その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

重荷とひがみ

2024-02-28 06:39:36 | 転職

担う『モノ』が重すぎる^^;

観音さまを追っかけてばかりいると、こちらのお口が干上がってしまうので、久しぶりに、そして真面目にお仕事をすることにいたしましょう…1年後には新規の事業計画を策定しなければいけないので、未着手の工事要望箇所を見て回り頭に叩き込んでおく。手持ち予算で事業を進めていたら、あと20年間は掛かる勘定となる。(当然、『おやじぃ』は息をしていないだろうし、それを管理する農家戸数も減少し、村社会も大きく変質しているに違いないと思いながら…。)
集落を巡る水利は、田んぼ(農家)のためだけではなく、田んぼには想像以上の湛水能力(調整池としての役割)があり、雨水下水道や河川改修が進んでいない田舎では、ある意味、防災施設でもある訳なのだけれど、一旦、洪水が起これば行政の不作為を責め立てることはあっても、農家の日々の管理に思いを馳せる方はほとんどいないに違いない。『補助金漬け』の農政を甘いと批判し、非効率な農家は市場経済の場から撤退せよと、『効率至上主義』のオピニョンリーダーが声高に訴えたければどうぞ、どうぞ…洪水、環境荒廃が進んだとしても、『おやじぃ』にはもう関係ない。災害が起これば、むしろ『効率的』な復旧工事で潤えばよい。『儲け話』は、そこいらに転がっているのに、真面目に取り組む者ほど『儲からない』という何故?「農業基本法」の改正が約20年ぶりに改正されようとしているとのことですが、「スマート農業」なんですと…そうそう、これからは農業もスマート(賢く)にならなければ…いや、『儲かる』ヤツの多くは「クレバー(ずる賢い)」なヤツに違いない。スマートに振舞ったところで、何故か『重荷』を背負わされている彫刻のような表情は続くに違いないのでありますよ(笑)


こちら入浴料150円ですが…

さて、天に唾したところで降りかかるのは我が身であるから止めておこう。仕事の終着点は「上山温泉」の共同浴場にしようと決めていた。観音さまから今日は離れようと思っていたのに、共同浴場のお隣は「最上三十三観音 第10番霊場 上山観音」でありましたよ。(全くの偶然です。)『モテる男』というものは、概してこういうものであり、一度捨てても観音さまの方から寄ってくる。(何と不遜な態度であることか^^;)コチラの観音さまの縁起もまた数奇な運命を経ているようであります…お殿様の庇護があったらしく、本堂の立派なこと…。
はてさて、お風呂に入ると地元の業界の方が、背中に「大日如来」を背負って入浴されていた…公衆浴場では珍しい光景ではあるけれど、見ないみない^^; 人は、意識するしないに関わらず、何かを背負っているのかも知れない。(背中に彫りたくはないけれど…)徳川家康が残した「人の一生は重荷を負うて…」という有名な遺訓がありますが、それは成功した方のセリフであって、凡人の場合は軽いに越したことはない。しかしなぁ~最近は「説明責任」という言葉が軽いなぁ。「♯確定申告ボイコット」もトレンド入りとか…「奴らが無申告だから、我々も確定申告をボイコットする。」気持ちも分からなくはないけれど、『〇×ちゃんがやってるから私も』的な幼い発想にも思えてくる。野党の皆さんにも問いたい…『奴らを追い詰めるだけの証拠を握っているのかね?』倫理審査会を公開しても、のらりくらりと逃げられては、不信感は双方に降りかかるようにも思えるが…パフォーマンス合戦に庶民は飽きあきしているんじゃないのかなぁ…重い屋根を背負う覚悟も必要ではと思いますけれど。国民はすでに『ヤラセ』と気付いているかも知れないけれどね(笑)

 

コメント
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