人間換算年齢では73歳ですが…
「私がオバさんになっても(歌)」は1992年6月に発表された森高千里さんの16枚目のシングルである。当時、森高は23歳、『おやじぃ』32歳…既に30年の月日が経過しておりますが…。いつの間にやら、近所の子どもたちに「オジちゃん」と呼ばれても抵抗はなくなり、むしろ「ジィちゃん」と呼ばれたとしても受け入れざるを得ない年齢となっているから、今さら「お前さんの爺ちゃんではない!」などと目くじらを立てることもない。子どもたちからみたら、お顔に深く刻まれた『年輪』は、「ジィちゃん」の呼び名に相応しい風貌になっているに違いないのだから(笑)
ちなみに「オバさん(オジさん)」と呼ばれ始める平均年齢は44歳7ヶ月(44歳10ヶ月)、呼ばれなくなる平均年齢は60歳3ヶ月(60歳1ヶ月)という調査結果がある。何だ、「オジさん」と呼ばれたならば、喜ばしいことではないかなどと、独りひねくれて考えておりますが…。歌詞の中では「派手な水着はとてもムリ」「ミニスカートはとてもムリ」と続くのでありますが、作詞された当の森高さんも現在54歳、相変わらずの『美脚』を披露しておりますなぁ。(これ以上書くと、見た目ハラスと言われそうだから止めておく^^;)…『イタイ』と感じるか、「オバさん(オジさん)」と感じるかは、それぞれの内心の問題であって、口に出してしまうから叩かれる。麻生副総裁も心の中に留めて置けば良いものを、口にしちゃうからねぇ…役職者であるのだから「上川大臣」とさえ呼んでいれば何の問題もないはずなのに(笑)
「白ウド」…噛み砕けない^^;
さて、森高さんも麻生副総裁も『おやじぃ』にとっては関係のないどうでも良いことなのだけれど、この前のアルバイト先で、ハタと困ったことが起こりまして…ホテルでトイレを拝借したいと思ったのでありますが、どうも従業員用のトイレの場所が分からない。業務用エレベーターですれ違った女性に「すいませ~ん」と後ろから声を掛けたのだけれど、振り向いていただけない。『お嬢さん』と呼ぶ年齢層ではないし、『オバさん』では大変失礼である。結果、「おネェさん」と呼んだのでありけれど、旅館業界では「給仕、酌婦さん」への声掛けのような気がしましてねぇ。(事務員風の女性は振り向いてくれましたけれど^^;)
はてさて、何が言いたいの?つまり~名前も知らない女性に対する『適当な』呼び掛けの言葉を知らないのである。『おやじぃ』が少々若い頃なら、年配者には『おかあさん』でも通用しましたが、それさえ独身かどうかは分からない。「アンダのような息子は居ません。」と返される場合もありましたけれどね^^; 自分自身が十分に歳を重ねて、相手に『オバアちゃん』も失礼である。かつて、アナウンサーが会場のご婦人層に「お嬢さん」と呼んでおりましたが、『おやじぃ』の面体では怪しまれるに違いない。フランスの行政文書では「マドモアゼル」は使わないという記載もありましたけれど…「マダム」じゃ~飲み屋の女主人のイメージが強過ぎましてねぇ。どなたか、『適当な』呼び掛けの言葉を知りませんかねぇ?ちなみに、73歳の我が家の『柴犬コウ♀(本名:さくらさん)』は、登録名の『小町ちゃ~ん』にも『さくらさ~ん』にも反応しないから、「おい!バァさん!」と呼んだら首をもたげましたけれど(笑)