昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】を見ていたら、
『 日本人の強さの秘密「ファクターX」カギは “加湿”ともう2つ 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
こうした中、私の住む市に於いては、新型コロナウイルス感染症拡大防止として、
11月24日より、夕方の4時45分になると広報されている。
我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、
『 日本人の強さの秘密「ファクターX」カギは “加湿”ともう2つ 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
こうした中、私の住む市に於いては、新型コロナウイルス感染症拡大防止として、
11月24日より、夕方の4時45分になると広報されている。
我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、
《・・調布市から連絡します。
新型コロナウイルスの感染者が増加しています。
手洗いの徹底、マスクの着用、定期的な換気、
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。
市民の皆様のご協力をお願いします。・・》
このように優しい女性の声で通達され、私は市民のひとりとして、
ひとりひとりの責務だよなぁ・・と思いながら受け止めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/98/000a281702b7e40afe1211725b553804.jpg)
過ぎし5月25日、政府より『緊急事態宣言』が解除されて、
何かしら重苦しい日常から解放されて、少しばかり安堵したりした。
そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。
このような心情のある私は、
今回の《・・日本人の強さの秘密「ファクターX」カギは “加湿”ともう2つ・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は【 日刊ゲンダイ 】の『暮らしニュース』で12月3日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c3/a0bda8f62338d0e93f2d88b33487a5f1.jpg)
《・・ 新型コロナウイルスの国内感染者数が、
連日2000人を超えていて、過去最多を更新する都道府県も相次いでいる。
コロナ禍のピンチは深刻さを増しているが、
感染者数世界最多の米国などから見ると、ケタが2つ異なる。
そんな中、マスクの効果が見直されるなど光が見えつつあるのも事実だ。
新型コロナ第3波から身を守るべく、具体的な対策をまとめた。
注目は、米疾病対策センター(CDC)の報告だ。
ある美容室で2人の美容師が新型コロナの陽性と確認されるまでの数日間、
合計139人を接客。
客は2人と15分以上会話していて濃厚接触者と定義されたものの、感染者は1人もいなかった。
美容師2人はもちろん、139人の客全員がマスクを着用していたという。
そのことを重く見た米疾病対策センター(CDC)は、
報告書にこう書いている。
新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせる手段として、
社会全体で、マスクなどで顔を覆うことの重要性が強調される――。
そんなマスクの効果を裏付けた研究が、
東大医科研の河岡義裕教授(ウイルス学)らのグループによる実験だ。
グループは、本物の新型コロナウイルスとマネキン2体を使って、
マスクの種類によって、ウイルスの吸い込み量の違いをチェックしている。
コロナ禍のピンチは深刻さを増しているが、
感染者数世界最多の米国などから見ると、ケタが2つ異なる。
そんな中、マスクの効果が見直されるなど光が見えつつあるのも事実だ。
新型コロナ第3波から身を守るべく、具体的な対策をまとめた。
注目は、米疾病対策センター(CDC)の報告だ。
ある美容室で2人の美容師が新型コロナの陽性と確認されるまでの数日間、
合計139人を接客。
客は2人と15分以上会話していて濃厚接触者と定義されたものの、感染者は1人もいなかった。
美容師2人はもちろん、139人の客全員がマスクを着用していたという。
そのことを重く見た米疾病対策センター(CDC)は、
報告書にこう書いている。
新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせる手段として、
社会全体で、マスクなどで顔を覆うことの重要性が強調される――。
そんなマスクの効果を裏付けた研究が、
東大医科研の河岡義裕教授(ウイルス学)らのグループによる実験だ。
グループは、本物の新型コロナウイルスとマネキン2体を使って、
マスクの種類によって、ウイルスの吸い込み量の違いをチェックしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7a/94dd2231a55a90ce1ffcb5f24f5054cd.jpg)
■免疫学者がたどり着いた推論
マスクは、医療現場で使われる「N95マスク」、「不織布マスク」、「布マスク」の3種類で、
感染者に見立てたマネキンは、ウイルスを吐き出し、
非感染者仕様のマネキンは、ウイルスを吸い込む設定だ。
どちらか一方がマスクを着け、もう一方がマスクを着けずに実験したところ、
感染者のマネキンがマスクを着けた場合、着けなかった場合と比較して、
「N95マスク」だと非感染者の吸い込み量は100%抑えられた。
「不織布マスク」か「布マスク」だと、60~80%カットされたという。
非感染者がマスクを着けた場合は、着けなかった場合に比べて
「布マスク」で60~80%、「不織布マスク」で50%、
「N95マスク」で10~20%にまで抑えられた。
両方が「布マスク」を着けると、着けない時に比べて30%程度、
