みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
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台北旅行2014 №17 東一排骨(トンイーパイグゥ・ゾンディエン)

2014-06-20 | 旅行・台北

東一排骨」(トンイーパイグゥ・ゾンディエン)

こちらは、台湾のローカルフードの一つに数えられる排骨飯が有名な老舗店。

場所は、西門駅下車。徒歩7分ほどの距離。

お店の入っている雑居ビルは、老朽化した感じがするのですが、大丈夫?

店舗は2階。階段を上り向かって左手が入口です。

するとエントランスはゲームセンターのような派手さ。意表を突かれた。

店内に足を踏み込むと、ちょうど日本語が話せる年配のスタッフさん(おばちゃん)がいて、

彼女の指示でフロアの中ほどまで足を進める。

「ここ冷房が効きます」

案内してもらった4人掛けのテーブル席に着座。

広いフロアは日本の昭和を感じさせる。

当時のゲーム喫茶、ディスコ、カラオケラウンジ、いろんなものをミックスしたような独特のムードで、

世代的に目に映るものが懐かしいなあ。

80年代の昭和が絶滅を逃れ、台湾で現役活躍しているようだ。

卓上には、紙ナプキン。使用するスプーンや箸はスタッフさんが運んでくれましたが、

テーブル下には収納スペースがあり、予備の箸、調味料、爪楊枝が納められています。

メニュースタンド。

入口には注文受付カウンターがあり、通常はこちらで済ますようなのですが、

日本人待遇なのか?テーブルで注文を受けてくれた。

もちろん、排骨は外せない。事前情報によると、魚排は魚のフライ、雞腿は鶏の揚げ物。

主食類を下まで見ていくと、麻油雞飯(麵線)というものがあった。

この中では一番いいお値段だ。

どんなものだろうか、と尋ねると、雞肉を酒で煮込んだもので、麵線をつけて食べるといった説明。

頭の中で、勝手に鶏の出汁が効いたつけ麺をイメージした。

「じゃあ、私はそれ頼んでみる」

すると、スタッフのおばちゃんが心配そうに「酒が効いているよ」と念を押す。

大丈夫、台湾の人はお酒が弱いかもしれないけれど、私は酒飲みなんだから。へっちゃら。

心の中でそう呟いていた。

麻油雞飯(麵線)160NT$

注文した料理が卓上に揃った。この時点でお会計を求められる。

左の器には、煮込んだ骨付きの鶏肉がころごろ入り、黒いものは豬血糕(豚の血を米で固めたもの)。

もっちり味です。これは抵抗なくいただけた。

(ノブロー) 取り碗もらえたで。店の人は優しいな♪ 麵線は小麦粉で作った細長い麺。

台湾の素麺だな。甘酢のガリとメンマ付きだよ。

取り分け、まずは麵線をすすりあげる。

――うわっ!! 

スープは酒が強いというより、アルコール分が飛んでいない。もろに酒味。

これはもちろん酒が苦手な人にはダメだろう。

帰国後調べたところ、麻油雞(マーヨージー)は骨付きの鶏肉を酒と胡麻油と生姜で煮た

台湾家庭料理の薬膳スープ。

寒い日には身体がぽかぽかと温まって、台湾お袋の味として親しまれている料理だという。

今回のチャレンジ、おそらく店によって違いはあるのでしょうが、

あまりに酒の味がきつくハードルが高かった。

結果はおばちゃんが心配したとおりに……。ごめんなさい。

排骨飯(麵・乾麵) 130NT$

チョイスは飯で。

そのためスープ付。スープは嫌な味がせず出汁が感じられるナチュラル系。

しっかり塩も効かせているし、この味は日本人好みだわ。

排骨は台湾式のトンカツ。日本のものと比べると極限状態にぺらんぺらん。

トンカツというよりスナック菓子だよ。

しかし、これが凄く旨い! 

使われている衣は店オリジナルのもので、歯を入れるとかりっと香ばしく軽快な食感。

肉も柔らかいし、ほんのりとした甘さは感じましたが、くどさはなく、

味付けがしっかりしているので食が進みます。

また、この写真には写っていませんが、下にはキュウリなどの漬物が敷かれていた。

ご飯には魯肉と付け合わせの3種(板春雨、ブロッコリー、キャベツ)。おかず力が豊かです。

魯肉は脂身部分が多く、排骨より少し甘め。 

ご飯を搔き込みながら、合間にスパイスの効いた排骨で変化をつける。

味わいのトーン、食感ともに一辺倒に終わっていないのが嬉しい。

来店している地元と思しき人たちの注文を見ていても、圧倒的に排骨飯が多かった。

内容的にも人気が高いのは納得。

服務費(サービス料)はかからず、

Hand01 買單は、1人当たり145NT$。 必食したい排骨飯でした。

東一排骨
台北市中正區延平南路61號
TEL 02-2381-1487
営業時間 09:30~20:30
休業日 月曜定休

東一排骨台湾料理 / 西門町)

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