夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

認知症予防には「ラジオが効く」、遅ればせながら高齢者の私は初めて学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2018-11-01 14:07:55 | ささやかな古稀からの思い

先程、朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.】を見ている中、
【 「テレビドラマは脳に悪い」
                   認知症予防には「ラジオが効く」と専門家語る 】と見出しを見てしまった。 

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして私は、殆ど毎日のように自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを殆ど毎日のように歩いている。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

このような私は、やはり認知症が何よりも怖くて、
標題の《・・認知症予防には「ラジオが効く」・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった。

              

この記事の原文は、初めて知る公式ネットの【BOOKSTAND】に公表され、
【AERA dot.】に2014年1月26日に配信されていた。

少し古い記事であるが、もとより認知症予防に関しては時空を超えるシニア世代の難題であり、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・
「テレビドラマは脳に悪い」 認知症予防には「ラジオが効く」と専門家語る

高齢化の進行と共に増加しているのが、認知症に悩む高齢者。
2011年の調査では、全国で200万人を超えているとの推計もあり、
介護にあたる家族が転職・離職を余儀なくされるケースもあります。

認知症の何よりの予防となるのが、日々の脳の鍛錬。

和歌山県立医科大学附属病院院長で脳神経の専門家である板倉徹教授は、
脳にとって一番悪い習慣は、「一日中テレビをつけっぱなしにして、ボーっと観続けていること」であると語ります。

脳の活性化を心がけずに、毎日同じ脳の部分だけを刺激して使い続けると、次第に脳は萎縮します。
ストーリーのパターンが決まっているドラマや、お笑い芸人たちの内輪ネタは、
脳に新しい刺激をもたらさないと、板倉氏は語ります。

              

板倉氏が、認知症予防にすすめるのは「ラジオを聴くこと」。
本書では、その理由をいくつか紹介しています。


☆【「場面想像」が脳を鍛える】

映像による情報がないラジオを聴く際、音声情報しか脳に届かないため、
脳は得られない情報を補おうと働きます。

耳で聞いた情報から想像力によって情景を視覚化する「場面想像」は、
脳の司令塔である「前頭葉」を活性化させます。


☆【自然と集中力が高まる】

ラジオは、「聞く力」と「集中力」を必要とします。
脳に届く情報量が少ないということは、正確な情報を得るためには、
それだけ集中して聴かなければならないということ。

つまり、毎日ラジオを聴いていると、自然と集中力が高まります。

              

☆【「同時に二つのことをする」ことが脳を鍛える】

ラジオの良い点は、ラジオを聴きながら、他の作業ができるということ。
同時に2つのことを行うことは、脳にとってかなりの負担ではありますが、
脳を大変活性化させていることも意味します。

認知症のひとつであるアルツハイマー病は、「同時に2つのことを行う」ことができません。


では、どのようなラジオ番組を聴けば、脳は活性化されるのでしょうか。

板倉教授は、ラジオのニュース番組をすすめます。
様々なニュースを聴きながら、事件の起こった町並み、犯人像、それを取り巻く人たちなど、
情景を思い浮かべる「場面想像」が、脳を活性化させます。

板倉教授は、「ニュースほど私たちに想像力を要求するものはない」と語ります。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

記事を読み終えた後、私は定年後の2004年(平成16年)の秋に多々の理由で、
年金生活を始めて以来、殆どラジオを聴いていなかったなぁ・・と微苦笑した。

平素の私の午後から夜半は、居間にある机の上に於いたパソコンで、ブログの投稿文を書いたり、
私が魅せられた御方の投稿文を読ませて頂いたりしている。

或いは20世紀の良き時代の名画を観たい時は、
映画棚がDVDなどを取り出して、テレビを通して鑑賞したりしている。
ときおり音楽棚からCDなどを取り出して、あらゆるジャンルの音楽を聴いたりしている。

テレビの番組は、ニュース、そしてドキュメンタリーが圧倒的に多い。

何よりも高校生以来、読書する時間が多く、居間とか寝室で読んだりしている。

こうした生活が多く、ラジオを聴いた時は、数少ないなぁ、と微苦笑したりした。

              

過ぎし2015年(平成15年)の晩秋に、白内障の手術を受けた。
この時の前は、私は現在メガネを掛けても0.7弱と衰え、裸眼は0.03となっていた。

そして左眼の手術を終えた後は眼帯となり、メガネを掛けることができなくり、
当面は、裸眼は0.03おぼろげな視界を過ごすこととなる・・。          

やがて帰宅後、私は平素2階の寝室で寝ているが、家内のアドバイスにより、
階段を踏み外したら危ないわ、と言われたりして、
家内が先導して、1階の和室に布団を敷き、昨日より臨時の私専用の寝室とした。

そして枕元には、左眼は眼帯した身であるので、読書は断念して、
CDラジカセを置くこととした。

そして音楽棚から、CDを30枚ぐらい置き、やがて音楽を聴いたり、
或いはラジオを聴いたりして、通院日以外は、このような生活を過ごす予定としていたが、
手術後の疲れを感じた為か、このラジオを聴いたりしている中、眠ったりすることが多くなった。

そしてラジオはNHK第一放送を聴いたりしていた中、『ラジオ深夜便』の番組を初めて聴いたが、
良質な番組と感じて、深夜一時過ぎより朝の5時まで聴いたりし、
白内障の手術がなかったならば、こうした良きラジオ番組には、めぐり逢えなかっただろう、と微笑んだりした。

或いは家内が遠い地に住む家内の母宅に介護で5泊6日前後で行ったりしている中、
『おひとりさま』になった私は、ときおり部屋の掃除をする。

こうした時、CDラジカセでラジオを大音量で流しながら、
コードレスの掃除機で各部屋を掃除することが多い。

              

今回、《・・ラジオの良い点は、ラジオを聴きながら、他の作業ができ・・
「同時に2つのことを行う」・・》認知症予防に良い、と教示された。

私は何かと単細胞の熱中型なので、恥ずかしながら《・・同時に2つのことを行う・・》は、
苦手で、困ったなぁ・・と微苦笑してしまった。

やがて、ひとつの意識改革を思い目覚めた・・。

ときおり『おひとりさま』になる私は、一日一回、台所でまとめて皿洗いをする。
こうした時は、私は殆どかぼそい声で鼻歌を唄いながら、
大皿、小皿、小鉢、茶碗、グラスなどが散乱していたので、皿洗いの水遊びをしている。

今後は鼻歌の代わりに、CDラジカセを台所に移動させて、
ニュース番組を聴きながら、皿洗いをしょう・・と微笑んだりした。

コメント (4)
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