの70平方メートルの1LDKは2750万円から。
このほかに入居時には入会金が52万5000円(2人目は半額)と施設利用権利金として147万円(同)が必要だ。
初期費用コストは単身者で1560万円、夫婦なら3050万円程度となる。
月々の費用は前述の通り、1人につき約10万円が目安となる。
内訳はコミュニティサービス費が4万5000円、朝夕の食費が4万4000円、住居の管理費や修繕積立金が1万3000円程度。
このほか住居の水道・光熱費などが自己負担になる。
住居は分譲形式のため所有者の資産となり、売却もできる。
高齢者住宅には「終身利用権付き」の施設も多いが、それらは利用権のため、死亡・退去時には無効となり、資産にはならない。
東京歯科大学教授の中村光博さん(62歳)は、2011年2月に入居した。
単身のため、栄養管理を受けられる点に魅力を感じたと話す。
「住んでいたマンションを売却して、移り住みました。それまで食事は外食やコンビニ弁当がほとんど。
ここでは『なだ万』の料理が、きちんとした陶器でサービスされるので、それがありがたいですね。
私はゴルフが趣味なのですが、ここでは毎月コンペがあります。友達もできました。
65歳の定年までは働くつもりですが、ゴルフ三昧の老後が楽しみですね」
「この施設の要はコミュニティ。ゴルフや釣り、音楽、陶芸、麻雀、ヨガなど、20以上のサークルが立ち上がっています。
都市部の住まいは忙しい若い人たちに譲って、引退後は郊外でセカンドライフを生き生きと楽しむ。
それがシニアにも、日本にもプラスだと思うんですよ」(宮本会長)・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

私は過ぎし年の2010年(平成22)年の夏に、楡周平(にれ・しゅうへい)・著作の『衆愚の時代』(新潮新書)を見かけて、
私は氏の作品を初めて読んだが、 確かな視線のある作家と感じて、好感したりした。
その後、今年の4月30日に於いて、氏の『「いいね!」が社会を破壊する』(新潮新書)の書評を読み、
つたない私の感性が換気させられて、購読して、圧倒的に感銘を受けたりした・・。
やがて遅ればせながら氏が2008年(平成20年)7月に上梓した『プラチナタウン』を
昨年の夏に祥伝社文庫で発刊されていたで、購読して、感銘させられた。
そして定年退職を過ぎ、年金生活をしている団塊世代を中核とした人たちにとって、
確かな桃源郷のひとつ、と心の中で呟きながら、確信を深めたりした・・。
この小説の概要の紹介した記事は、ネットで数多く紹介されている中、、
的確に表現した記事を転載させて頂く。
そして氏のこの作品の思いも掲載されている。
http://www.nikkeibp.co.jp/aging/article/innovator/20121003/01/01.html
☆【AGING Web】==>『AGING INNOVATOR 超高齢社会対応の先駆者たち 』
==>『小説『プラチナタウン』が示すもの 第1回』☆
そして補足として、主人公は団塊世代であり、若き20代の頃に三菱商事と推定される商事会社に奮闘され、
この当時の頃からの社会状況も克明に描き、やかて50代の自身の置かれた心情をくまなく表現され、
やがて上司の辛辣な采配で、やむなく退社されて、過疎の町長に就任して、
債務超過のような町を、高齢者の定住型テーマパーク街を立案して、やがて実施して、盛況となる。
楡周平(にれ・しゅうへい)氏は団塊世代の主人公に仮託させて、
《・・老後の新しいライフスタイル」として、
「日本人にとって、楽しい人生とは何なのか。
仕事を終えたら燃え尽きて終わりだなんて、そんな人生つまらない。
人生の最後に、本当にしたいことができなければ、それまで懸命に働いてきた意味がない。
これからは、老後を楽しむという方向へ価値観を変え、
老後を最高の人生と思えるシステムや社会を創らなければならない」。・・》
このような本書であるので、もとより団塊世代、そして少し齢上の世代、
あのような風潮もあったよねぇ、と過ぎし年に愛惜を重ねたり、
いざ年金生活となっている人たちに、自身が秘めている理想と思われる桃源郷のひとつに、
限りなく共感させられ、夢想てきる本書でもある。
このように思いを私は熱く感じたりした・・。

