『夢屋王国』は農業立国を目指しておりますが、発展途上のため畑地は粘土質で痩せていて、水田は草だらけの休耕田でした。凡そ5年間を目標に生産性の向上を果たそうと少しずつ改良を進めておりますが、どういった作物が適しているのかも検討がつきません。
そんな状態ですから『アマ執政』に国勢調査を命じたものの、雑草だらけの畑の中には、国王の記憶の引き出しにも入っていない昆虫が存在し、何とコメントして良いものやら悩んでしまいます。
全国の女子高生にウケル昆虫を探すにも『アマ執政』は苦労していることでしょう…^^;
こういった時は、国王の御狩場である「大沢山」に逃げ込むに限りますが、今日は、サル軍団が行く手を阻んでおります。畑の作物を護るために、犬(ミックス)を大量に飼っている某氏もおりますが、犬自体はロープで杭に結び付けられているため、サル軍団は一向に恐れる様子もなく、道路を闊歩しております。
昔は、「Oh! ニホンザルだぁ・・・。」と感激したものでありますが、
最近では、「また、サルがでたぁ~!」となり、
もう少しすれば、「あれまぁ~!珍しい・・・今日は、人間が居るぅ~!」となってしまうかも・・・^^;
ちなみに、『夢屋王国』は平場にありますので、ニホンザルは出没しません。(サル並みの知能の国王とその友人は住んでおりますが・・・。)
今日のお題は、「う」・・・「ウリハムシ」くらいは王国にも住んでいるのではないだろうか?
雑草の中に「カラスウリ」の蔓が延びておりまして、期待通り「クロウリハムシ」が葉っぱを食しておりました。黄色い顔に黒いつぶらな瞳がかわいいでしょう?
今のところ、雑草の「カラスウリ」を食べてくれる虫なので、国王と利害は一致しております。
『夢屋国王』の人物(昆虫)評価は、どこまでも自己都合による評価なのであります・・・^^;
昆虫を探して、田んぼの草むらを歩いていると、足裏に何やら微妙な感触が・・・「あ”~」・・・「シマヘビ」をスリッパ履きで踏んづけておりました。「シマヘビ」の迷惑そうな表情が、国王の目に焼き付いております。
No.006 クロウリハムシ Aulacophora nigripinnis 昆虫綱甲虫目ハムシ科
カラスウリの葉を好んで食べると言われておりますが、ダイズやシソ、キュウリやかぼちゃも食害するらしい。こうなってくると国王の評価は、当然、憎たらしい外敵となるのであります。