その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「な」ver.2)

2011-06-30 08:47:36 | 夢屋王国

「ハルジオン 軒に仕立てて 雨宿り (夢屋)」 種田山頭火の漂泊の旅に憧れ、小林一茶の小動物を愛でる心に心酔し、『夢屋国王』も一句詠んでみました^^;
梅雨空に、野のハルジオンの葉の裏で、雨宿りする「モンシロチョウ」をイメージしたのですが、今日は晴れ…イメージが先行し、画像が間に合いませんでした。折角晴れたのですから、冒頭の画像は、初夏を思わせるアザミの花をお届けします。「モンシロチョウ」の代わりに『カミキリムシ』の一種が、花を日傘にしているとご覧いただければありがたい…。
このところ続いた雨で畑に入ることが敵わず、久々の晴れ間に畑に出てみると、ブロッコリーの葉は『ヨトウムシ』にボコボコにされ、ダイコンの葉には「カブラハバチ」の幼虫や「ナガメ」が我が物顔で闊歩し、自慢のレタスや白菜は「ナメクジ」の宴会場となっておりました。
さすがに温厚な『夢屋お奉行』も、後々、この『ブログお白洲』に出頭させ、悪行の数々を白日の下に晒しながら「彼らには、追って沙汰いたす。」ことにいたしましょう^^;
              
夢屋王国の国王兼裁判官でもある『夢屋お奉行』が、ゆとりをもって彼らの悪行を見過ごしているのも、今日は小さな保安官を発見したからに外なりません。画像は、「ナミテントウ」の幼虫が、「モンシロチョウ」の幼虫に齧り付いている様子であります。
「ナナホシテントウ」や「ナミテントウ」は、「アブラムシ」を捕食する益虫、『肉食系男子』として知られていますが、こうして青虫に噛み付いているところは、国王も初めて見ました。食べている片脇から、ウン〇をたれ流すところは、上品とは言えませんが、果敢な『保安官』であります。
『夢屋国王』の口癖は、「躾の悪い親の顔が見てみたい。」…彼らの悪行の数々を暴くために、100金から、『ホームパック3ヶ入り105円』を大量に買い込み、収監状を発行したのであります。
また、『オッカーザウルス』に怒られる予感がする…^^;


No.016 ナミテントウ(再掲) Harmonia axyridis  昆虫綱 甲虫目 テントウムシ科
『益虫』…有機農業実践者からは、歓迎されるべき昆虫であり、「生物的農薬」として、飛翔力の弱い短翅系の『テントウムシ』も開発されているとか…。彼らは決して、人間のために働いている訳ではなく、本来の食性が肉食系というだけである。したがって、食物が不足すれば、兄弟(卵や幼虫)さえも捕食してしまうのであります。


コメント
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