「百日香」の伝説も物悲しい…。
今は亡き『夢屋農場長』のオヤジが植えた「百日香」でありますが、毎年、満足な雪囲いもしないため、枝が雪折れしてしまい大きくなりません、しかし、毎年花を咲かせてくれます。樹皮がツルツルしていてサルも滑ると言われますが(実際には滑らないらしい。)滑る前に、登ることすら出来ません。木登り上手な『猿も木から落ちる。』…その道の上手も、時には失敗するとの例えでありますが、猿が木から落ちても、軽やかな身のこなしで怪我を防ぐことが出来るのでありましょうが、『オジSUN』が屋根から落ちると大怪我が待っている。天井の垂木は折れたりしないという根拠の無い確信で作業を進めている格納庫の天井材張り、腰が引けているときは意外と怪我はしないものであります。(落ちて欲しいのに落ちないのは、政治の世界の話でありますなぁ^^;)
大雨の予報に大慌てで屋根材だけは張り終えました。
筋交いも梁も不十分な状態で屋根に上っておりますが、見える景色が変わったような気分になれます。『子猫ちゃんず♂♀』は、夜な夜な何処へか出掛け、日中寝ておりますが、時折出掛けていくとトンボやイナゴを捕まえて来る。屋根の上から見ているとお転婆娘『シロ♀』が、きゅうりの防風ネットによじ登っております。慎重派『クロ♂』は、突然何かに取り憑かれたかのように、農園のシンボルツリーである「八重桜」の木に登る…初夏に、きゅうり畑の迷路に入り出られなくなった子猫、木から降りられなくなった子猫たちも、たくましく成長しております。
さて、一番高い場所に位置する「棟木」を上げる際に行う『上棟式』は、建設された建物の無事を祈る儀式であり、最近のハウスメーカーでは実施しない例も多いようであります。我が在所では『建前』と呼んでおりますが、「本音」が本心から出た言葉とすれば、『建前』は原理原則、表向きの考えであり、『建前』だけを語ったからといって「うそ」をついている訳ではない。上棟式の廃止は、無駄な出費は控えるということか(本音)…しかし、安全祈願は大切ですし(建前)…まぁ良いかぁ、毎晩、缶ビールで安全祈願祭だけは欠かさずやっているから(笑)