路地裏の共同浴場は「あっづいお湯」だった^^;
チャンチャ、チャンチャン、チャンチャラチャンチャン、チャンチャチャンチャンチャン♪
『おやじぃ』のくたびれたお耳には、クラシックギターのイントロがこんな風に聞こえる。そして、この曲が、巨匠 古賀政男さん作曲で、近江俊郎さんが唄った「湯の町エレジー」であろうと想像できる方は、相当なお年頃のはずである。(だって、1948年に発売され、ヒットした流行歌だもの^^;)
この5日間、草津、草津、伊香保、天童と名だたる温泉街へとお仕事に出掛け、結局、一度も温泉に浸かれなかった『おやじぃ』は、悔しいから帰り道に「上山温泉」の共同浴場を訪れてみた。小学校に入学し、一番最初に隣りの席になった『幸ちゃん』は、確かこの街に嫁いだはずである^^;
細い路地裏に古い共同浴場が、5軒ほど、それぞれにあるはずなのですが、トラック運転で不案内だから、駐車場が完備したこの浴場を選んだのだけれど、草津温泉並みに『あっづいお湯』だった。市営の共同浴場だとばかり思っていたのだけれど、番台のオバちゃんと世間話をしていたら、それぞれが個人経営なんですと…内、一館はこの2月で閉館の予定らしい。我が在所の隣り街であり、亡きお袋の実家のある街なのだけれど、「置賜圏」と「村山圏」…同じ山形ではあってもつながりが薄いのよねぇ…。館内のくたびれた「券売機」が異様に気に入り、ああ、あの『幸ちゃん』も『くたびれて』いるに違いないと余計なお世話をする、くたびれた『おやじぃ』でありましたとさ(笑)
昔懐かしい「ドライブイン」の響き…
さて、『くたびれ』つながりで、バイパスの完成で今では『裏道』となってしまった「旧道」を走ってみた。まだ「ドライブイン」があるはずである。(確かにあった^^;)お昼ご飯はラーメンとミニ牛丼セット…家庭では中々出せない『おやじぃ』好みの味付けのミニ牛丼なのだけれど、額には「牛丼」というメニューがない。(惜しいなぁ…)ラーメンは、スープが惜しいなぁ(笑) 鄙びた温泉街とドライブインという文字に、遠くなってしまった「昭和」を思い出したりしましてねぇ…逆にウリになったりして。年老いたバアちゃんが、まだ厨房でお手伝いしてましたけど…。
はてさて、お店のテレビを観ながら、旧安倍派の『五大老』が政治資金収支報告書を訂正などというお決まりの結果を知りまして、あまりにも『規定路線』の結末だから、もう怒る気にもなれない。ただねぇ…日付も会食相手も『不明』で済むならば、もう税務署なんて必要ないね^^; ラーメン屋さんで15万円の支出?今日のお昼ご飯を150食ほど食べた計算になる。そうである!このドライブインも『〇×先生御用達』という看板を掲げて、お客さんが食べた請求書を『先生』の事務所に送ればお支払いいただけるかも?(公職選挙法違反…選挙区がまったく違うので違反にならないんじゃないの?ましてや高度な政策立案のための庶民の重要な食事会なのだから^^;)野村俊夫さんが作詞した「湯の町エレジー」は、「あわい湯の香も 路地裏も♪ 君住む故に なつかしや♪」と続く…もう少し、路地裏に住む君(庶民)のことにも思いを馳せていただけたなら…ちなみに、「エレジー」とは、悲歌、哀歌と訳すらしいのだが(笑)