あさイチから「クロスズメバチ」の来襲?
地域とのつながりで、かれこれ15年以上続けているだろうか?県管理河川の堤防内の草刈りをすることで、流下障害物(灌木類)の除去、伐採には効果を上げていると思いますけれど…。この反対側は「桜会」という組織で、遊休地に植えられた桜の木の管理(草刈り)を行っているのですが、河川敷内は、助成金決定が遅いため、毎年今頃の草刈りになってしまうのでありますよ^^;
時間にルーズな『おやじぃ』は、集合時間に2~3分遅れてしまったのだけれど、現場に到着すると『親方』が頭を叩きながら逃げて来た。「やっちゃったな!」…50mほど逃げても、まだ頭を叩き続けているから、頭に巻いたタオルを外して、応援に駆け付けると…「クロスズメバチ」が5匹ほどまだ追いかけて来る。『おやじぃ』には「戦闘モード」に入っていないようだから、タオルで叩きながら軽トラックのキャビンに避難させましたけれど、黒っぽいジャンパーが仇になったようである。「敵」として認識した者への「記憶」が刷り込まれているんだろうなぁ…なんて妙なところに感心してしまいましたよ。手を2ヶ所、頭を1ヶ所刺されてしまったようでありますが、呼吸に乱れナシ…「念のために車で10分ほど休んでいて。」とアドバイスはしたものの、病院に行ったのでありますよ。(自分で運転するということの方が危険な気もするけれど…。)3日程前にも刺されたらしく、「蛮勇」で駆除を試みたのだろうけれど、敢え無く「返り討ち」…まずは、大事に至らず良かった、よかった^^;
2時間程度で草刈り完了!
「クロスズメバチ」は土の中に巣を作り、比較的温厚な性格であるはずですが、やはり自分の『生活圏(生活権)』に侵入する者には容赦ないようでありますなぁ。『おやじぃ』の生活の場は、平場地帯だから「キイロスズメバチ」が主で「クロスズメバチ」の大群を見たのは初めてでありますよ。「キイロスズメバチ」も土の中に巣を作ることがあるから、荒地の草刈りには気を付けなければならないのでありますけれどね…気付いたら近付かないのが鉄則だわなぁ。(土の中というのが厄介なのだけれど。)
田舎なのだけれど、それでも都市化は進んだつもり…荒れた河川敷に沿って、カモシカやクマ?が現れることもある。人間が勝手に決めた「行政界」などというものが、彼らに通用するはずもなく、彼らの「生活圏」内に有力者が居れば、餌や雌を求めて「新天地」に移動を試みる『二番手候補者』かな?なんて勝手に考えておりますけれど…。広大な野生保護エリアならともかく、狭い森林地帯に生息密度を高めて保護しようなどという考え方が間違っているのかも知れない。
森林地帯(山手)に多いと思われる「クロスズメバチ」が、平場の河川敷に営巣していたということを喜ぶべきか、生活環境が荒廃していると言うべきか…自然とのお付き合いは「微妙な部分」でクロスする。河川堤防上は「自転車道」が整備され、犬の散歩、ジョギングとご近所の方々も早朝から利用されているようですしね…「ハチの巣有り」などと看板を立てなくても、荒れているから川辺まで降りて行く人もいないだろうけれど。それぞれがそっとしておいてくださいと、「生活圏」を分け合うことって難しいよなぁ。