擔仔麵は台南の名物料理。
漁師さんが漁にでれない時期(小月)、生計の支えに天秤棒を担いで麺を売っていたことに始まります。
向かったのは、台南百年老店「度小月擔仔麵」の台北忠孝店。
場所は、忠孝敦化駅より徒歩5分。
案内してもらったのは奥のテーブル席。モダンな店内には観光客を含めお客様がたくさん。
テーブル・セッティングは、取り皿、箸、レンゲ。卓上にはティッシュペーパーの用意あり。
日本語が併記されたメニューもありますから注文も安心です。
現烤台灣鳥魚子(台湾のカラスミ)二串 100NT$
爪楊枝にカラスミ、ネギ、大根が刺した状態で提供。
ひと口サイズのおつまみです。
台灣金牌啤酒は90NT$。3本注文。
蘆筍沙拉(アスパラガスサラダ)160NT$
野菜不足になりがちなので、サラダをチョイス。新鮮なアスパラガスはスライストマトと共に。
マヨネーズを舐めてみると砂糖が入っているようで甘い。独特の味だ。
連れ(寝太郎さん)はこの味が苦手のよう。箸が止まる。
擔仔麵(湯)50NT$
お店の看板料理。擔仔麵。
汁ありを注文しましたが、その際には香菜を入れるか否かを聞かれました。
上には肉味噌、もやし、エビ、香菜、おろしニンニク。
麺は、米粉(ビーフン)、粿仔條(台湾風きしめん)もありますが、オーダーは通常の麵。
1杯のボリュームは日本のラーメンの半分くらいの量。
口にしたところ、ふにゃっと柔らかい。
エビで出汁をとったスープは、そのものに甘みがあり、
ここに濃厚で甘い肉味噌が混じり合うと甘さが二乗され、
決して濃い味ではありませんが、食したあと甘さが口に残る感じ。
ううむ。台湾人は甘い味が好みなのかしら。
入口右手では擔仔麵を作っているところを、直に見ることが出来ます。
擔仔麵は、手軽な価格で気軽にいただける庶民食(台湾小吃)の一つ。
当店は旅のガイド本にもよく紹介されていますので、話のタネに老舗の味を
試されるのも面白いかと思います。
服務費(サービス料)が10%加算され 買單は、1人当たり319NT$。
度小月擔仔麵(忠孝店)
台北市大安區忠孝東路四段216巷8弄12號
TEL 02-2773-1244
営業時間 11:30~23:00
無休
度小月擔仔麵 忠孝店 (台湾料理 / 忠孝敦化駅周辺)