天気予報では夜半より雨との予報でしたが、たいした量の雨も降らず、畑はカラカラ状態。乾燥した状態で『アマ執政』は、国勢調査という任務を放棄し行方不明です。いやいや、家の周りの田んぼでは、夜になるとアマガエルの大合唱ですから、そちらに居る事は確かなのですが…。
『夢屋国王』は、新しく出来た執務室に休息グッズ(部屋のガラクタ)をせっせと運び込んでおります。友人の『貧乏父さん(H.N.)』が訪ねて来れば、レギュラーコーヒーの1杯でもご馳走しなければ…^^;
『アマ執政』が仕事をサボっていることから、国王自ら国勢調査を進めておりますが、毎日、名無しの生き物を紹介しても芸が無い。こんな時は、『夢屋国王』の御狩り場である「大沢山」に足を伸ばすのであります。二年前「シャクの種」をご紹介しましたが、
http://blog.goo.ne.jp/yumeya2008/d/20090514
人間の目は、不思議なもので、一度知識を得てしまうと急激に興味を失ってしまい、興奮した情景も日常の情景に同化してしまうようです。大沢山の山道に咲いた「シャク」の花も当たり前の情景として陳腐化してしまいます。
がしか~し、今日の「シャク」の花はひと味違って見えました。オレンジ色に黒のストライプ、オシャレな「アカスジカメムシ」を発見したのであります。セリ科の植物を好むようですが、「シャク」の花を訪れたというよりは、咲き終えた花の子房(幼果)に集まっているようです。
一般的にカメムシは、異臭を発するイメージがありますが、オシャレ(毒々しい)な色は警戒色のようであり、捕食を逃れる手段とも言われております。ただねぇ~。だからと言って、指先で摘まんで、臭うか臭わないか確かめる勇気を『夢屋国王』は持ち合わせておりませんし、ましてや食べようなんて思いませんから・・・^^;
No.00× アカスジカメムシ Graphosoma rubrolineatum 昆虫綱 半翅目 カメムシ科
ニンジンの花にも訪れる虫・・・王国内のニンジン畑に発生すれば、評価は害虫ということになりますが、山道の「シャク」に集まっている内は、人畜無害。残念(?)ながら、王国内での発見ではありませんので、住民登録せず。