夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

救急車を呼ぶか迷ったら 知っておくべきこと、真摯に私は学び、やがて過ぎし年に思いを馳せて・・。

2018-11-29 14:52:19 | ささやかな古稀からの思い

先程、時事通信社の基幹公式サイト【 JIJI.COM 】を見ていたら、
『 救急車を呼ぶか迷ったら  知っておくべきこと 』と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
恥ずかしながら若き40代の時に、突然にギックリ腰の悪化で、3度も救急車に乗車し、
入院してきたことがある。

               
この当時の私は、ある会社の情報畑で、コンピュータを活用して、システムの開発、運営に従事して、
平日は15時間ぐらいの勤務は、当然のように感じながら、ときには徹夜勤務して奮戦していた時代であった・・。

こうした中、土曜日も休日出勤した翌日の日曜日、自宅の和室でゴロコロと横たわって休んでいた時、
家内から、掃除機を取って下さい、と言われた私は、
近くの押し入れの下段に収納している掃除機を、かがんで取ろうとした時、
まもなく腰に激痛を感じて、横たわったりした・・。


翌日の月曜日の早朝、相変わらず腰回りに痛み感じていた。

そしてタクシーで病院に行き、治療を受けて出勤しょうか、と思いながら、

二階の寝室の布団から這(は)うようにして、一階の居間の階段をまで這(は)いながら降り、
そしてトイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。

私は家内に声をかけ、
『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と私は言った。                               
   
そして家内は、救急先に電話口で、
『ご近所の手前・・近くにきたら、サイレンを止(と)めて下さい! お願いしますね・・』
と家内は言った。

まもなくサイレンの音を響かせ、救急車が我が家に来た。

             

そしてタンカーを持ち、救急員のふたりが入ってきた。

救急隊員のひとりが、家内を見ると、
『奥さん・・サイレンを止めろ、と先程に言われましたが、
サイレンを止(と)めちゃ、救急車が走っていても、他の車は徐行してくれませんょ・・
奥さん・・救急車の役割がしませんから・・』と救急隊員のひとりが怒ったような表情で、家内に言った。

怒られた家内は、呆然(ぼうぜん)としていた。

私は近くで聴いていたが、救急隊員のもうひとりの方に、
『それより・・私を早く病院に連れてって下さい!!』と私は懇願したりした。

この後、家内は少し青ざめながらも、救急車に同乗した。
まもなく救急車は、サイレンをけたたましく鳴り響き、他の多くの車を徐行させ、
やがて病院の正面口に着いた。

そして家内が救急員のひとりの方に、寸志のつもりで、
『ほんのお気持ちですが・・』と手渡そうとしたら、
『奥さん、何をおしゃるんですか・・』と家内は、救急員に怒られたりした。
                    
やがて私はタンカーに乗せられ、病院に入ったのであるが、
ロビーの椅子に入院患者の方たちが、数多くたむろしていた・・。
そして私を眺めていたのである。

『あれは、ぎっくり腰だなぁ・・間違いがねぇ・・』
とその中のひとりが言ったのである。

私の方は、腰は痛いが、頭のほうは正気だったので、恥ずかしい思いであった・・。

そして診察室に向かう通路の中で、黄緑色の公衆電話が見えたので、救急員の方に私は言った。
『ちょうと、待って下さい・・会社に連絡するので、電話をしますから・・』

今度は私が、救急員から怒られたりした。
『ご主人、何をおしゃるんですか・・診察を受けるのが最優先ですから・・常識ですょ・・まったく・・』
と言われたりした。

こうしたことが私としては、生まれて初めての救急車に乗車した初体験である。

                                 

そしてこの時は、入院直後、医師の人から、
『3日ぐらい容態を診ましょう・・』
などと私は云われ、私は多忙時期であったので、焦(あせ)った。

そして私は医師に、『早く・・職場に戻らないと・・痛くても緊急の処置をして下さい・・』
と私は懇願したりした。

結果的には、1泊2日の入院生活を生れて初めて体験した。
            

この一年過ぎた頃、やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、
やむえず救急車に、お世話になった。

この時は、治療を受けながら担当医師より、
『1週間前後、容態を診ましょう・・それから具体的に・・』このような意味合いを、私は言われたりした。

やがて私は、看護婦長の姿を見つけて、
『早く・・職場に復帰しないと、会社に影響します・・
担当の先生に、短期決戦のような治療をお願いして欲しい・・』と私はひたすら懇願したりした。

そして2度目の入院生活は3泊4日で卒業した。

                          

この後、二年過ぎた頃、 やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、
やむえず救急車に、お世話になった。

さすがに3度目に病院に運ばれた時は、私は 観念し、
担当医師の指示に基づいて、28日間の入院生活となった。

そして病室のベットから何とか車椅子に乗り、公衆電話のある室に行き、
テレホンカードで会社に業務の連絡事項を、毎日のようにしたりした。

その後、上司と共に私の関連する業務担当の方たちが来院したりしたが、
入院という非日常生活の視線から、何かしら遠くなってしまった日常の社会の動きを見つめたりした・・。

病室のベットに休んでいても、周囲の社会は順調に動いて、
自分の存在は、一体どこにあるのか、と疎外感を感じ深めたりしていた。

このような困苦した体験があったが、この間、精密検査を受けた結果、
手術で腰を切開することなく、治療薬と腰を懸垂することで、
やがて退院する寸前、特注なコルセットして、病院からお別れできたりした。
                 
こうして私は酷い腰痛で救急車に3回も、お世話になったり、入院生活も3度も体験した。

やがて復帰して、半年過ぎた頃、腰痛を感じたりしたが、この当時は会社間の合併してまもない多忙時期で、
入院した病院に行けば、入院させられることを危惧して、
3週間ぐらい東洋医療のハリ治療に通院して、何とか痛みから解放されたりした。

この時、担当医師に腰痛の原因を訊(き)いても明解な回答も得ず、
ただ医師より、休みの日には、よく歩いて下さい、と助言を受けて、
この後、私は忠実に守り、自宅付近にある遊歩道、小公園を歩いたりしている。

                  


このように恥ずかしい体験をしてきた私は、
今回の『 救急車を呼ぶか迷ったら  知っておくべきこと 』を
真摯に学ぼうと思い、精読した・・。

この記事は、個人で執筆、運営する医療情報ブログ「外科医の視点」で役立つ医療情報を日々発信中されている
武矢けいゆう・医師の寄稿文であり、【 JIJI.COM 】に2018年11月28日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・救急車を呼ぶか迷ったら  知っておくべきこと 

             

消防庁の調べによると、救急車の利用の約半数は、軽症だとされています。
これらは、救急車が必要なく、自力で受診が可能な人たちです。

実際、救急外来で勤務していると、「風邪をひいた」、「手をけがした」といった、
ごく軽い症状で、救急車を利用する人があまりに多い、という事実を目の当たりにします。

救急車を便利なタクシー代わりに、利用する方も大勢います。
本当に必要な人のところに、救急車の到着が遅れる原因となるため、
救急車の適正利用は、非常に大切です。


では、どんな症状なら救急車を呼ぶべきなのでしょうか?

救急車を呼ぶかどうか迷った時、何を根拠に、救急要請するかを判断すればいいのでしょうか?
今回は、救急車の利用にまつわる、知っておくべき知識を紹介します。

              

◇救急車を呼ぶべき症状

急に何らかの症状が出てつらい時に、救急車を呼ぶべきかどうかを悩む心の余裕は、大抵ありません。
よって普段から、「どういう症状なら、救急車を呼ぶべきか」
についてある程度知っておくことが大切です。

また、「自分ならタクシーなどを使って、自力で病院に行く」という方でも、
他人が何らかの症状で苦しんでいる時に、
「救急車を呼ぶべきでない」という判断をその場ですることは、非常に困難です。


そこでお勧めなのが、消防庁が作成している「救急受診ガイド」を読んでおくことです。
大人と15歳以下の子どもに分けて、身体の部位別に症状が列記されており、
それに当てはまる場合は、救急車を呼べばいい、という判断が簡単にできるようになっています。

イラスト付きで読みやすく、誰にでも分かりやすく書かれていますので、
インターネットでダウンロードし、日頃からチェックしておくのがお勧めです。

             

◇専用のコール方法

救急車を呼ぶかどうか悩んだ時は、
市町村の「救急安心センター」(相談窓口)に相談する手があります。
番号は「#7119」で、詳細は各市町村のホームページでも確認できます。

「近くの救急病院が、どこにあるか」や「応急手当ては、どうすれば良いか」
といった相談をすることもできます。
原則24時間365日体制で、看護師などの相談員が相談にのってくれます。


また、子どもの症状で、救急車を呼ぶべきか悩んだ時は、
小児救急専用の電話相談窓口「こども医療電話相談」が利用できます。
こちらの番号は「#8000」です。

小児救急の電話相談は、地域によって利用可能な時間帯が異なります。
事前に厚労省のホームページで確認しておきましょう。


「救急車を呼ぶべき症状」に当てはまるような、明らかに緊急性の高い場合を除き、
迷った場合は、こうした専用のコールを利用するのも良い方法でしょう。

慌てている時に、番号を調べる余裕はありませんので、普段から携帯電話などに入れておくのがお勧めです。


             

