その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「み」)

2011-06-13 04:50:34 | 夢屋王国

晴れた日曜日の『夢屋国王』は忙しい。今朝も早朝から水田に追肥をし、集落の花壇に花を植え付け、嫌にならないうちに枝豆を定植し、トウモロコシに追肥をする。昨日のスローな一日は何処へ行ってしまったのだろう…^^;
畑には、今年も『二代目キャベツ』を6株ほど植え付けてあります。『二代目』とは、育苗ハウスを持っていない『夢屋国王』のオリジナル促成栽培法なのであります。秋野菜として定植したキャベツは、一部は降雪前に収穫し、一部は収穫せずに雪の下に保管する…『雪中キャベツ』として、1~2月頃に掘り出していただいております。結球部を切り取られたキャベツの茎は、雪の下で腐りもせずに春先、脇芽を吹き出します。この芽を整理(摘芽)して1個だけ残し、再度植え直したキャベツなのですが、この方法は、苗を購入する必要も無く、種まきした苗よりも早出しできる方法と自負しております。(ただし、画像の花は、トウ立ちして花が咲いてしまったものであり、6株中の1株…失敗作品なのです…。)
              
庭先に残っている「クコ」の葉。亡くなった祖母が、赤い実を焼酎に漬け込んでおりました。「クコ」の実は、血圧や血糖の低下作用があるらしく漢方薬として重宝され、最近ではドライフルーツとして料理にも使われたりしますが、祖母は薬効を知っていたのでしょうか?記憶をたどると、彼女は、生薬・草本に関する古本を所持していたようであるが、「ミミズ」の類まで解熱効果ありとして記載されていたような気がします。
「クコ」は非常に強い植物で、枯れた梅の切り株の脇から毎年枝を伸ばし、絶えることがありません。最近は、何やらナメクジに食害されて、丸坊主になっても毎年枝を伸ばします。
              
こんな感じなのですけれど…今日の『夢屋国王』は、ある異変に気が付きました。ナメクジと思い込んでいた生物に黒い頭と脚が3対…正体不明の昆虫(幼虫)だったのであります。「Wikipedia」には、「トホシクビボソハムシ」の幼虫・成虫に良く食害されると記載されておりますが、国王は「トホシクビボソハムシ」なる生命体を知らないのであります。「親の顔が見てみたい。」…また、「興味」というエネルギーがフツフツと湧きあがるのでありますが、全国の女子高生の皆さんにウケそうな気がしないので、当面、枝先に放っておくことにします。

No.009 トホシクビボソハムシ(未確認) 昆虫綱 甲虫目 ハムシ科
食害の痕跡が、何やら気色が悪く、お行儀も悪そう…『夢屋国王』は、昆虫なら何でも好きという訳ではないのであります。クコは栽培している訳ではないので、当分、このままで様子を見ることにします。

コメント
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