秋には「アケビ」を食べないとねぇ^^;
春は「アケビ」の新芽を摘んで、お浸しにして食べる。(量を確保するには手間が掛かりますけれど^^;)秋は割れた実を取って、中の白い部分(胎座)を食べる。(これは、お子ちゃまのおやつだわ^^;)『おやじぃ』たちは、アケビの皮の部分を食べる。味噌で味付けした挽肉やキノコを中に詰めて、タコ糸で結って油で揚げれば、ほろ苦さが格好のおつまみでありますよ。(この苦さが苦手という人も居りますけれどね。)山菜類は『キドさ』が命…苦味でもなく、えぐみでもなく、山形弁でいうところの『キドイ』味を楽しむのでありますよ。
お米の集荷業者さんから、ようやく精算書が届きましてね、やはり今年は全量一等米…カメムシ用の薬剤を変えたことが功を奏したようであります。しかし、一俵当たり2,000円の価格ダウンは、小規模農家といえども痛いですねぇ…かと言って、消費者米価は、恐らく下がらないだろうと思いますよ。お米にも入札制度が導入されて、折からのコロナ禍で消費量が落ちているとの説明理由ではありますが、3年程掛けて、入札価格に応じて順次精算されていく。一俵当たり数百円から千円単位で、精算金が振り込まれるのですけれど、価格決定の仕組みさえ良く分からない。差益はみんなに「分配」されるのだろうけれど、スーパーのお米の値段が下がったところを見たことがありませんのでね、きっとどこかに消え去ってしまうのでありましょう。(悔しかったら、資本金を蓄えて集荷業者になれば良いのである^^;)
『おやじぃ』…落ち込むなよ!
今年は主力の「キュウリ」も価格の乱高下を続けております。良品(50本パレット詰め)、通常流通品(5本袋詰め100本ひと箱)それぞれが、ひと箱当たり1,000円以上値を下げている。昨年は、福島県産の「夏秋キュウリ」が春先の降雨で被害を受け、今年の「抑制キュウリ」は台風害で初期の出荷が出遅れた影響で好価格…今は、関東方面のキュウリが出始めたんでしょうねぇ、最盛期より2,000円程値を下げていますから。結果は昨年並みといったところでしょうか。単価が悪かった部分を収量でカバーしたということになりますが、その分「運賃」が嵩みますので収益は落ちるかも?これまた、嫌なら止めちまえということになりますわなぁ^^;
最近「ニューノーマル(新たな常態)」という経済用語があるようで、世界経済はリーマンショックから回復しても、以前の姿には戻れないという認識から生まれた言葉らしい。こうした世の中にあっては、何をすれば食って行けるのかねぇ…「成長なくして分配なし。」新総理も当たり前のことをおっしゃっておりますけれど、分配すべき「パイ」が無いのに「分配する。」ってどういうことよ^^;
「アフターコロナ」で経済活動が動き出したとしても、お米やキュウリを倍食べてくれるということでもありますまい。それより何より、地元食品加工業のダメージを考えると、よく持ちこたえているなぁなんて考えてしまいますよ。「世の中は、絶えず変化しているんだよなぁ。」…変化に着いていけないなら、変化を楽しむことにしますか^^; 相も変わらず「アケビ」をつまみに飲んでいるくせにね…こちらは、季節の変化を楽しんでいるんですぅ(笑)