先程、朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.】を見ている中、
【 “健康長寿”アンケートでわかった「認知症を防ぐ」15の習慣 】と見出しを見てしまった。
私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして私は、殆ど毎日のように自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを殆ど毎日のように歩いている。
こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
このような私は、やはり認知症が何よりも怖くて、
標題の《・・「認知症を防ぐ」15の習慣・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『週刊朝日』の2018年11月9日号に掲載された記事のひとつであり、
関連のネットの【AERA dot.】に11月6日に配信され、
認知症は高齢者の難題のひとつであり、多くの御方と「認知症を防ぐ」ことを共有致したく、
あえて無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。
《・・“健康長寿”アンケートでわかった「認知症を防ぐ」15の習慣
健康長寿の暮らしには、きっと共通点があるはず──。
好評発売中の週刊朝日ムック「60歳からはじめる認知症予防の新習慣」では、
そのヒントになる衣食住の習慣を探るために、
70歳以上で認知症予防に励む元気な高齢者にアンケートを実施した。
152人の回答から得られたデータと医師が解説する15の共通項を紹介する。
2017年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳で女性が87.26歳となり、
いずれも過去最高を更新した(厚生労働省:簡易生命表から)。
厚労省が把握している50の国や地域で比べると、女性は3年連続で世界第2位、
順位を一つ下げたものの男性も世界第3位であり、日本は世界において長寿国である。
健康長寿の理由としては、生活習慣の改善や、医療水準の向上などがあげられる。
健康で長生きならば、言うことはない。
しかし、長寿になればなるほど、認知症の患者数は増えていく。
厚労省の推計では、認知症の高齢者は500万人超(2015年)、
2025年には約700万人に達するとされている。
認知症を予防するためには「禁煙をしたほうがいい」、「もっと運動をしたほうがいい」など、
多くの意見がある。
では、健康で長生きをしている高齢者は実際、何をしているのだろうか。
そこで編集部では、朝日脳活マガジン「ハレやか」の読者で、
70歳以上の高齢者201人に郵送でアンケートを配布した。
回答者152人の結果を集計してまとめたデータを紹介する。
からだのもととなる食事について。
アンケートの結果では、毎日必ず食べているものは、ヨーグルトや納豆などの発酵食品。
反対に避けているのは塩分だった。
また頻度にばらつきはあるものの、8割が自炊をしていることがわかった。
脳の活性化のためにやっていることで最も多かったのは、
塗り絵、次いで読書、料理、ピアノという結果に。
ピアノ以外にも三味線やウクレレなど、約3割が楽器演奏をしていた。
「15年くらい折り紙をやっています。手指を動かすのが大好きです。料理も3食つくっています」(78歳・女性)
健康のためにしている運動の1位はウォーキング。
1日の平均歩数は4232.5歩で、最も多い人で1万6千歩だった。
「運動は苦手ですが、空いた時間に5分ほど、つま先立ちや片足立ち、スクワットなどを続けている」(74歳・女性)と、
短時間でも運動を続けている人が多数いた。
交友関係を重視しており、年賀状は平均72.5枚を出しているという結果になった。
離れて暮らす家族と会う頻度は、月に1~2回が最も多い半面、
地域のサークルや老人会の参加率は5割を超えた。
「友人を誘い一日一日を大切に。友人とのふれあいの場を楽しみたいです」(85歳・女性)
「独りで引きこもらないで、老人クラブの活動や集会などに参加。知人との会話を積極的にしたい」(88歳・男性)
そのほか健康のために実施している習慣は、「毎日、朝と夜に血圧測定し記録する」(72歳・男性)、
「家計簿や日記をつける」(71歳・女性)など、記録をとることがあげられた。
健康のための目標は、「自分でできることは、自分でする」という回答が多く、
