外はすっかりクリスマスの装いですが…
いつもの年なら、12月第一週の金曜日の夜であるから、「忘年会」真っ盛りのはずであります。当然『赤鼻のオヤジ』が街を徘徊し、「今夜は無礼講だぁ~!」なんて叫びながら、一番無礼な働きをする季節であるはずなのであるけれど、街はいたって静かであります。「ぽっぽっぽ~♪金が欲しいかやらねぇよ。世の中そんなに甘くない~♪」などと、街角の鳩の石像に雑言を浴びせたところで何も返ってはこないのでありますよ^^;
低い山々も薄っすらと白く変わり、里山にも、いつ雪が降ってもおかしくない季節となりました。そろそろ『第3ハウス』の天幕を外して、降る雪に備えなければいけないのだけれども、ほんの少しだけ成り続けるキュウリが惜しくて、まだ畳めないでおりますよ。雪に埋もれてしまえば諦めもつくというものでありますが、お金が稼げる内は何ぼでもと微かな欲をかいております。(一気に雪が降れば、ぜい弱なパイプハウスなど倒壊してしまう恐れがあるというのに…最近は、12月一杯は、まとまった雪が降っていないことに慢心している自分が居る。泣きを見るのは自分なんだけれどねぇ^^;)
そろそろ収入源を変える季節なので…
一年間に溜まった残渣が山積みであり、越冬実験するための『第4ハウス』を補強して、雪を迎えたいところでありますが、ここのところ寒くて身体が動きません。昨日は、バインダー刈りした「ヒメノモチ」を長男『ポン太郎君』に「足踏み脱穀機」で脱穀作業してもらいました。(画像に残すのを忘れた^^;)いつもの年なら30㎏ほどの収量が上がるはずでありますけれど、我が家でも最近「餅」を食べないんだよなぁ…前年のモチ米が余ってしまう状態だから、今年は、雀っ子のご馳走として大判振る舞いして、残りを脱穀しておりますよ^^;(来年は、狭いモチ米圃場をさらに細分化して、セリを本格的に栽培してみようかとも思う…アイディアだけは湧いて来ますけれど、この季節、鼻水垂らしての作業がつらいのよねぇ…。)
いくらアイディアが湧いたとしても、実践が伴わなければ只の妄想である。来年こそはという「先送り」の課題だけが山積みでありますなぁ…本格的な農業従事2年目の冬でありますが、何とか1年目の課題をクリアした項目もあれば、手抜きになってしまった項目もある。手抜きになるのは、それなりの原因があるのであって、思い描いただけではクリア出来ないのだろうけれど、少しだけ来年に向けた手ごたえは感じております。来年こそ陽気に「ジングルベル」が唄えて、陽気な12月が迎えられることを願っておりますけれどねぇ…(笑)