私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
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こうした中、私の住む市に於いては、新型コロナウイルス感染症拡大防止として、
夕方の4時45分より広報されている。
我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、
《・・調布市から連絡します。
新型コロナウイルスの感染者が増加しています。
手洗いの徹底、マスクの着用、定期的な換気、
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。
市民の皆様のご協力をお願いします。・・》
このように優しい女性の声で通達され、私は市民のひとりとして、
ひとりひとりの責務だよなぁ・・と思いながら受け止めている。
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過ぎし5月25日、政府より『緊急事態宣言』が解除されて、
何かしら重苦しい日常から解放されて、少しばかり安堵したりした。
そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。
しかしながら私の心の根底には、体力の衰えを実感しているので、
新型コロナは、どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
もとより外出の時は、苦手なマスクをしている。
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このような深情を重ねてきた私は、
今回の重症者数を連日更新の中で《・・高齢者の感染拡大に“隠れクラスター”・・》、
どうしてなのか、と思いながら記事を読んでしまった・・。
この記事は、【 日刊ゲンダイ 】の『暮らしニュース』に12月1日で配信され、
無断であるが転載させて頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/39/f94f21887997d84e445ad0e2ffb397b4.jpg)
《・・ 菅政権が「勝負の3週間」と呼び掛けてから、2日で1週間。
新型コロナ第3波の勢いが止まらない。
深刻なのは重症者が、急増していることだ。
右肩上がりで増え続け、歯止めがかかる気配がまったく見られない。
◇ ◇ ◇
30日の重症者数は、前日から10人増えて472人となり、
8日連続過去最多を更新。
この2週間で2倍になった。
「ECMOネット」によると、人工呼吸器を着けた重症患者は、
11月1日の140人から29日には271人へとほぼ倍増している。
重症者の治療は、通常患者よりも3倍の医療スタッフが必要とされる。
医療崩壊を避けるためにも、一刻も早く、
重症者数を減少に転じさせる必要があるが、逆に増加している状況だ。
この重症者急増は、いつ止まるのか。
第1波では、3月下旬に60人程度だった重症者数は、
4月になってジワジワ増加。
5月1日をピーク(328人)に減少に転じ、6月5日に100人を割った。
この間、4月7日に7都府県に、16日に全国に緊急事態宣言が発令された。
5月25日の解除までの1カ月半、
国民は「STAY HOME」や営業自粛に協力した。
緊急事態宣言のような強い対策を実行しても、
重症者がピークアウトするまでに3週間、落ち着くまでに2カ月もかかったのだ。
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☆重症者が減少に転じるのはかなり先
菅政権が「勝負の3週間」――と、感染拡大阻止に動いたのは先週だ。
第1波では、緊急事態宣言を発令しても、ピークアウトに3週間かかったのに、
今回は、大阪、札幌の「Go To トラベル」の一部停止や自粛の呼び掛け、
東京都などの飲食店への時短営業要請に限定されている。
これでは、うまくいったとしても、重症者が減少に転じるのはかなり先になる。
重症患者の中心は、高齢者だ。
なぜ、十分に警戒しているはずの高齢者が多数、感染してしまうのか。
厚労省にコロナ対策を助言する専門家組織は、現下の感染拡大について
「潜在的なクラスターの存在が想定され、感染者の検知が難しい、
見えにくいクラスターが感染拡大の一因になっている」と分析している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/44/089e8595d0099d6acf9468a1ed805ce4.jpg)
この見えにくい“隠れクラスター”が高齢者への感染を広げているのである。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。
「第1波では、屋形船や昼カラなどに参加した高齢者が感染しました。
その経験を踏まえ、高齢者は宴会やカラオケを控えるようになりました。
その結果、第2波では、夜の街、若者が感染の中心になり、
重症者数は第1波より抑えられたのです。
第3波でも、高齢者は警戒を続けています。
目立つのは家庭、病院、介護施設、老人ホームなどで感染しているケースです。
共通しているのは、ソーシャルディスタンスができない環境で、
無症状の同居家族やスタッフから感染していることです」
いつになったら、第3波の出口が見えてくるのか。・・》‘'
第1波では、緊急事態宣言を発令しても、ピークアウトに3週間かかったのに、
今回は、大阪、札幌の「Go To トラベル」の一部停止や自粛の呼び掛け、
東京都などの飲食店への時短営業要請に限定されている。
これでは、うまくいったとしても、重症者が減少に転じるのはかなり先になる。
重症患者の中心は、高齢者だ。
なぜ、十分に警戒しているはずの高齢者が多数、感染してしまうのか。
厚労省にコロナ対策を助言する専門家組織は、現下の感染拡大について
「潜在的なクラスターの存在が想定され、感染者の検知が難しい、
見えにくいクラスターが感染拡大の一因になっている」と分析している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/44/089e8595d0099d6acf9468a1ed805ce4.jpg)
この見えにくい“隠れクラスター”が高齢者への感染を広げているのである。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。
「第1波では、屋形船や昼カラなどに参加した高齢者が感染しました。
その経験を踏まえ、高齢者は宴会やカラオケを控えるようになりました。
その結果、第2波では、夜の街、若者が感染の中心になり、
重症者数は第1波より抑えられたのです。
第3波でも、高齢者は警戒を続けています。
目立つのは家庭、病院、介護施設、老人ホームなどで感染しているケースです。
共通しているのは、ソーシャルディスタンスができない環境で、
無症状の同居家族やスタッフから感染していることです」
いつになったら、第3波の出口が見えてくるのか。・・》‘'
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/7a/53d52809cebbc830a8f5b7847dc2bc88.jpg)
今回、医療ガバナンス研究所理事長の上 昌広さんより、
この見えにくい“隠れクラスター”が高齢者への感染を広げている実態を学んだりした・・。
今回、《・・第3波でも、高齢者は警戒を続けています。
目立つのは家庭、病院、介護施設、老人ホームなどで感染しているケースです。
共通しているのは、ソーシャルディスタンスができない環境で、
無症状の同居家族やスタッフから感染していることです・・・》
このような実態を知り、私は動顛させられたりした・・。
ソーシャルディスタンスなどと英語表示をしなくとも、
高齢者のだれでも判りやすい言葉で表現してほしい、と微苦笑したりした。
私なりに解釈すれば、私の住む市に於いては、都庁に準拠して、
このような市民への信愛を呼び掛けている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cd/30d6b4fd9ee95fa2b5fc96c1683eabd5.jpg)
私は無力ながら国民のひとりとして、これ以上感染拡大はさせたくなく、
当面は自粛します、と幾たびも心の中で呟(つぶや)いたりした。
そして人出の少ない時に、自宅の付近にある公園、遊歩道を歩き、
体力の衰えを補いながら、歩いたりしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/af/5f056cf8e945ebf736f98f080f589f49.jpg)
しかしながら祖父、祖母とお孫さんが同居しているか、
或いは頻繁に交流しているか、
そして日常生活でたった数時間でも共にすることが、多いのが実情なのでないか・・。
こうした親愛の交流を禁欲すれば、より一層、互いの心身のバランスが崩れる、
と危惧したりしている。
このようなことを思い馳せ、やるせなく動顛したりしている。