◇専用アプリを利用

意外に知られていませんが、救急車を呼ぶべきかどうか悩んだ時に
簡単に使えるアプリ「全国版救急受診アプリ(Q助)」があります。

消防庁が作成したもので、症状を入力するだけで、救急車を呼ぶべきかを判断することができます。
スマホにこうした便利なツールを入れておくと、いざという時に安心です。

また、スマホをお持ちでない方は、Web版を利用することも可能です。
困った時に備えて、普段から使い方を頭に入れておくと良いでしょう。


もちろん、こうしたツールを使用する余裕がないほど症状が強い時は、迷わず救急車を呼ぶべきです。

救急車は、本当に必要な人が、必要な時に使えるよう適切に利用することが大切です。
日頃から、救急車に関する情報を整理し、頭に入れておくことをお勧めします。


(参考文献)総務庁消防庁「救急救助の現況」・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

記事を読み終えた後、私は多々教示されたりした・・。
やがて過ぎし2014年の12月中旬に、《・・救急車を呼ぶか迷った・・》苦い思いでが、
甦(よみがえ)ったりした・・。

この朝の7時半過ぎ、家内は2階の和室の寝室と洋間を整理をしていたので、
私は一階の雨戸を開けて終わった直後、
家内が居間から二階へ上がる階段の近くの居間の片隅みで、うつぶせになって倒れていた・・。

私は近づいて聞いた所、
(独り住まいの家内の母に来宅してもらい、共に年末年始を過ごす為に、陽当りの良い2階で干した)
布団を
二階から14段ぐらいある階段から降りる時、滑って身体ごとまっさかさま落ちてしまった・・、
と途切れながら、私に言った。

何か頭も打ったりし、手首の近く、左足も打ったり、全身が・・と家内は私に言ったりしたので、
『救急車を呼んで、病院に・・』
と私は言ったりした。

しかし気丈夫な家内は、
『ネットで『救急車を呼ぶ前に』を調べて下さい』
と私に言ったので、私は検索した。

そして指定された電話番号先に、家内は現状の原因と状況を伝えた結果、
近くの大きな病院を指定されて、9時より診察開始時間に電話連絡した上、
精密検査を受けて下さい、と家内は言われたりした。

そして応急的にお互いに衣服を整えて、自動車がない我が家として、
私は年に数回利用している近くのタクシー会社に連絡したが、空車がないと断られしまった・・。

やむなく路線バスで私たち夫婦は、指定された大きな病院に向かった。

やがて病院に到着すると、電話で指示された救急受付に行き、
まもなく家内は、各箇所の精密検査を受けたりした・・。

私は検査治療室の前の椅子に座り、待機したりした・・。

                     

やがて1時間半過ぎた頃、家内は若き女性の看護師に導かれて車椅子で現れた時は、
私は動顛したが、安静第一ですって、と家内は私に苦笑しながら言ったので、少し安堵したりした。

そして30分過ぎた後、担当医師から精密検査の結果、今後の要注意点を
私たち夫婦は説明を受けたりした。

結果的には脳、首回り、手足の関節などは異常はないが、各箇所で打撲されているので、
数日は痛みを感じるので、痛みを感じたら痛み止め薬を飲んで下さい、
そして打撲された箇所は冷やして・・、
と私たちは言われたりしたので、安堵したりした。


私たち夫婦は、最初の9時より診察開始時間に電話連絡した時、
検査の状況により数日前後は入院して頂く場合があります、
と家内は言われたりした。

私たち夫婦が何よりも心配していたことは、
脳、そして関連した神経で手足などの影響のことなどあったので、
安堵しながら、お互いに微苦笑しりした。

やがて私たち夫婦は、帰路のタクシーの中で、
お互いに若くないので、ちょっとしたことも油断大敵・・、
と私は家内に言ったりし、帰宅できたのは12時半過ぎであった。

この後の家内は、打撲された箇所に痛みを感じるらしく、数か月はときおり悲鳴を上げたりしたが、
やがて幸運にも、解消したりした。

              

ここ数が月、私たち夫婦は、私は74歳、家内は誕生日を迎えると69歳となり、
高齢者夫婦なので、いつもと様子が違ったら迷わず救急車を呼ぼう・・、
特に予期せぬ脳梗塞などは、時間との勝負で、緊急を要するから・・と話し合ったりしている。

コメント (4)
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