「豆腐とサバ缶」が若衆のごちそう?
「叺(かます)」ならば、わらムシロをふたつ折りにした袋。「魳(かます)」…(魚に入るとも書くらしい)ならば、スズキ目のお魚であります。どちらも、お口が大きくて物が入ることから名付けられたという説もありますが。
さて、「叺」に異変が…毎年、春に行う用水通し(集落の側溝の泥上げ)ですが、掘り上げた土砂を「叺」に入れて回収。「叺」は町から無償で支給されておりましたが、昨年あたりから「麻袋」となったらしい。(我が集落には在庫がありました^^;)
水が抜けない。袋が破れる。と問題発生…しかし、「叺」を製造するところが無くなったとの説明であります。お隣りの南陽市で水害があった時、ボランティア参加の復旧作業では、土のう袋(化繊)に詰め込んで山積みにしましたが、埋め立て処理した場合は、化繊が残るのだろうなぁなんて、要らぬ心配をしておりました。
『かます』…「屁をかます」「肘打ちをかます」などとも言いますが、こちらは大阪弁?我が在所では、「かます」と言えば「かき混ぜる」…粉末が水に溶けない時は、「良くかましてから飲みましょう。」となる。転じて、人間関係を悪化させること、根拠のないウワサ話を流して、世間を騒がせることを「かます」とも言う^^;
若衆の酒盛り…つまみは「豆腐とサバ缶」がごちそうでした。良く「かまして食べましょう。」しかし、見た目がよろしくない。良く「かます」のは、納豆くらいにしておきますか^^;(人間関係は、かまさない、かまさない。)