道路沿いの「竹林」が怖い?
「これっぽっちの雪で交通渋滞ですか?」…首都東京に雪が降ると地方で起こる声である^^;
しかしねぇ、今回の首都圏の大雪を経験した『おやじぃ』からすると、雪国の人間だって、凍結した歩道を革靴で歩けば転ぶ。(そもそも冬に革靴を履かない。)氷点下でサラサラの雪が積もった除雪されていない坂道は、スタッドレスタイヤを履いていても登れない場合がある。(湿った少量の雪でもノーマルタイヤで走行するなんて自殺行為である。)雪国の人間だって、雪の降り始めの頃は、加減が分からずに路外に飛び出す輩も存在する。(今年は小雪で走り慣れていないから『おやじぃ』だって、走ってみて怖さを感じる。)etc.とまぁ、首都東京の方々を擁護してあげよう(笑)
だいたいねぇ、草津温泉まで出掛けて思うのは、これだけ雪が降っているのに、店舗は「駐車場除雪」をしないのかい?そもそも『スノーダンプ』という雪国の『世紀の発明品』が無いのかい?道路除雪用の重機が無いのかい?(すれ違う除雪車は、排土板をつけたトラックと融雪剤散布車だけである。)つまり~雪が降らないから、そもそも「雪に対する備え」というものが存在しないのではないかと思うのでありますよ。そんな状態を物知り顔で、鼻で笑っても仕方がない。我が在所だって、台風の直撃などまずないから、「雨戸」というものは存在せず、目立った洪水もないから「無堤防エリア」が存在し(最近、都市型洪水は起こっている。)大きな地震もないから備えもしない。(だって、海が無いから津波を恐れる必要もない。)よくよく考えてみると、雪さえ無ければ、災害の無い住みやすい土地柄なのである。その雪とて、夏には田んぼの水として土地を潤してくれるのだから…。
荷積みを終えて今日も草津へ
さて、こうしてみると、それぞれの地域に特有の『災害』に対して、常日頃から「備え」があるかどうかという違いの差だけあるような気がする。東京の方々を笑うべからず…その「笑い」は必ずや自身へ還って来るのではなかろうかなどと思ってしまうのでありますよ。むしろ、人、モノ、金が集中する首都東京…2tトラックを走らせながら、通行止めの高速で待機する大型トラックの数の多さに驚き、果たして『交通途絶』してしまうような災害が起こった場合、大量消費を支える『お荷物』が東京へ運べるのかという危機感さえ感じるのでありますけれどねぇ…。
はてさて、荷積みを終えて、今朝も早朝から草津温泉へと向かいます。道路の雪は、もう融けているだろうと思いながらも、凍結していないだろうかと心配になってくる。突然ですが、前回、怖いと感じたのは道路脇の竹林…平時は何の問題もないのだろうけれど、着雪して道路側にしなだれていましたよ。道路には「建築限界」というものがあって、道路境界線上4mの高さまで、支障となる構造物は設置できないはずであるのだけれど、自然の『障害物』が発生するのよねぇなんて感じたところでありますよ。雪道で転んだ人を笑うより、まずは自分の心配を…東京の豊かさは、深夜便のトラック運転手に支えられているのよ。アタシャただのアルバイターですけれどね(笑)
それでは、安全運転で出掛けることにいたしますかぁ…。