「微熱山丘」(SunnyHills) 台湾、南投県に本店を置くパイナップルケーキ専門店。
台北市内にも支店がありますが、日本1号店である当店のオープンは2013年12月。
最寄り駅は表参道。ホテルフロラシオン青山の向かいですが、付近は閑静な住宅街であると言えます。
旅行土産を渡した友人とともに訪問。近くに来て当店の外装が見えた時点でそれと認識できた。
というのは、HPで、店舗の設計は
『自然素材を生かした建築や木組みを多用し、世界的もに注目されている日本人建築家 隈研吾氏』
のものであることを情報として掴んでいたからだ。
木造3階建て、森の要塞のように特徴的なフォルムだ。
店内に足を進める。エントランスには男性スタッフさんがいて彼の指示に従い2階フロアへ向かった。
すると、別の女性スタッフさんの声掛けを受けた。
フロア中央には大きな木製のテーブルが1卓。
その周りに椅子が配置され、他のお客様と1つのテーブルを利用する形で着座。
むろん、隣との距離は狭い。
ほどなくするとパイナップルケーキと中国茶が丸盆に乗せられ運ばれてきた。
当店では販売されているパイナップルケーキを1つ試食として中国茶とともにサービスしてくれるのだ。
しかも小さな使い捨ておしぼり付き。心憎い配慮だ。
パイナップルケーキは台湾のものと日本のものでは味付けが違うのですが、
徹底して素材にこだわり、
日本製上質小麦粉、ブランド赤卵、AOP認証の仏エシレ社の発酵バターを使用し、
合成添加物は加えないとのこと。
試食のパイナップルケーキを頬張る。 香りの良い中国茶が美味しく、すぐに飲んでしまった。
さすがにサービスなのでお替わりは言い出せない。
お茶、ポット出しならもっと嬉しいけどね。
身勝手な意見を友人と交わし、苦笑しながら席を立つ。
2階のカウンターでも鳳梨酥は購入できる。
種類は2種類。5個入(1,500円)と10個入(3,000円)だけだ。
5個入(1,500円)を購入。素朴で可愛らしい麻製のバッグに入れてくれた。
賞味期限は約2週間。常温での保存を推奨。
箱を空けると、まあ綺麗。
1個300円、いいお値段ですが、お洒落なアフタヌーンティーには相応しい装いです。
(ノブロー) で、家でも実食だで♪
個包装を開けると長方形のボディ。
バターの効いたきめの細かい生地は、クッキータイプで外側が少し硬め。
歯を入れるとぽろぽろと崩やすいのですが、舌の上で味わうと、
それが厳選された素材で作られていることがすぐにわかる。
風味も豊かで品が良い。
また、当店の餡はパイナップル100%。
夏に収穫される旬の台湾パイナップルのみを使用されているそうです。
感覚的には、まず酸味が口の中に広がり、甘みが追いかけてくるよう。
繊維もしっかり確認でき、一般のものに比べパイナップル度が強い感じです。
パインの酸味、濃厚な風味をお好みの方にはおすすめかも。
(ノブロー) 1個あたりで、201.5Kcalだで。 1つで十分腹にたまった感あるだ。
微熱山丘(SunnyHills at Minami-Aoyama)
東京都港区南青山3-10-20
TEL 03-3408-7778
営業時間/ 11:00~19:00
定休日 無休