「うぐいす色」って「緑」じゃないのよねぇ^^;
子どもの頃、お菓子屋の『和泉屋さん』にはパンが置いてあって、アンパンやうぐいすパンは15円だった。最初のお小遣いは一日置きに10円だったから、買えるパンは食パン2枚かコッペパン10円…パンに付けるマーガリンやジャムなどもないから、口の中の水分を取られながら、ゴホゴホ言って食べていたような記憶ではありますけれど。だから、手の届かないアンパンやうぐいすパンに憧れた。ジャムパンもあったけれど、身体が欲していたのは「甘さ」であり、ジャムの酸っぱさは、野の木の実で補給できるから問題外^^;
物価が10倍とまではいかないけれど、大人になって容易に手に入るはずのアンパンやうぐいすパンなどの菓子パンは敬遠しているから不思議であります。歳を重ねて、農作業に従事し、小腹が空いた時のおやつ替わりに煎餅や菓子パンを買い求めることが多くなり、また子どもに還っているのかねぇなんて考える。病床で食が細くなった親父が「ジャムパンなら食べられるかも知れない。」などと、普段は口にしなかったはずの菓子パンを欲しがったのには驚いた。『おやじぃ』は相変わらずの「丼飯」であり、それに菓子パンが加わるから冬場は自ずと体重が増える…定番となった温泉療法で、体重を測ると4㎏ほど増えている。糖質制限どころか糖質過多症でありますなぁ…夏には大汗かいて、また3㎏ほど減りますけれどね^^;
『でぶ九郎♂』がまた旅に出て3日め^^;
普段はじゃれ合ったり、喧嘩している『子猫ちゃんず♂♀』でありますが、相方が旅に出てしまうと人肌恋しいのか身を寄せて来る『ツンデレ猫シロ♀』であります。うぐいすパンは、5円足りなくて手が届かないから憧れるのであり、容易に買えるようになると、ある日突然興味を失ってしまう。そうそう、早世した同級生の『ポテラ』は幼稚園の頃、カステラ生地の「りんごジャムパン」をお昼に食べていた^^; 甘い物を欲していたはずなのに、カステラ生地のパンには興味を覚えなかった。好みが違うと言ってしまえばそれまでですけれど…まぁ、ほのかな恋心が芽生える少年期の憧れの女性にも似ている。手が届かないから憧れるのであって、手が届けば只の女性(ひと)…恐らく、ゲップもすれば、オナラもするだろう^^;(一度、緊張が緩んで、屁をこいたオッカーを笑ったら、酷く怒られた…決して、オナラをしない女性であるなどと夢にも思っていなかったのだけれどね^^;)
憧れのパンも憧れの女性(?)も普通の物(者)であると悟った今、次に憧れる物は何であろうかと考える。「天体望遠鏡」…冬の星座観測は、寒くて叶わん!もっとお金を…そこそこに食っていければ十分でしょう。月に行って、「かぐや姫」とデートなんて如何ですかねぇ?某中国の宇宙戦略で先取りされないうちにね(笑)