その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

浄化作用とは…

2021-10-14 09:09:16 | 転職

この「風見鶏」実は固定されています^^;

衆議院解散の詔書が読み上げられ、解散が宣言されたとき、失職した議員たちは「万歳三唱」をする。そして、12日間の選挙戦を勝ち上がった者たちが、また「万歳三唱」をする。本来は中国皇帝の長寿を祈念する「千秋万歳」の後半を取ったものだから、高々4年間の任期(任期満了解散も少ないのだけれど^^;)に「万歳」と発するのも如何なものかとも思うのでありますが、「我が世の春よ、永遠に!」と支持者とともに喜ぶのでありましょうか?
中選挙区制が小選挙区制に替わり、風の吹き方によっては、地滑り的に政権交代も有り得る選挙制度になったと言われるのだけれど、都市部と違って田舎では、立候補するオジサンたちの顔ぶれが固定化してしまっている。小選挙区で落選しても、比例区でゾンビの如く復活当選してくるから、投票したところで何も変わらないのではないかと思えてしまう。しかしねぇ、選挙権年齢が18歳に引き下げられて、今度の総選挙が2回目らしいから、若者たちには、一票の行使は、自分の将来像を選択する機会であると思える選挙であって欲しいと思うのでありますよ。『おやじぃ』たちは「腐っていても社会党、投票所では自民党」の世代であったから、有力候補は固定され、議席数の配分もまた固定化されてしまっていた。ある投票所で代理投票を申し出たお婆ちゃんが「可哀そうだから、一番ゲッポ(最下位)になりそうな人に投票する。」と記載者に言っていたのには笑えたし、町議会選挙では寝たきりのお年寄りをリアカーに乗せて投票させるという猛烈な支持者も居りましたっけ…もう、そんな熱はどこにも感じないのでありますよ。


「ダメだこりゃ~!」って言うなよ^^;

「熱」は蓄積し、次第に膨張し、最後は爆発する…「熱」が冷めてしまった以上、爆発の危険性はないな^^; 『風見鶏』と揶揄される『政治屋さん』は、風の吹く方向を見定めないと御身が危うくなってしまう。しかし、考えてみるに「風見鶏」は風に向かって(逆風)に顔を向けているのである。『おやじぃ』の場合は、追い風(順風)を良しとする性格であるから、『風見鶏』以下なのかも知れない。
「努力や苦労は必ず報われる。」などという考え方は、当の昔に捨て去ってしまったような気もする。「運、不運」で片付けてしまう向きもあるけれど、『運気の風』は、誰にでも平等に吹いているとは思う…あとは、その微妙な風向きに気付けるか、気付かないで生きているのではないかなんてね。
安定していたはずの勤め人という立場を捨てて、『お百姓さん』に身を置き、少々貧乏しても、今のところ何とか暮らしていけている。(親父が亡くなって10年間、これでも何だかんだ試行錯誤を繰り返し、準備作業はしてきたつもりである。突然に辞めてしまった訳ではないのですよ。)今は、少々お疲れモードなので、「正常な退職年齢に達したのだから半年くらい休憩!」くらいの気分でありますが。
さて、問題は若者世代…まだ、マイコンがパソコンと呼び始められた学生時代に、このままコンピュータ化(今では「IT化」と呼ぶのかな^^;)が進めば、『ナッパ服組(製造業従事者)』は職を失ってしまうのではないだろうか?なんて主張していた『おやじぃ』である。案の定、所得分配の二極化が進んでいる。もしも「選挙制度」に「自浄作用」というものがあるのならば、甘い言葉に惑わされずに『落とすべき者』は落とすべきである。それでも「落ちなかったら」…反対票が多かったと自らの「自浄作用」に期待するしかないかぁ…「万歳!万歳!万歳!」の『漫才三唱』ですぐ忘れてしまうか(笑)

コメント
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