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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

痩せ馬に重荷

2020-12-08 09:38:22 | 転職

「報徳記」に基づく銅像らしい^^;

今では小学校からも撤去、「邪魔者?」扱いされている「二宮金次郎像」…江戸後期に「報徳仕法」では、節約・貯蓄を中心とする農業経営の立て直しを説いたと言われておりますけれどねぇ。二日酔いの頭で経理を済ませ、アルバイト先の日当払いのために『オラだの農協』で預金を払い出して、一服つけていたら「先生」が読書しておりましたよ。
読んでいらっしゃるのは、中国古書「大学」のはずであります。「一家仁一国興仁 一家譲一国興譲 一人貪戻一国作乱」…そうか、我ひとりが「貪戻(たんれい)なるが故に、この国は乱れているのかも知れない。」なんて決して思わない。「先生、たまには色っぽい本でも読みましょうよ。」なんて考えるから、凡人『おやじぃ』は凡人止まりなのであります。オヤジが出腹で鎌(クラブ)で刈るのは「芝」であり、先生は幼少の頃から「柴」を刈る。穿いているのは膝当てされた「股引」であり、「モンペ」で検索したら「モンスターペアリアントの略」と出ていた^^; そうそう「二宮先生」が学校から駆逐されたのも「スマホ片手のながら歩きを助長する。」などという「モンペ理論」に他ならない。むしろ、「幼子に背負子を背負わせて労働させるなんて、幼児虐待である!」なんてご意見が無かったのが不思議でありますよ^^;
我が在所では「背負子」を『痩せ馬』と呼んでいた。「痩せ馬に重荷」という諺もあるようですが、我が叔父貴の世代であれば、小学生くらいの頃に『痩せ馬』に稲杭や稲束を大量に積んで家と田んぼを往復していたのである。「能力以上の大任を与えること。」と解されているけれど、文字通り「痩せた馬(子ども)に重荷を背負わせて手伝わせていたのである。」


「タイヤ交換」は雪国の男の嗜みである!

男女共同参画社会を目指す風潮なのだから、女性がタイヤ交換しようと一向に構いません!ガソリンスタンドや車屋さんで交換してもらうんでしょうけれど、長男『ポン太郎君』には、いの一番にこの作業を教えた。軽トラックは社用車だからお仕事。オッカーと長女『有季菜先生』の車は、家事だから彼女たちとの個人請負契約^^;(ちゃんと家事と仕事は切り分けております。)『おやじぃ』の車は自分でやるしかありませんなぁ…。「タイヤ交換を覚えて置けば、雪道で難儀する女性を助けて上げることも出来る。」などと妄想を巡らせるのでありますが、息子よ『おやじぃ』は38年間、タイヤ交換を続けているけれど、雪道で助けを求める女性に巡り合ったことは一度も無い!それどころか、ぬかるみに足を取られて脱出を手伝ってあげて、泥水を頭から被ったにもかかわらず礼も言わずに立ち去ったオバサン。脱輪した車を持ち上げてあげて、これまた礼も言わずに立ち去った若い娘っ子たち…男どもを単なる手方としか見ていないのではないかと腹立たしくなってくる…だから、タイヤ交換を覚えても何の良い思いはしなかったことだけは伝えておこう^^;
「節約と貯蓄」…農村経済を立ち直らせる復興手段ではある。がしかし、『おやじぃ』は中国経済並みの成長率を目指している。未開拓の分野だから、まだまだ伸びしろがあると信じて…「二宮先生!」もう少しだけ、痩せ馬に時間をください(笑)

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