「目に青葉 山ほととぎす 初鰹 (山口素堂)」
農作業はタイミングが重要であります。夜半から待望の雨が降り、カラカラの畑には恵みの雨。しかし、昨日、トラクターで中耕除草をしていなかったら、また1週間以上畑に入ることが出来なかっただろう…。日曜日、頑張りすぎて今日は身体が重い。そこで初鰹…鰹を肴に友人Tとまた飲んだ^^;
「泥のように眠る」という表現がありますが、缶ビール2缶で夕食もそこそこに茶の間に横になる。『オッカーザウルス』が、そっと毛布を掛けてくれる心遣いに感謝しながら、『夢屋国王』は金縛りにあったかように、今夜もその場に寝てしまうのであります。
大人しく寝ていれば良いのだけれど、早寝は早起き?を呼び、夜中にまたモゾモゾと活動を始めるのであります。
「親の顔が見てみたい。」これが、最近の『夢屋国王』の口癖であります。
昨日、『夢屋王国・国勢調査(み)』に分類した、未確認『非行物体』の親「トホシクビボソハムシ」は、同じ「クコ」の葉の上で「愛」を確認し合っておりました。
動物の求愛行動では、特有の行動パターン(sex bihavior)を取る場合が多く、こうした行動を観察することも学問の一分野(動物行動学)となっています。何のために他人の恋路を邪魔するのか…害虫の生殖行動を邪魔(コントロール)出来れば、必然的にその子どもの数を減らすことが出来る。農薬(殺虫剤)を多用しない防除法が確立できるのではないだろうか…エッヘッヘ。『ノゾキ』の趣味も屁理屈で正当化してしまうのであります^^;
「トホシ(十星)」の語源となっている背中の星は八つまで確認できたのですが・・・残りは肩先に1対あるようです。「ナミテントウ」と同様に、斑紋の出現は個体差があるようです。「トホシクビボソハムシ」など知らないと豪語していた国王の目の前で、親子で同居していたとは…。国王の目もかなりの節穴であります。
「初鰹」…もう直に『夢屋王国』恒例の『Cucumber Bomb(きゅうり爆弾)』の雨が降る季節が近づいております。
No.009 トホシクビボソハムシ(再掲) Lema decempunctata 昆虫綱 甲虫目 ハムシ科
国王の評価は昨日と同じ。ナス科のクコだけを食べるかなりの偏食家のようであります。お行儀の悪さは天下一品。が、それにも絶えることなく繁茂するクコの生命力は大したものであります。