夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

新ウィルスの対処、日本人の強さの秘密は、加湿、風呂、食事、高齢者の私は学び、少し安堵して・・。

2020-12-04 13:37:43 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している公式サイトの日刊ゲンダイ  を見ていたら、
 『 日本人の強さの秘密「ファクターX」カギは “加湿”ともう2つ
 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


こうした中、私の住む市に於いては、新型コロナウイルス感染症拡大防止として、
11月24日より、夕方の4時45分になると広報されている。

我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、

《・・調布市から連絡します。

型コロナウイルスの感染者が増加しています。
手洗いの徹底、マスクの着用、定期的な換気、
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
 
 一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。

市民の皆様のご協力をお願いします。・・》

このように優しい女性の声で通達され、私は市民のひとりとして、
ひとりひとりの責務だよなぁ・・と思いながら受け止めている。



過ぎし5月25日、政府より『緊急事態宣言』が解除されて、
何かしら重苦しい日常から解放されて、少しばかり安堵したりした。

そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。
 

このような心情のある私は、
今回の《・・日本人の強さの秘密「ファクターX」カギは “加湿”ともう2つ・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は
日刊ゲンダイ  】の『暮らしニュース』で12月3日に配信され、

無断であるが転載させて頂く。



《・・ 新型コロナウイルスの国内感染者数が、
連日2000人を超えていて、過去最多を更新する都道府県も相次いでいる。

コロナ禍のピンチは深刻さを増しているが、
感染者数世界最多の米国などから見ると、ケタが2つ異なる。

そんな中、マスクの効果が見直されるなど光が見えつつあるのも事実だ。

新型コロナ第3波から身を守るべく、具体的な対策をまとめた。


注目は、米疾病対策センター(CDC)の報告だ。

ある美容室で2人の美容師が新型コロナの陽性と確認されるまでの数日間、
合計139人を接客。

客は2人と15分以上会話していて濃厚接触者と定義されたものの、感染者は1人もいなかった。
美容師2人はもちろん、139人の客全員がマスクを着用していたという。

そのことを重く見た米疾病対策センター(CDC)は、

報告書にこう書いている。

新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせる手段として、
社会全体で、マスクなどで顔を覆うことの重要性が強調される――。

そんなマスクの効果を裏付けた研究が、

東大医科研の河岡義裕教授(ウイルス学)らのグループによる実験だ。

グループは、本物の新型コロナウイルスとマネキン2体を使って、
マスクの種類によって、ウイルスの吸い込み量の違いをチェックしている。



■免疫学者がたどり着いた推論

マスクは、医療現場で使われる「N95マスク」、「不織布マスク」、「布マスク」の3種類で、

感染者に見立てたマネキンは、ウイルスを吐き出し、
非感染者仕様のマネキンは、ウイルスを吸い込む設定だ。

どちらか一方がマスクを着け、もう一方がマスクを着けずに実験したところ、

感染者のマネキンがマスクを着けた場合、着けなかった場合と比較して、
「N95マスク」だと非感染者の吸い込み量は100%抑えられた。

「不織布マスク」か「布マスク」だと、60~80%カットされたという。

非感染者がマスクを着けた場合は、着けなかった場合に比べて

「布マスク」で60~80%、「不織布マスク」で50%、
「N95マスク」で10~20%にまで抑えられた。

両方が「布マスク」を着けると、着けない時に比べて30%程度、

 「不織布マスク」で20~30%程度だったという。

「布マスク」同士で、両方着けなかった時に比べて、
吸い込むウイルス量が7割も抑えられるのは意外だろう。

この結果を踏まえると、米国の美容室で感染者がゼロだったこともうなずける。




東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染免疫学)が言う。
「これからの時季、マスクの効果として注目したいのは、

飛沫の飛散や拡散の防止というだけでなく、喉の保湿です。

マスクを着けることで、喉の乾燥を防ぐと、繊毛の働きでウイルスや細菌が
排除されますから」


藤田氏が着目するのが、米メリーランド大の研究グループの報告だ。
 グループは今年1~3月の間、世界50都市で新型コロナの拡大状況と季節性を分析。

このうち感染が拡大した8つの都市では、2カ月の平均気温が5~11度で、
かつ空気の乾燥を示す絶対湿度が4~7グラム/立方メートルで一致していたという。

今の気象条件に当てはめると、東北や北陸の一部。

東京や大阪の周辺は12月以降の状況だ。

要は寒くて低湿度の状態が、コロナ感染にとってもよくないということ。
今後、日本列島は沖縄や伊豆諸島などを除いて、
メリーランド大が突き止めた気象条件に広く覆われるだけに要注意だ。

