夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年の瀬を迎え、何かと社会に疎い私でも、ぼんやりと今年の出来事を思い馳せれば・・。

2020-12-30 11:07:05 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ぼんやりとカレンダーを見ると、明日で今年は終わりかょ・・と思ったりした。


やがて長らく年金生活をし、何かと社会の動きに疎(うと)くなった私でも、
今年の私が感じたことを思い馳せたりした・・。



今年の新春、世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。 





こうした中で、せめて私ができることは、
政府から公布された、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
やむなく「新しい生活様式」を遵守したりしてきた。

おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、

 約束は国民のひとりとして、確かな責務、と実施したりしてきた。

そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。




この間、私はマスクが苦手で、
2月の中旬まで、これまでマスクをしたことはなかったが、
生まれて初めて極く一般の白いマスクを付けて、歩いたりしてきた。     

しかしながら、この後の3月になると、ドラッグストア、スーパー、コンビニなどで、
私たち夫婦のマスクを更に必要となり、買い求めようとしたが、
母を訪ねて三千里のように探し求めてきたが、
わずか6つばかり何とか入手できたが、マスク迷子の悲惨な時を過ごしたりした・・。
        
やがて4月23日、あるドラックストアーに寄った時、
たまたまマスクの入荷にめぐり逢えて、久々に買い求めることが出来たりした。

この後、ドラックストアーで買い求めることができたが、
私は我が家の平素の買物専任者、或いは散策と、毎日使い捨てのマスクをしてきたので、
我が家の家内の使用分を含めると、300ぐらい買い求めたかしら、と思ったりしている。




しかしながら、私が新型コロナウイルスの烈風で、
何よりも驚嘆した出来事が、心の片隅に残っている・・。


過ぎし2020年2月27日、新型コロナウイルス対策本部に於いて、
安倍晋三内閣総理大臣は3月2日から、
全国すべての小学校・中学校、高等学校について、
春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する考えを示し、
文部科学省は全国の関係機関に要請を行った。

多くの子供たちや教員が、日常的に長時間集まることによる大規模な感染リスクに
あらかじめ備えるのが狙いであった。

そしてこれを受けて企業でも事業の中止や縮小が相次いだ。

教育産業である学習塾に留まらず、小売店やレジャー施設も休業や休園を表明した。




これに関連して、学校給食がなくなったことによる食材ロスや業者の損害が発生したりした。

そして児童、生徒への直接的な影響としては修学旅行の中止または延期などがあったした。

こうした中で、共働きあるいはシングルマザーの世帯において、
子供を職場に連れていくことが困難なために、仕事を休まざるを得ずの情況を学んだりした。


このような全国で3月から5月にかけて、
新型コロナウイルス感染症拡大予防のためにとでの一斉休校は、
多大な社会影響に及び、私なりに感じて、学べば学ぶ程、
震撼させられたりした・・。



私は平日の午前中に自宅の周辺を歩いたりする中、
小学校の登校時などで学童を見かけない情景・・、
或いは市内にある深大寺の境内で人影がなく、付近の多くの食事処が閉店となり、
閑散とした情景に私としては初めての視た実態に、溜息を重ねたりした。



このような今年の私の心に今でも残ったことを思い浮かべながら、
来年こそ政府、国民が心をひとつにして、新型コロナウイルスが終息を念願している。
コメント (2)
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