「2021年産米」をいただきます^^;
稲刈り後に脱穀調整を済ませ、一袋(30㎏袋)に満たない残りが出るから、それはサッサと精米して「新米」としていただく。米作りをして、唯一の楽しみ(優越感)と言えますなぁ^^;(その後は古米を食べ続けなければいけないのだけれど…。)農家の自家保有米を一人当たり60㎏(一俵)として、東京で働いている二女の『も~ちゃん』の分も含め、5俵(10袋)も確保すれば十二分なはずなのだけれど、11袋ほど確保しているから、我が家では結構お米を食べている勘定になる。(今年、1袋余剰が出たのは、オッカーの実家に贈答米として使わなかった影響かな?)
昔は、農家の自家保有米を100㎏と計算していたはずだから、農家と言えどもお米を食べなくなってしまったのでありますよ。子どもの頃に『米を食べるとおバカになる。』という某業界の悪意(?)ある宣伝もあったはずだから、『おやじぃ』も実証実験の成果が出て、『おバカ』になったに違いない。しかしなぁ…脳みそ(脳神経)は、糖質(ブドウ糖)のみが、そのエネルギー源となるはずだから、当世お流行りの「糖質ダイエット」も『おバカ』を作り出す原因にもなるのではなかろうか?なんて要らぬ心配をしておりますよ…結局のところ、「エネルギー保存の法則」はダイエットにも当てはまるものであり、摂取エネルギー(食物)と消費エネルギー(消化)の差の分だけ、蓄え(肥満)になるのだろうと思うのだけれど^^;
この節、太り過ぎのハムシも見かけるが…
それは「肥満」ではなく、産卵を前に卵嚢が肥大化しているだけなんですけれどね^^;
さて、『オラだの農協』に出荷している「夏秋・抑制キュウリ」も、米穀業者に出荷している米も「トレイサビリティ」というやつで、種苗から肥料、使用農薬の明細書の提出が求められております。工業会では当たり前の手法で、製品の品質向上や安全意識の高まりに応えて行くには当然と思えるのでありますよ。しかしねぇ、「無知」と「無意識」の内に、稀に禁止薬剤が使われてしまっている場合があって、抜き打ち検査の結果、残留農薬があったなんてことがニュースになることもあるようで…。もう40年以上も前の話になりますが、「ハスモンヨトウ」という蛾の幼虫食害が問題になりまして、効く(殺虫効果のある)農薬が無いと大問題にもなりました。(一部業界内の話ですが^^;)「安全第一」は十分理解しているつもりですが、目の前で作物の葉っぱがバリバリ食べられてしまうのも我慢できるもんじゃないですよ。
さて、田んぼには、ドジョウやトンボ、タニシが帰って来たような気がする。その一方ではザリガニやトノサマガエルの数が極端に減ったような気もする。使用薬剤の毒性が、限定的(対象害虫、雑草の選別)になったということもあるけれど、ザリガニやトノサマガエルは「鉄コン水路」の普及も影響しているような気もするけれど?トノサマガエルに至っては、朝起き(産卵時期、成長のスピード)が悪い影響で、昨今の作付けサイクルに適応できていない気もするんですよ…。生物に優しい農業は、当然、人(消費者)にも安全な農業と言えるのかも知れませんが、作業者に優しいかというと少々疑問も残るところでありますよ。「レジ袋の有料化」はミクロな環境対策…もっと大きなところで炭素排出量を抑えなければならないはずだけれど。小さな園地でミクロな環境を考える『おやじぃ』ではねぇ…脳みそに糖分が不足したようである。朝飯にしよう(笑)