高齢者の低栄養は、かなり問題。
・メタボ健診のマイナス効果
2000年頃から、メタボリック症候群が取り沙汰されるようになりました。
議論の結果、2008年よりメタボ健診という特定健診がスタートし、
この検診でメタボを減らすことで、2兆円の医療費を削減できるといわれました。
・ちょい太でも大丈夫
2009年に「ちょい太でだいじょうぶ」(集英社文庫)という本を出しました。
65歳までは、メタボがある人とない人で、
その後の病気になる率が違うというデータがたくさん出ています。
しかし65歳を過ぎると、メタボがある人とない人の死亡リスクなどは
ほとんど変わらないことがわかりました。
むしろ、メタボ=悪と頭に刷り込まれ過ぎているために、
フレイルという虚弱を生み出しているのです。
このフレイルが、介護保険のお世話になる一番のリスクになっています。
メタボを気にしすぎて、フレイルにならないことが大事。
65歳を過ぎたら、あえて時々ラーメンを食べに行ったり、
とんかつ屋に行った方がいい、というのがぼくの持論。
おいしい物を食べた人の勝ち。
一番大きな問題は、タンパク質が足りなくなっているために、筋肉が減少することです。
若い人、中年、高齢者、すべての人に一貫して言えることは、
ビタミンやミネラルが不足しているということ。・・(略)・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
私たち夫婦は、平素の朝食と夕食は、家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。
こうした中で、私の昼食のここ一カ月の多くは、
あるスーパーで買い求めた『かつ丼』が美味しく、愛食したり、
或いは菓子パンのあんパンのつぶあん、こしあんを食べたり、
ときには食パン2切れに、ハムを挟んで食べたりしている。
今年の4月初旬に於いては、身長は168センチ、体重は74キロ前後で、
昨日は76キロとなり、小太りになった、微苦笑したりした。
今回、敬愛している医師の鎌田實さんより、
《・・メタボを気にしすぎて、フレイルにならないことが大事。
65歳を過ぎたら、あえて時々ラーメンを食べに行ったり、
とんかつ屋に行った方がいい、というのがぼくの持論。
おいしい物を食べた人の勝ち・・》と学び、私は微笑んでしまった。