その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

無駄な繰り返し

2020-12-22 08:29:39 | 転職

「自分へのご褒美」って危険らしい^^;

ほぼ一週間降り続いた雪も、ようやく一服状態。今朝は「除雪機」を出さなくても済むようです。お陰さまで、減衰して軽トラックに直結してセルスタートしていた除雪機は、連続運転によって自らのバッテリーでセル始動出来るようになりましたよ^^;
親子でハウス回りの除雪を半日掛かりでやっておりますが、県内各地からハウス倒壊のニュースが流れております。昨日は、サクランボの特産地である寒河江市から、サクランボの加温栽培ハウスが倒壊したとのニュースも…45mm鋼管を使ったハウスが倒壊し、早出し用のサクランボの枝が折れている…心まで折れてしまいそうな気持になってしまう。通常は、東根市や寒河江市は、我が在所の置賜地方に比べ雪が少ないのでありますが、降り始めは山形市周辺にドカ雪が降る場合がある。もうしばらくすると加温を始めて、その温度で屋根の雪が落ちてしまうのだそうだけれど、今回ばかりは、12月の大雪で、どこもかしこも観測史上初めての積雪深であるとか…「経験値」という判断基準が裏目に出てしまったに違いない。
雪の晴れ間に、長男『ポン太郎君』と缶コーヒーで一服。「今回のヤマは、何とか乗り切ったようだな。」なんて、労いの言葉を掛けるけれど、彼の笑顔は最近、引きつっているようにも思える。除雪作業にひと区切りついたら、少々早いけれど仕事を止めて、自宅待機でありますよ。


毎日、こんなことの繰り返しです^^;

町で委託している除雪車が道路除雪をしてくれて、バケットからこぼれた硬い雪を除雪機で空き地に飛ばし、道幅を確保したと思ったら、独居老人宅の屋根の雪が路上に…「あ~あ、また初めからやり直しでありますよ^^;」
昨日は、ドカ雪でお隣さんちも、遂に雪のやり場に困ってしまったようで、「畑側に飛ばして良いなら、機械で飛ばしてあげるよ。」なんて声掛けする。こちらも80歳に手が届きそうなお年寄りの家庭…息子も居るんですけれどね、交代制の勤務で、雪片付けは「お年寄り」のお仕事でありますよ^^; 日中、気温が上昇し、雪が緩んで、屋根からの落雪に埋もれてしまう…などという事故は、こんな場面で起こるんですけれどね。いつかは融けてしまう雪でありますが、右の物を左に、左の物を右にと言った具合に、無駄に思える除雪作業を繰り返しております。除雪しなかったらどうなるか?当然、ハウスは潰れるし、屋根の雪下ろしをしなければ家の「軒先」が折れてしまいますわなぁ…。
こんな不便な場所に住んでいるんだけれど、どこかに引っ越そうとも思わない。(理想は、老後に仙台市内あたりのマンション暮らしではあるのだが^^;)結局のところ、夏の台風、水害の頃になると、この辺りは、雪は降るけれど、地震や台風、洪水といった災害が無い土地だから…といったところに落ち着いてしまう。まぁまぁ、そんなところでお茶を濁してしまうのでありますよ(笑)

コメント
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