今回、『プレジデント』の公式サイトで【平均年齢69.8歳、半数以上が独身! 「郊外型コミュニティ」の魅力】を読んだ後、
作家・楡周平(にれ・しゅうへい)氏が小説として『プラチナタウン』のような概要目的と同じようだ、
と微笑んだりしてしまった。
しかしながらこうことを実現させたスクウェア(現スクウェア・エニックス)の創業者・宮本雅史さんに、
団塊世代を中核した人たちの第二の人生の桃源郷のひとつ、と思い深めたりした。
私は数多く中小業で長らく奮戦してきたが、私か家内が『おひとりさま』になった時、
都心にある高価なマンション風の老人ホームには、無念ながら高価すぎて入居できない。
そして今回のクラスだったら、安楽な『おひとりさま』が過ごせる、
と私は思案を深めながら、候補のひとつだ、と微笑んだりしている。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
私としては、家内より先にあの世に行くと思っているので、
私の葬儀、お墓、そして家内の独りの老後で程ほどに生活できそうな状況のことも、
話し合ったりしている。
こうした思いのある私は、過ぎし年の2004年(平成16年)秋に定年退職後、
多々の理由で年金生活を始めて、まもなく公正証書の作成できる処に出向き、
残された家内の生活が困苦しないように、私の遺言書を作成したりした。
そして自宅を処分して、2DKのマンションを購入して、残された人生を過ごされれば、
と私は家内に言ったりしている。
しかしながら、こうしたことは天上の神々の采配に寄るものであり、
家内に先立たれることもあり、私が独りぽっちとなることも、一年に数回ぐらいは、
おひとりさまの生活を思いめぐらすこともある。

こうした心情を秘めている私は、ネットで愛読しているビジネス総合情報誌として名高い『プレジデント』の公式サイトを
読んでいる中、【平均年齢69.8歳、半数以上が独身! 「郊外型コミュニティ」の魅力】
と見出しを見て、どういうことなの、と思いながらクリックした。
そして『親も子も嬉しい「家の新常識」【3】高齢者住宅』の連載記事であり、
『プレジデント』誌に 2013年10月14日号に掲載された寄稿文と解った。
無断であるが、転載させて頂く。
《・・「老後」といえば、介護の不安が頭をよぎるが、実際に生活が困難になるのは、ずっと先の話だ。
生命保険文化センターのまとめによると「要支援・要介護」の認定者は、
75~79歳でも13.5%。80~84歳は28.4%、85歳以上では58.4%にまで高くなるが、
80歳未満では7割以上の人が元気に暮らしている。
それではリタイア後にどこで楽しく過ごせばいいか。
60代から老人ホームというわけにもいかない。特に独身や子なし世帯には切実な問題だ。
千葉県稲毛市にそんな「アクティブシニア」を集めた新しい形の住宅がある。
2010年に開所した「スマートコミュニティ稲毛」では現在約400人が暮らしている。
平均年齢は69.8歳。入居者の半数以上は単身者で、全体の男女比は4対6。
昨今入居ペースが上がっていて、2日に1人の割合で入居者が増えている。
運営するスマートコミュニティの宮本雅史会長は、
ゲームソフト『ファイナルファンタジー』を制作したスクウェア(現スクウェア・エニックス)の創業者で、
投資家としてこの事業を立ち上げた。
宮本会長は「高齢者の生活コストを半分に下げることが事業の出発点だった」と話す。
「『月20万円分の生活を10万円で提供する』というのがポリシーです。
厚生年金の受給額は平均で月16万円程度。将来の切り下げを見越せば、10万円程度に抑えたい。
さまざまなサービスを『共同購入』すればコストは下げられます。
稲毛では1000人規模とする予定です。
将来的にはこうした暮らし方を当たり前のものにして、高齢者の生活コストを引き下げ、
次世代の負担を減らしたいと思っています」

