その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「あ」ver.2)

2011-06-18 12:33:08 | 夢屋王国

「童は見たり 野なかの薔薇♪ … 清らに咲ける その色愛でつ…♪」
シューベルトやヴェルナーが作曲した、ゲーテの詩「野ばら」…若き日のゲーテは、恋心や傷心する様を赤い野ばらに託し詩を作り、夢屋少年は、野釣りで出来る野ばらの引っかき傷に身を痛めたのであります。Ah~!これが恋(鯉)の痛みと知っていたなら、夢屋少年も詩人と成り得ただろうに…^^;
あれれ、シューベルトとヴェルナーの曲は、どっちがどっちだっけ?
確か、小学生の時に歌った曲がヴェルナーの作曲で、女子高生のお姉さんたちが合唱する曲がシューベルトの作曲だったような気がする…文学から音楽に目覚めた『夢屋国王』は、もし、勉学が『勉楽』と書き表せたならば、我が子たちの成績ももう少し伸びたのではないだろうかなどと考えるのであります。最近の『夢屋国王』は、もっぱら口先だけの『弁学』ではありますが^^;
              
「ボクらはみんな生きている~♪ … ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな生きているんだ 友だちなんだ~♪」と手のひらを太陽にかざしながら、世の子どもたちの勉学が『勉楽』になるように、『夢屋国王』は今日も王国内の国勢調査を続けるのであります。あれまぁ~オケラとアメンボは友だちのはずなのに、アメンボ♀がオケラを食べています。
アメンボは、水の上を優雅に泳いでいるイメージがありますが、このように肉食系だったことご存知でした?♀の黒っぽい口吻が胸元に伸びているのが見えますでしょうか?消化液を出しながら消化されたオケラの体液を吸っているんです。こうした食べ方は、クモやカメムシ類と同じ食べ方のようです。画像では見づらいのですが、上に乗った♂の口吻も♀の頭近くに伸びています。♀の頭から体液を吸っている訳ではないので、条件反射で伸ばしているのでしょうか?
夫婦合体中のアメンボを良く見かけますが、常時、交尾している訳ではなく、恐らく交尾後の♀が別の♂との新たな交尾を防ぐために防御しているものと思われます。世の男性諸氏よ…おかあちゃんは、こうして守ってあげなければいけないのです。おかあちゃんを守るためには、自分の食事はじっと我慢しなければいけません^^;

No.013 アメンボ(ナミアメンボ) Gerris paludum 昆虫綱 半翅目 アメンボ科
最近、サボりがちの『アマ執政』…アマガエルの「あ」より先に紹介すべきでしたが、ベタ過ぎて紹介する機会を失っておりました^^; 昨日、溺死したと思われるオケラの体液を吸汁するアメンボの群れを見つけ本日の紹介と相成りました。王国内では、夫婦和合の象徴…害をなす訳でもなく、心を和ませてくれる存在です。『夢屋国王』の心にやすらぎを与える点では、益虫としておきましょう^^;

コメント
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