「不織布マスク」で20~30%程度だったという。
「布マスク」同士で、両方着けなかった時に比べて、
吸い込むウイルス量が7割も抑えられるのは意外だろう。
この結果を踏まえると、米国の美容室で感染者がゼロだったこともうなずける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/a9d841c839a32a065a6a09b966069fc5.jpg)
東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染免疫学)が言う。
「これからの時季、マスクの効果として注目したいのは、
飛沫の飛散や拡散の防止というだけでなく、喉の保湿です。
マスクを着けることで、喉の乾燥を防ぐと、繊毛の働きでウイルスや細菌が
排除されますから」
藤田氏が着目するのが、米メリーランド大の研究グループの報告だ。
グループは今年1~3月の間、世界50都市で新型コロナの拡大状況と季節性を分析。
このうち感染が拡大した8つの都市では、2カ月の平均気温が5~11度で、
かつ空気の乾燥を示す絶対湿度が4~7グラム/立方メートルで一致していたという。
今の気象条件に当てはめると、東北や北陸の一部。
東京や大阪の周辺は12月以降の状況だ。
要は寒くて低湿度の状態が、コロナ感染にとってもよくないということ。
今後、日本列島は沖縄や伊豆諸島などを除いて、
メリーランド大が突き止めた気象条件に広く覆われるだけに要注意だ。
欧米の研究者は、3月から4月にかけて第1波が広がる中、
日本の感染者数が突出していないことに触れ、
「ファクターX(未知の何か)」に思いを巡らせた。
当初、マスクについては世界的に半信半疑だったが、
WHOは6月、「マスクは発症前の人から感染するリスクを減らす」と利点を強調している。
藤田氏は「『ファクターX』をひもとくカギが、加湿ではないか」というのだ。
どういうことか。厄介な冬を乗り切るヒントと併せて聞いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b5/39702a16af7ab2949200c117aad6946b.jpg)
☆42度20分の入浴で免疫細胞が活性化する
新型コロナが流行する前から、日本では、
風邪やインフルが広がるとマスク姿が目立つ。
冬にマスクをするのは、今や当たり前だ。
それで、喉の保湿ができるのは、前述した通り。
日本ならではの保湿事情がもう一つあるという。
「入浴です。
世界的に毎日の入浴が定着しているのは、日本くらいです。
しっかりと体を温めることで、保湿ができるのに加えて、
外敵から身を守る免疫細胞の活性がアップします」
免疫には、細菌やウイルスの“初期消火”に当たる自然免疫と
自然免疫から漏れた特定の細胞を攻撃する獲得免疫に分かれる。
入浴で体温を1度上げると、自然免疫の活性が3~5倍上昇するという。
「新型コロナに対応する免疫は、特に自然免疫が重要です。
日本の入浴文化は、新型コロナ予防の点でも役立っています。
41~42度のお湯に10~20分かけてじっくりと温まるのがベターです」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/1c/2a349fb0e59c03729808a81b85a9e64e.jpg)
☆一汁三菜。ワカメや昆布などを
食事の時には、水やコーヒーなどの飲み物のほか、汁物を取る。
それはどこの国でもそうだろうが、
とりわけ日本は汁物が充実していて、コロナ対策にもなっているという。
「和食の基本は一汁三菜で、ご飯と汁物に3つのおかずを組み合わせています。
朝に晩に味噌汁を取ることは珍しくありません。
それで、喉を保湿できる。
味噌汁の味噌やご飯の供の納豆や漬物は発酵食品で、
腸内細菌を善玉菌優位にしてくれます。
さらには、海苔をはじめとする海藻を分解できる特別な腸内細菌の存在です。
その腸内細菌は、免疫細胞が適正に働くという重要な役割を
担っていることも分かりました。
つまり、毎日ワカメの味噌汁やヒジキなどと一緒に朝食を取れば、
喉を保湿しながら、免疫細胞にカツを入れられる可能性があるのです」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/eb/3580737bd58a661e32194ce269761012.jpg)
汁物は、どの国にもあるが、この働きは見逃せない。
時間がない人もサンドイッチとコーヒーの欧米型の朝食より、
牛丼チェーンなどで朝定食をチョイスするのが無難か。
ストレートに室内を加湿する手もある。
が、加湿し過ぎて窓に結露ができるほどだと、カビや細菌が増殖し、
別の病気を招く恐れが高くなる。
「部屋に洗濯物やタオルを干したり、
観葉植物を置いて水をやったりすれば十分保湿できます」
3密対策や換気などは、もちろん欠かせない。
ほかに「ファクターX」の要因が、日本人の生活の中にあるとすれば、
風呂と食事の可能性が大きいという。
あなたの生活に「ファクターX」があるか。
一度見直してみるといい。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ff/a4705a64d6aa1d4457ad8230c62901ba.jpg)
記事を読み終わった時、外出の時はマスクを付けて、
食事は朝食の時は、一汁三菜を長らく愛食しているし、
お風呂は今より10分ぐらい湯舟に身をあずければ、
今回の記事に及第しているよなぁ・・と少し安堵を重ねたりした。
そしてお互いに気を付ければ、やがては終息すると思ったりしているが、
しかしながら一部の若い男女が人出の多い路上などで座って、
マスクを付けず、大きな声で談笑し、お酒を呑んだりしている、
情景をテレビのニュースで偶然に視聴した・・。
この新ウィルスの烈風の中で、やむなく国の特別立法を新設して、
こうした感染に向こう見ずな行為をする御方は、
逮捕して、数日間は服役して頂く・・。
このような厳罰で撲滅させて、国民みんなで新ウィルスの終息に邁進できるよう、
無力な私でも、願がったりしている。