入居条件は50歳以上で、健康的に自立した生活が送れ、コミュニティに参加する意欲があること。
住居は分譲形式をとっており、単身者向けの33平方メートルの1Kは1360万円から、
2人向けの70平方メートルの1LDKは2750万円から。
このほかに入居時には入会金が52万5000円(2人目は半額)と施設利用権利金として147万円(同)が必要だ。
初期費用コストは単身者で1560万円、夫婦なら3050万円程度となる。
月々の費用は前述の通り、1人につき約10万円が目安となる。
内訳はコミュニティサービス費が4万5000円、朝夕の食費が4万4000円、住居の管理費や修繕積立金が1万3000円程度。
このほか住居の水道・光熱費などが自己負担になる。
住居は分譲形式のため所有者の資産となり、売却もできる。
高齢者住宅には「終身利用権付き」の施設も多いが、それらは利用権のため、死亡・退去時には無効となり、資産にはならない。
東京歯科大学教授の中村光博さん(62歳)は、2011年2月に入居した。
単身のため、栄養管理を受けられる点に魅力を感じたと話す。
「住んでいたマンションを売却して、移り住みました。それまで食事は外食やコンビニ弁当がほとんど。
ここでは『なだ万』の料理が、きちんとした陶器でサービスされるので、それがありがたいですね。
私はゴルフが趣味なのですが、ここでは毎月コンペがあります。友達もできました。
65歳の定年までは働くつもりですが、ゴルフ三昧の老後が楽しみですね」
「この施設の要はコミュニティ。ゴルフや釣り、音楽、陶芸、麻雀、ヨガなど、20以上のサークルが立ち上がっています。
都市部の住まいは忙しい若い人たちに譲って、引退後は郊外でセカンドライフを生き生きと楽しむ。
それがシニアにも、日本にもプラスだと思うんですよ」(宮本会長)・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

私は過ぎし年の2010年(平成22)年の夏に、楡周平(にれ・しゅうへい)・著作の『衆愚の時代』(新潮新書)を見かけて、
私は氏の作品を初めて読んだが、 確かな視線のある作家と感じて、好感したりした。
その後、今年の4月30日に於いて、氏の『「いいね!」が社会を破壊する』(新潮新書)の書評を読み、
つたない私の感性が換気させられて、購読して、圧倒的に感銘を受けたりした・・。
やがて遅ればせながら氏が2008年(平成20年)7月に上梓した『プラチナタウン』を
昨年の夏に祥伝社文庫で発刊されていたで、購読して、感銘させられた。

そして定年退職を過ぎ、年金生活をしている団塊世代を中核とした人たちにとって、
確かな桃源郷のひとつ、と心の中で呟きながら、確信を深めたりした・・。
この小説の概要の紹介した記事は、ネットで数多く紹介されている中、、
的確に表現した記事を転載させて頂く。
そして氏のこの作品の思いも掲載されている。
http://www.nikkeibp.co.jp/aging/article/innovator/20121003/01/01.html
☆【AGING Web】==>『AGING INNOVATOR 超高齢社会対応の先駆者たち 』
==>『小説『プラチナタウン』が示すもの 第1回』☆
そして補足として、主人公は団塊世代であり、若き20代の頃に三菱商事と推定される商事会社に奮闘され、
この当時の頃からの社会状況も克明に描き、やかて50代の自身の置かれた心情をくまなく表現され、
やがて上司の辛辣な采配で、やむなく退社されて、過疎の町長に就任して、
債務超過のような町を、高齢者の定住型テーマパーク街を立案して、やがて実施して、盛況となる。
楡周平(にれ・しゅうへい)氏は団塊世代の主人公に仮託させて、
《・・老後の新しいライフスタイル」として、
「日本人にとって、楽しい人生とは何なのか。
仕事を終えたら燃え尽きて終わりだなんて、そんな人生つまらない。
人生の最後に、本当にしたいことができなければ、それまで懸命に働いてきた意味がない。
これからは、老後を楽しむという方向へ価値観を変え、
老後を最高の人生と思えるシステムや社会を創らなければならない」。・・》
このような本書であるので、もとより団塊世代、そして少し齢上の世代、
あのような風潮もあったよねぇ、と過ぎし年に愛惜を重ねたり、
いざ年金生活となっている人たちに、自身が秘めている理想と思われる桃源郷のひとつに、
限りなく共感させられ、夢想てきる本書でもある。
このように思いを私は熱く感じたりした・・。

今回、『プレジデント』の公式サイトで【平均年齢69.8歳、半数以上が独身! 「郊外型コミュニティ」の魅力】を読んだ後、
作家・楡周平(にれ・しゅうへい)氏が小説として『プラチナタウン』のような概要目的と同じようだ、
と微笑んだりしてしまった。
しかしながらこうことを実現させたスクウェア(現スクウェア・エニックス)の創業者・宮本雅史さんに、
団塊世代を中核した人たちの第二の人生の桃源郷のひとつ、と思い深めたりした。
私は数多く中小業で長らく奮戦してきたが、私か家内が『おひとりさま』になった時、
都心にある高価なマンション風の老人ホームには、無念ながら高価すぎて入居できない。
そして今回のクラスだったら、安楽な『おひとりさま』が過ごせる、
と私は思案を深めながら、候補のひとつだ、と微笑んだりしている。
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