その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

親心

2018-06-11 06:00:36 | 新規就農

「三井物産ビル」のカルガモは何処へ?

南東北も梅雨入りの模様。イネも草も伸び頃であります^^;
『夢屋本田』は未整理地、水をもたらす水路は土側溝、『ガツギ』と呼ばれるイネ科のマコモも水路を覆ってしまいます。久し振りに水見…一週間放ったらかしにしていたのに、田面は十分な水があり、イネはしっかり成長しておりました。(誰か手助けしてくれたかな^^;)畦畔を歩いていると、足元からカルガモの親子が飛び出しました。親子水入らず、夕暮れに時に団欒を乱された親子…子ガモは6羽ほどでしょうか。「申し訳ないねぇ…。」あら?この田んぼのオーナーは私なんですけれど^^;
子ガモたちは四方八方に逃げ回りましたが、あらら、親ガモ♀が私の傍を離れません。片方の羽を下げ、傷を負ったかのように、畦畔を歩く私の2mほど先を先行する親ガモ…「擬傷」…チドリなどでは有名な親鳥の行動ですが、カルガモでは初めての経験です。「分かったから、何もしないから、早よ帰れ。」なんて声掛けしても、カルガモには言葉が通じないようであります。(当然^^;)むしろ、親ガモ♀が、上目遣いでコチラを見ているような気がするから不思議な気分であります。(鳥の上目遣いなんてあるの?)延々、100m。軽トラックに乗って、田んぼを離れ、ハンドルを切るまでその行動は続きましたよ。
さて、人の世の中は、育児放棄などという行為も…カルガモの親を見習ったら、なんてご意見を述べたいところですが、餌が不足して子ガモの密度が高い場合は、カルガモとて「子殺し」をする事例があるようです。人もカルガモも子育て環境の充実が必要かも。

コメント
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