その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査編「う」)

2011-06-06 12:17:17 | 夢屋王国

このところの乾燥気味の天候のためか、『アマ執政』は常駐場所である「サルナシ」の葉の上から忽然と消えてしまいました。実際のところは、本日のお題である国勢調査「う」の調査命令に、アイディアが出てこないため逃げ出したものと思われるのですが…^^;
ましてや彼の執務室には、彼の残した大きな「うん○」があるではありませんか?これで「う」を誤魔化そうとする彼の発想は、国王にはお見通しであります。「うん○」・・・そうである。「ウンカ」が居るではないか。
昔から日本水田農業の害虫として「ウンカ」や「ニカメイチュウ」が上げられますが、『夢屋国王』も「ウンカ」の実物を見たことがありません。「セジロウンカ」や「トビイロウンカ」は、中国大陸で発生し、東シナ海を渡って、日本に到達するとか…。この王国(山形県内陸部)では、とんと「ウンカ」による被害を聞いたことが無いのであります。「ウンカ」を王国内で発見することは、今後の課題として(害虫に住み付いていただかなくても結構なのではありますが…)今朝の王国内の田んぼの畦畔には、国王の歩みに恐れをなした白い虫が盛んに飛び回っておりました。
              
同じ半翅目の「ツマグロヨコバイ」でありました。昆虫の和名で「ツマ」とは、翅先(端)を表すようで、「ツマベニチョウ」「ツマキチョウ」などと表現されると成虫のおおよその色が分かります。
              
本来の「ツマグロヨコバイ」は黄緑色で、♂の翅先だけが黒いのですが、翅がまだ硬化していないのでしょうか?まだ、白い状態だったので、国王も気づきませんでした。
「う」の項を「つ」で誤魔化したものの、『アマ執政』は「え」のお題を解決できるのでしょうか…^^;

No.005 ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps) 昆虫綱 半翅目 ヨコバイ科
イネの吸汁性害虫として知られるが、水田で飛んでいても国王は余り気にしない。ウンカ類はウイルス病の伝搬者として知られ、ツマグロヨコバイも吸汁することで、植物体に出来た傷口から病原菌が侵入することも考えられるのだが…。夢屋王国の水田には、結構な量のツマグロヨコバイが飛び回っているが、アマ執政の仲間に良く食べられているように思われます。

コメント
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