欧米の研究者は、3月から4月にかけて第1波が広がる中、

日本の感染者数が突出していないことに触れ、
「ファクターX(未知の何か)」に思いを巡らせた。

当初、マスクについては世界的に半信半疑だったが、
WHOは6月、「マスクは発症前の人から感染するリスクを減らす」と利点を強調している。

藤田氏は「『ファクターX』をひもとくカギが、加湿ではないか」というのだ。

どういうことか。厄介な冬を乗り切るヒントと併せて聞いた。                    


☆42度20分の入浴で免疫細胞が活性化する

新型コロナが流行する前から、日本では、
風邪やインフルが広がるとマスク姿が目立つ。

冬にマスクをするのは、今や当たり前だ。

それで、喉の保湿ができるのは、前述した通り。

日本ならではの保湿事情がもう一つあるという。

「入浴です。

世界的に毎日の入浴が定着しているのは、日本くらいです。
しっかりと体を温めることで、保湿ができるのに加えて、
外敵から身を守る免疫細胞の活性がアップします」

免疫には、細菌やウイルスの“初期消火”に当たる自然免疫と

自然免疫から漏れた特定の細胞を攻撃する獲得免疫に分かれる。

入浴で体温を1度上げると、自然免疫の活性が3~5倍上昇するという。

「新型コロナに対応する免疫は、特に自然免疫が重要です。

日本の入浴文化は、新型コロナ予防の点でも役立っています。
41~42度のお湯に10~20分かけてじっくりと温まるのがベターです」
                                 


☆一汁三菜。ワカメや昆布などを

食事の時には、水やコーヒーなどの飲み物のほか、汁物を取る。
それはどこの国でもそうだろうが、
とりわけ日本は汁物が充実していて、コロナ対策にもなっているという。

「和食の基本は一汁三菜で、ご飯と汁物に3つのおかずを組み合わせています。

朝に晩に味噌汁を取ることは珍しくありません。
それで、喉を保湿できる。

味噌汁の味噌やご飯の供の納豆や漬物は発酵食品で、
腸内細菌を善玉菌優位にしてくれます。

さらには、海苔をはじめとする海藻を分解できる特別な腸内細菌の存在です。

その腸内細菌は、免疫細胞が適正に働くという重要な役割を
担っていることも分かりました。

つまり、毎日ワカメの味噌汁やヒジキなどと一緒に朝食を取れば、
喉を保湿しながら、免疫細胞にカツを入れられる可能性があるのです」



汁物は、どの国にもあるが、この働きは見逃せない。

時間がない人もサンドイッチとコーヒーの欧米型の朝食より、
牛丼チェーンなどで朝定食をチョイスするのが無難か。

ストレートに室内を加湿する手もある。

が、加湿し過ぎて窓に結露ができるほどだと、カビや細菌が増殖し、
 別の病気を招く恐れが高くなる。

「部屋に洗濯物やタオルを干したり、

観葉植物を置いて水をやったりすれば十分保湿できます」

3密対策や換気などは、もちろん欠かせない。

ほかに「ファクターX」の要因が、日本人の生活の中にあるとすれば、
風呂と食事の可能性が大きいという。

あなたの生活に「ファクターX」があるか。
一度見直してみるといい。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった時、外出の時はマスクを付けて、
食事は朝食の時は、一汁三菜を長らく愛食しているし、
お風呂は今より10分ぐらい湯舟に身をあずければ、
今回の記事に及第しているよなぁ・・と少し安堵を重ねたりした。

そしてお互いに気を付ければ、やがては終息すると思ったりしているが、
しかしながら一部の若い男女が人出の多い路上などで座って、
マスクを付けず、大きな声で談笑し、お酒を呑んだりしている、
情景をテレビのニュースで偶然に視聴した・・。

この新ウィルスの烈風の中で、やむなく国の特別立法を新設して、
こうした感染に向こう見ずな行為をする御方は、

逮捕して、数日間は服役して頂く・・。

このような厳罰で撲滅させて、国民みんなで新ウィルスの終息に邁進できるよう、
無力な私でも、願がったりしている。
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