その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「み」ver.2)

2011-06-17 12:12:44 | 夢屋王国

「さまづけで 育てられたる 蚕かな」(小林一茶)
養蚕農家も居なくなり、子どもたちは「蚕」を見る機会も無いことでしょう。ましてや、腹を空かせて桑の実に手を伸ばすなどということはないでしょうねぇ…^^;
「さまづけで」・・・国王の在所でも、昔は『蚕様』をさらに丁寧に『御蚕様』と呼んでおりました。今「かいこ」を漢字変換すると「解雇」が先に出てきます。
「管理職 滅私奉公 解雇かな」などと、当世風に詠んでみました^^;
さて、『夢屋国王』は、朝仕事の合間に、近所に住む友人Tの所有する『第1サティアン(通称:掘立小屋)』でモーニングコーヒーをご馳走になることが日課となってしまいました。最近、コーヒーが「こんぶ茶」になった時、味に違和感を感じました。屋内と屋外が一体化した『第1サティアン』なので「こんぶ茶」の風味が変化(劣化)してしまったのではないだろうか・・・ご馳走になっている「こんぶ茶」が切れたのを機会に、国王が詰め替えパックを2袋買い足して置きました。1袋は、国王の執務室である『第2サティアン』に常備し、友人たちの訪問に備えておくことにします。昨日、『第2サティアン』で飲んだ「こんぶ茶」は美味しかった^^;
さては・・・!!
今朝、国王は、自慢の井戸水を『第1サティアン』に持ち込み、友人Tに飲ませたのでありますが・・・「美味い!!!(友人T)」水道水のカルキ臭(次亜塩素酸ナトリウム)が違和感の原因だったのであります。日常飲んでいる水の味に飼い慣らされて、水の異臭に気付かなかったとは情けない話であります。
              
本日は「コガタノミズアブ♀」であります。『山形組』の『さゆママ(H.N.)』さんが一度投稿されていたことがありますが、体色が緑色なので、国王も初めは皮膚が硬化していない「ヒラタアブ」の類と思っておりました。彼女は、田んぼや湿地に住む昆虫であります。国王の自宅のクコの葉に止まっておりました。国王が「彼女」と即断できるのは、彼女の目と目の間にご注目。研ナオコさんのように(失礼)目と目の間が広いのが、ハエやアブの♀の特徴です。「三重県レッドデータブック2005」に絶滅危惧Ⅱ類に選定されている・・・などと報告している方もおりますが、本当ですか?絶対数は多いと思いませんが、こうして『夢屋王国』には生息しております。本日は、人間にとっても大切な「ミズ」の話題でありました・・・^^;

No.012 コガタノミズアブ Odontomyia garatas  昆虫綱 双翅目 ミズアブ科
特に害を為すということもなく、国王にしてみれば共存共栄種。「郷愁」とは、失ってしまって始めて湧き出す情感であります。レッドデータブック掲載種だから大切ということではなく、当たり前の者が、当たり前に暮らせる環境が・・・当たり前なんです^^;
             

コメント (2)
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