自活したメリハリある暮らしが、健康長寿の特徴といえそうだ。
(略)
■医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目
(1)人に会う。会話をする
コミュニケーションが、認知症予防に効果があるという海外の文献がある。
できれば、親しい人やいつも同じ人ではなく、いろんな人に会うことがおすすめだ。
慣れない相手と話すときのほうが、頭を使う。
(2)体操やスポーツをする
運動、とくに有酸素運動は効果がある。
スポーツができる人はいいが、足腰に痛みがある人は無理をしてはいけない。
継続することが大切なので、体操やストレッチ、散歩など自分に合ったものを選ぼう。
(3)料理をする
普段料理をしている人が、料理をできなくなると、認知症の疑いが出てくる。
料理は、献立作りから買い物、調理、盛り付けと、頭を使う複雑な作業。
新たに始める男性も多くいる。
(4)規則正しい生活をする
なにか特定のメニューをすれば、認知症予防になるということはない。
一日全体を通して、規則正しいリズムで生活することが大切だ。
(5)楽器を演奏する
音楽療法の一つ。
音楽を聴くことや、歌うことも音楽療法だが、なかでも楽器演奏は指先を使い、
音を聴きながら反応するため、高度な知的活動になり、予防効果が高いとされている。
(6)絵を描く。習字や切り絵をする
アートセラピーと呼ばれるもの。
これも指先を使うため、知的活動となる。
(7)農業、畑仕事をする
何をどう育てるかを考える「知的活動」と、実際に作業をする「運動」の二つの要素をもっている。
さらに収穫という報酬、達成感が得られるため、おすすめだ。
(8)日記を書く。記録する
文字を書くことは知的活動で、その日に起きたことを、脳が復習するいい訓練になる。
ときどき、過去に書いたものを読み返すと、回想療法の効果も期待できる。
(9)新聞を読む。読書をする
新聞を読むことは、世の中の出来事に関心をもつこと。
認知症になると、関心がなくなるので、日々、関心を失わないように新聞や本を読む習慣をもつことが大切だ。
(10)バランスのとれた食事をする
認知症予防に効果があるとされる食材や栄養素があっても、そればかり偏って食べていてはよくない。
老夫婦の食事は、同じようなメニューになりがちなので、バランスよく食べる工夫をする必要がある。
(11)よくかんで食べる
高齢になると、よくかめない人も増える。
かめないと、生野菜などを食べる機会が減り、結果、栄養も不足してしまうことがある。
(12)適切な睡眠習慣をもつ
夜6~8時間の睡眠と30分未満の昼寝が推奨される。
昼寝は寝すぎると、夜眠れなくなり、生活リズムを崩してしまうので、注意が必要だ。
(13)現役で仕事を続ける
認知症が発症しても、仕事を続けている人は、進行が遅いといわれている。
元気な人は、現役時代と違う仕事に挑戦することもいい。
認知機能が衰えている人は、やり慣れた仕事を続けるのがいいとされる。
(14)役割をもつ。人から頼りにされる
仕事を続けるのが難しくても、地域やコミュニティーに参加し、仲間から頼りにされることは必要だ。
存在価値を認められて、生きがいになり、生活に張りが生まれる。
(15)クロスワードパズルなどで脳トレをする
知的活動の一つで、楽しみながらおこなうことが大切だ。
認知症予防のためと、いやいやおこなうのでは意味がない。
健康長寿の方々の生活には、共通する習慣があり、それらは認知症予防につながる習慣といえる。
日本認知症予防学会理事長の浦上克哉医師に、15の項目について解説してもらった。
「認知症予防の三つの柱は、『知的活動』『運動』『コミュニケーション』です。
ここで挙げる15の項目はいずれも、三つの柱に関連している習慣です」
すべて、読者の生活の中にとり入れてほしいことばかりだが、
浦上医師は「大事なのは、習慣化すること」と言う。
「どんなに予防効果があるといわれるメニューでも、続けられなければ、効果は期待できません。
たまにしかできないようなことより、続けられることに挑戦するのがよいでしょう。
そのためには、楽しみながらできるかどうかも大切です」
いろいろ試してみて、無理なく続けられることを自分の習慣にしていこう。(認知症ムック取材班)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
特に私が注視した記事は、やはり【「認知症を防ぐ」15の習慣 】であった。
(1)人に会う。会話をする
私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。
