夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには無力な高齢者の私でも、日本の借金を配慮しても、日本経済が躍進することを夢想をして・・。

2020-03-22 13:47:42 | ささやかな古稀からの思い

私は民間会社に35年近く奮戦してきたが、定年退職を迎えたのは2004年の秋であったが、
最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となったのは55歳の時であった。
やがて
私は出向先で2004年(平成16年)の秋に、何とか定年退職を迎えることができた。

そして、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
自身の力量のなさを悟(さと)ったりした・・。

そして何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまったので、
やむなくサラリーマン生活を卒業し、敗残者のような深情で年金生活を始めた・・。     

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受して、早や丸16年が過ぎている。

私は東京の調布市の片隅に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たったふたりだけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、ささやかに過ごしている。

          

こうした中で、経済、財政なども無知な私は、これからの日本経済について、
漠然としながら、思案したり、夢想することもある。

たまたま過ぎし2017年10月13日に於いて、
年金控除縮小へ 高齢者には所得税・住民税の大増税、無力な私は学び、やがて一寸の虫にも五分の魂で私論・・。
投稿した文を読み返して、独り微苦笑をしてしまった・・。

やがて、微苦笑しながらも、この投稿した2年半前の思いは、
今の私としては変わらないなあ・・と微苦笑したりした。
この投稿した分の後半を、あえて再掲載をする。

          

過ぎし7日前の頃、購読している読売新聞に於いて、

社会保障制度の年金、医療、介護などに関して、改めて私は学んだりしてきた。

少子高齢化の現代、社会保障費の現状として、
2017年度一般会計当初予算の社会保障費は過去最高の32・4兆円で、
歳出総額(97・4兆円)の3分の1を占める。

政府の大きな支出項目である公共事業費(5・9兆円)と文教・科学振興費(5・3兆円)、
防衛費(5・1兆円)の三つを合計しても及ばない規模だ。

社会保障費の内訳は、医療11・7兆円、年金11・6兆円、介護3・0兆円などとなっている。

そして年金や医療、介護など社会保障制度を通じて、国民が受け取るお金やサービスの財源は、
主に国民や事業者が支払う社会保険料と、国や地方自治体からの公費などで賄っている。

国が負担する分は、税収だけでは賄い切れないため、
巨額の国債を発行し、将来世代にツケを先送りしている。

現在の社会保障制度で、受け取るお金やサービスを将来も維持しようとすれば、
その財源として、消費増税や社会保険料の引き上げなどは、避けて通れない課題。

このように改めて現状を学び、無力な私は溜息を重ねた。

                       

もとより日本の社会保障制度の年金、医療、介護の基盤は、
高齢者が使う費用は、その時の現役世代が保険料や税で負担する財政方式(賦課方式)を取っているので、
働いて下さる現役世代の諸兄諸姉が、その時の高齢者を支えている現実からでもある。

そして私は確か5年前の頃、働いて下さる現役世代の男性の民間会社に勤めている正社員の人たちが、
平成9年( 1997年〉の時点から、年収が横ばいと知り、無力な私は悲嘆した・・。

こうした中で、少子高齢化が増す社会となり、年金、医療、介護などの社会保障費は膨張し、
やむなく年金の削減、医療、介護の見直し改定が実施されてきた。

そして過酷な現実として、年金、医療、介護などで、毎年一兆円が増加している。
       
更に昨今、国税庁による「民間給与実態統計調査」に寄れば、
1人あたりの年間平均給与は、継続的に下がり続け、
平成16年には438.8万円だったのが、平成26年には415.0万円と知ったりした。

ここ10数年は、民間会社は短期に成果が問われる時代の中、常時リストラともいわれたりして過酷な時代になり、
多くの会社は正社員は6割、契約社員、アルバイトなどは4割、と知り、深く憂いたりしてきた。

こうした状況が放置すれば、現役世代の諸兄諸姉からすれば、高齢者は過重負担する人たち、
と思いながら険悪し、粗末にする風潮も予測できるので、
私は働いて下さる諸兄諸姉に、ときおり感謝を重ねたりしている。

          
              
そして無力な私でも、社会保障費の財源に関しても、日本経済が活性化にならなければと思い、
一寸の虫にも五分の魂の思いで、思い馳せたりした・・。
             
過ぎし5年前の当時は、少子高齢化が加速する中、年金、医療、介護などの社会保障費は毎年一兆円が増加し、
昨今は日本の借金は1100兆円を超えている、と新聞、テレビのニュースなどで報じられ、
無力な年金生活の私は、憂いたりしていた。

しかしながら日本の借金は1100兆円は、実質は遥かに低く実質的に借金は150~200兆円程度、と学んだのは、
2015年の12月下旬てあった。

何かしら1980年、大蔵省(現財務省)入省、理財局資金企画室長、内閣参事官など歴任され、
小泉内閣、安倍内閣では 「改革の司令塔」として活躍され、2007年には財務省が隠す「埋蔵金」を公表し、
政策シンクタンク「政策工房」会長、嘉悦大学教授の高橋洋一さんのひとつの寄稿文を学んだりした。

この高橋洋一さんの寄稿文は、【「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした
       ~それどころか…なんと2016年、財政再建は実質完了してしまう! この国のバランスシートを徹底分析 】で、
私が愛読している講談社の基幹サイトのひとつの【現代ビジネス 】で、多々教示されたりした。

そして私は、大手メディアの新聞、テレビなどは日本の借金は1100兆円を超えている、と報じられているのは、
財務省が国の財政が悪化し、これからも支出の多くを占める社会保障費に危惧して、
資産合計を抜きにして、負債合計だけの1171.8兆円を声高に公表されている、と感じたりした。

そして悪しき表現で明記すれば、財務省は社会保障費は殆ど使用する高齢者を人質に、
消費税など増税しないと財政危機になりますょ、そして年金は激少したり、医療、介護も低下しますょ、
と私は思い馳せて、苦笑させられた。

或いは財務省は、省内の権益の拡大、天下り先の確保なども含めて、どうして無知な国民を翻弄させるのょ、
と小心者の私は微苦笑したりした。
                         
この後、難題の財政に関しては、敬愛している高橋洋一さんの著作『日本はこの先どうなるか』(幻冬舎新書)を購読し、
根本的に歳入庁を創設すれば増税の必要がなくなり、或いは多々の施策を実施すれば財政健全化が図れる、
と私は学んできたので、あとは厚労省、そして財務省、政府の判断と私は感じたりしてきた。

                       

少子高齢化の現在、やはり日本の借金は1100兆円を超えている、
そして年金、医療、介護などで、毎年一兆円が増加している、と報じられれば、
高齢者の殆どは、将来に不安を感じて贅沢をする気にはなれない、と消費に萎縮してしまう。

消費が低迷すれば、もとより企業は投資をためらい、デフレ経済が継続している、
と政治、経済にもシロウトの私は思いながら憂いたりしている。

こうしたことで日本再生は、まず第一歩として、日本の借金は資産合計より負債合計を差し引いた実質額を明確にして、
多くの国民に安堵させ、これだったら安心して過ごせるわ、と消費活性化となり、
企業も投資が進み、やがて日本経済は躍進する・・。

そして働いて下さる殆どの諸兄諸姉が年収が増加し、各ご家庭が享受でき、やがて国は所得税が増え、
こうした中で、社会保障は安定し、私たち高齢者も安堵できる・・このようなことを私は夢想している。

          

こうした私の2年半前の投稿文の後半であり、ときには無力な高齢者の私でも、
日本の借金を配慮しても、日本経済が躍進することを夢想をしたりして、
思案することもある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする