夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「近所付き合い」に長寿の秘訣、介護や死亡のリスクが低下、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑み返して・・。

2018-11-20 13:43:00 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの『 日刊ゲンダイDIGITAL 』を見たりしている中で、
【 「近所付き合い」に長寿の秘訣
                         介護や死亡のリスクが低下
と題され記事を見たりした。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、築後39年の老朽化した一軒屋に住み、ささやかに日常を過ごしている。

こうした中、我が家は私の生家にも近く、結婚前後5年を除き、この地域に住んで早や68年ばかり、
住んできた・・。

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
年金生活の2004年の秋の当初からでも、何かと家内と談笑したり、
ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

              

今回、標題の《・・「近所付き合い」に長寿の秘訣・・》で、《・・介護や死亡のリスクが低下・・》と読み、
何かと私は、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる健康寿命を意識して生活を過ごしてきた・・。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
私は、殆ど毎日のように独りで自宅から3キロ範囲にある遊歩道、公園を歩いたりしている。

こうした深情を秘めた私は、《・・「近所付き合い」・・介護や死亡のリスクが低下・・》を学びたく、
こっそりと読んでしまった。

この記事は、『 日刊ゲンダイDIGITAL
の2018年11月18日号に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・健康寿命を延ばしたいなら、「ご近所付き合い」を積極的にしたほうがいい。

              

筑波大などの研究チームが、滋賀県米原市と協力し、
市内の65歳以上の高齢者6603人を対象に、行動の活発さと要介護度の関連を調査。

6年間にわたって追跡したところ、ご近所さんなど他者とのつながりのある人は、
社会とのつながりが薄い人に比べ、介護が必要になったり、死亡するリスクが低かった。


①ひとり暮らし
②近所付き合いがない
③地域の行事などに参加しない
④経済的に困窮

4項目のうち、2項目以上に該当する人は、すべてに該当しない人に比べて
介護及び死亡リスクが1・7倍だったという。


精神科医で企業の嘱託産業医も務める奥田弘美氏が言う。

「ご近所付き合いなど他者とのつながりがある人は、日頃から脳が刺激を受けます。
会話をするだけでも、脳の神経ネットワークが使われて脳が活性化し、
血流も増えて認知症などさまざまな病気の予防に効果があることも報告されています。

また、他者と会話する機会が多ければ、健康への意識も高まります。

高齢になると病気や薬などの話題が増えるので、どこか体調が悪いとなれば、
『あの先生に診てもらった方がいい』とか『この薬を試してみたら』と
いったような情報に触れる機会が多くなるのです」


また、ご近所付き合いや地域の行事へ参加するとなると、日常的な運動量が増える。
これも、健康効果が大きい。


「高齢者に激しい運動は、必要ありません。
日頃からウオーキング程度の軽い運動を続けることは、ロコモや認知症の予防に効果があり、
寝たきりのリスクが下がるのです」 

米国の研究でも「人とのつながり」が少ない人は、
死亡率が2倍になるというデータが報告されている。


長生きするために、まずはご近所付き合いから始めたい。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

私は今住んでいる近くの生家で、1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受けたりした。
やがて私が小学2年の時に父は病死され、翌年に祖父も病死されて、
大黒柱のふたりが亡くなった結果、私は母は、やむなく農業を廃業したりした。

この後、小学5年生になった1955年(昭和30)年の頃になると、
田畑、竹林、雑木林が多かった地域が、急速に住宅街に変貌してきた・・。

ここ10数年、我が家の周辺の住宅街に住む御方と談笑をすることが多い。
自治会の回覧板などで、指定された御宅に私は行き、奥様か御
主人様と玄関先などで談笑したり、
平素の買物専任者の私は、最寄りのスーパーなどで、御近所の奥様と少し談笑を重ねたりしている。

或いは私が近く遊歩道を散策した時、偶然に御近所のご夫妻にお逢いした時は、
立ち話をしたりしている。

このように私は御近所の御方と深入りせずに、ささやかに交流している。

              

しかしながら、祖父、父の代よりの知人には、苦手意識となっている。
私の結婚披露宴などに参列して下さった御近所の旧家の知人の3名は、
冠婚葬祭などで、ここ30年お逢いする時もある。

そして御厚意で、遊びに寄って下さい、と私は言われているが、
旧家の御方は、宅地は広く、大きな賃貸マンションなども経営されている裕福な御方が多く、
私は民間サラリーマンだった為か、何かしら格が違う、と思ったりしている。

こうしたことで、旧家の御方の交際は、私の実家の長兄の範囲だよなぁ・・と思いながら、
避けたりしている。

いずれにしても、どの御方に対しても私は明るく談笑しているので、
ひとえに母より貴重な心の遺産を頂だいている、と亡き母に私は感謝をしている。
コメント
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