或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。
ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
(2)体操やスポーツをする
殆ど毎日のように自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを殆ど毎日のように歩いている。
(3)料理をする
私はサラリーマン時代、単身赴任の経験もなく、結婚以来すべて家内の料理に頼っている。
ときおり家内は、家内の母宅に介護に5日6日前後で行っている時は、私は『おひとりさま』になる。
そして家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は品切れとなり、
こうした中、キャベツ、ニンジンの千切りぐらいはしているが、
煮たり、焼いたりする料理ができない私は、スーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、
食べているのが実態となっている。
(4)規則正しい生活をする
私は何かと単細胞のプラス思考の為、午前中は家内から依頼された平素の買い物、
この後は独りで散策・・殆ど毎日しているので、合格かしら、と微笑んでいる。
(5)楽器を演奏する
私は音楽を聴くのは好きであるが、無念ながら楽譜も読めなく楽器も弾けないので、
落第生かしら、と微苦笑している。
(6)絵を描く。習字や切り絵をする
私は小学生の時、『図画』、『習字』は、通信簿『2』の劣等生であり、
これ以来、苦手となっている。
しかしながら展示会などで、ときおり鑑賞したりしている。
(7)農業、畑仕事をする
私は家庭菜園もここ30年ぐらいしていなく、小庭の手入れに於いて、
樹木の剪定を年に4回前後、草むしりを年に6回前後している。
草むしりは特に熱い季節には、樹の下の周囲を這(は)いずりながら草むしりをすると、
汗まみれ泥まみれで奮闘している。
(8)日記を書く。記録する
私は過ぎし14年前の定年後、たまたまブログの世界にめぐり逢い、
これ以来、パソコンの故障、国内旅行している以外、毎日投稿文を書き、投稿している。
(9)新聞を読む。読書をする
私は高校生以来、読書をする好きで、もとより新聞、単行本、新書本、文庫本、雑誌などを
読まない日はなく、活字中毒かしら、と独り微笑む時がある。
(10)バランスのとれた食事をする
定年後、私たち夫婦は昼食だけはお互いに束縛しないで、自由に食べているが、
朝夕は家内が作ってくれた料理を談笑しながら頂いている。
(11)よくかんで食べる
定年後はゆっくりと食事ができるので、よくかんで頂いている。
(12)適切な睡眠習慣をもつ
ここ数週間、布団にもぐるのは、真夜中の12時前後であり、
目覚めるのは朝の7時ぐらいが多くなっている。
こうした中で、真夜中の12時前後に布団にもぐった後、
日中の出来事を思い馳せたりして・・今日も楽しかったなぁ・・と思いながら、
やがて寝付いてしまう。
そして私は現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。
そして目覚めた時、過ぎし日の出来事とか、これからのささやかな願いの数々が、
夢と現(うつつ)の世界を彷徨(さまよ)うようなひとときとなっている。
やがてぼんやりと昨日は・・と思い浮かべたり、
今日は・・と予定事項を思い浮かべたりしている。
まもなく15分ぐらい過ぎた時、オシッコだ、と感じて、布団から起きだすことが多くなっている。
このように現役サラリーマン時代は、何かと睡眠時間を削り、奮闘してきた私は、
年金生活の中、自在に安楽に睡眠を甘受している。
(13)現役で仕事を続ける
私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。
こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
サラリーマンを卒業した私は、働く意欲もなく、年金生活を享受している。
(14)役割をもつ。人から頼りにされる
私は地域やコミュニティーに参加する意思はなく、自身の趣味を充実することに専念している。
(15)クロスワードパズルなどで脳トレをする
こうしたことは興味もなく、ぼんやりと世間の難題を思い馳せる方が、
私としては楽しい。
このように、今回の「認知症を防ぐ」15の習慣、私が感じたことも記したが、
やはり落第生かしら、と独り微苦笑を重ねたりしている。