その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夜中の徘徊…

2024-02-10 09:52:30 | 転職

今では珍しくなった『デコトラ』ですが…

第一次『デコトラ』ブームは、1970年代だったとか…「トラック野郎」が上映され、菅原文太さんが演じた『星桃次郎』に憧れて運輸業界を志した若者も多数いたとか…。その頃の『デコトラ』から見たら実に優しい仕様であります。取り締まりの強化や排ガス規制(東京都)、今では荷主のコンプライアンス云々で現場で嫌われる傾向もあるとか…優しいながらも生き残っているようであります。はて、1970年代…『おやじぃ』は大学受験生。当時、文化放送の「走れ!歌謡曲」というラジオ番組(am3:00~am5:00)を聞きながら受験勉強をしていた記憶である。金曜日のパーソナリティ「兼田みえ子さん」がお気に入りで聞き入っていたのだけれど、彼女のその後を知らない。(引退したんでしょうねぇ…Wikipediaにも記載なし^^;)めでたく大学に合格し、上京してからは深夜放送からは離れてしまいましたから…。ドライバー向けの番組だから、演歌が主流で、ドライバーさんとの電話のやり取りもあった記憶ではあるのだけれど、深夜に現場に向かう仕事のスタイルは今も昔も変わりなく、ドライバーさんの『癒し』の時間、番組だったに違いない。『おやじぃ』はと言えば、『立派に育った』おかげでアルバイトの2tトラック運転手…報酬を拘束時間で割り返し、食事代を差し引くと時給1,000円が良いところ…いやいや、これでも待遇は良い方である。名だたる運送会社の下請けの下請けでは、高速道路の走行もままならず、お給金もグッと下がるらしいのだから。「物価上昇を上回る賃金の上昇を後押しする。」…岸田総理!ドライバーの待遇改善が進んだら、さらに物価高に拍車がかかると思いますが…トラック輸送に依存する「物流」の多さをご存じなのだろうか(笑)


タコの入っていない「たこ焼き」?

さて、トラックドライバーに限らず『待遇改善』しなければいけないであろう職種は多々あるようである。老人介護の現場、少子化とは言え保育の現場、そして旅館業etc.と、本来、人が関わらなければサービスが向上しないであろう職種に限って、低賃金がまかり通っているような気がしますけれど…表立っては「賃上げを!」と掛け声をかけても、施設自体が低(定)コスト政策で青色吐息の状態だから、末端の労働者にお金が行き渡る前に、中抜きされているような気にもなる。そうそう『政治屋さん』自身が中抜きをして平然としているのだから、そうした仕事に就いている輩が悪いのよとでも言われているような気にもなってくるけれど…。
はてさて、受験勉強、徹夜の報告書作り、そしてアルバイトと『おやじぃ』は、深夜に活動することが多かったような気がする。(家に帰って、就寝してから起きているから、身体的には『夜型』ではなく、『朝型』だと思っている^^;)『おやじぃ』の場合は、旅行気分で運転を楽しんでいるし、もうお小遣い稼ぎ程度の感覚だから構わないけれど、これからを担う若者たちには、仕事に誇りを持てること…仕事の内容も、そして、裏打ちとなる賃金も必要じゃないかと思いますけれど。深夜、早朝に働くことを『昭和のオジサン』は苦にしないけれど、その内、『おやじぃ』も、今までの生活習慣から意味も無く夜中に『徘徊』し始めるかも知れない…その時は、その時でオッカーよろしく!そのオッカーさえ、交代制勤務だったからどうなることやら…お互いさまで、早いもん勝ちだわ(笑)

コメント
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